第3文型SVOを基礎から確実に理解しよう!

第3文型SVOを基礎から確実に理解しよう!

 

以前、第4文型SVOOのページなどで〝文型は動詞の使い方〟という話をお伝えしました。5つある文型を決めるのは、文型ということです。様々な文型を理解し応用するためには、それぞれの文型で使われる動詞の使い方をマスターすることが重要です。

 

今回は「第3文型SVO」についてお伝えしたいと思います。

 

第3文型SVOが解ると以下の問題が出来るようになります。

第3文型SVO 2

 

以下の文章の中から第3文型の文章を選んで下さい。

 

1.She became a teacher.

2.I enjoy traveling around Europe.

3.I told him the news.

4.He knows how old she is.

5.They got tired.

6.He doesn’t know what to do.

7.I grow some vegetables.

8.I don’t know if she will come or not.

9.The signal turned red.

10.I teach English to my students.

 

 

第3文型SVOのポイント

 

第3文型SVOを理解するポイントは以下になります。

 

他動詞であることを理解する。

目的語の部分にどのような文法事項を配置出来るか?理解する。

第3文型とその他の文型の関係を理解する。

 

 

第3文型とは?

第3文型SVO 3

 

 

第3文型SVOとは以下のようなパターンの文章です。

 

1.Iknow Taro.(私は太郎を知っている。)

2.I meet Taro.(私は太郎に会う。)

 

・主語(S)+動詞(V)+目的語(O) というパターンの文の事を第3文型と呼びます。

 

この文型を理解する時に重要になるのが、目的語についての理解です。英語では名詞を配置出来る位置は決まっていますが、目的語はその一つです。目的語には必ず名詞が来ます。目的語の理解が難しければ、以下のように考えると解り易いです。

 

日本語で考えた時は以下の様な形になります。

 

・私は新聞を読む

・私はケンに電話をかける。

 

「~を」や「~に」が付いてくる動詞です。(〝~を〟や〝~に〟でない場合もありますが、多くはこのような形になっています。) 全ての動詞に「~を」や「~に」が付くわけではないですが、英語の動詞の中ではこの形が一番多いです。このようなタイプの動詞を他動詞と呼びます。詳細を知りたい方は・・

 

自動詞 他動詞 見分け方 もう悩まないで! を参照してみて下さい。

 

さて、上記の日本語を英語にすると、以下のような形になります。

 

・I read newspaper.

・I call Ken. 

 

日本語の「~を」と「~に」の部分に「newspaper」「Ken」(=共に名詞)が配置されています。

 

第3文型SVOはこのように・・・

 

主語+動詞+目的語 という形のことです。

 

第3文型と不定詞など(目的語に配置出来る文法要素)

第3文型SVO 4

 

第3文型SVOは上述したように「主語+動詞+目的語」という形で、目的語の部分には名詞が来る のですが、名詞の部分には名詞だけではなくて、名詞の働きをする言葉を配置することも可能です。様々なSVOパターンについて以下に例示します。

 

1.I eat chocolate.(私はチョコレートを食べる。) 

・目的語の位置に名詞を置いた形です。

 

2.I want to eat chocolate.(私はチョコレートを食べたい。)

・目的語の位置に不定詞の名詞的用法を置いた形です。

 

3.I enjoy dancing.(私は踊ることを楽しむ。)

・目的語の位置に動名詞を置いた形です。

 

4.I know that he is a student.(私は彼が学生であることを知っている。)

 

・目的語の位置に接続詞 thatを置いた形です。

 

5.I don’t know if he will come or not.(私は彼が来るかどうか知らない。)

 

・目的語の位置にif 節を置いた形です。

 

6.He knows whether she bought it. (彼は彼女がそれを買ったかどうか知っている。)

・目的語の位置にwhether 節を置いた形です。

 

7.I don’t know what to say.(私は何を言うべきか分らない。)

・目的語の位置に疑問詞 + to doを置いた形です。

 

8.I know where she bought it(私は彼女がどこでそれを買ったのか知っている。)

・目的語の位置に間接疑問文を置いた形です。

 

 

第3文型 第4文型 違い

第3文型SVO 5

 

動詞 人 物 という配列で単語を並べる第4文型SVO1O2の動詞を第3文型SVOに書き換えさせる問題などがあります。例えば、以下のような形です。

 

1.I gave him the pen.第4文型(svo1o2)

2.I gave the pen to him.第3文型(svo2前置詞o1)

〝私は彼にそのペンをあげた〟 

 

上記のような例で「和訳をした時の意味はどちらも同じであるけれど、第4文型で書いた時と、第3文型で書いた時の、ニュアンスの違いは何なの?」と疑問を持つ方も多いと思います。

 

そこで、辞書の説明をチェックしてみました。まとめてみると以下のようになります。

 

第4文型で書いた場合〝誰に「何を」与えたか〟、第3文型で書いた場合は〝何を「誰に」与えたか〟に焦点を置いた言い方 である。(※参照 TAISHUKAN’S GENIUS  second edition) 

 

※第4文型を前置詞を使って第3文型に書き換える形について興味がある方は〝第4文型SVOO動詞の注意点〟を参照してみて下さい。

 

 

 

第2文型SVCと第3文型SVOの見分け方

 

英文法書を読むと〝SとCはイコールの関係にある〝 〝SとOはイコール関係にない〟などと書かれています。これでは〝ごちゃごちゃして分らない!〟という方は以下のように考えると良いです。

第2文型SVCと第3文型SVOの見分け方は・・・ 

 

〇=×の関係が成り立てば⇒第2文型SVC

×であれば⇒第3文型SVO 

〇の部分には主語、=の部分には動詞、×の部分は動詞の後ろに来る単語 と考えて下さい。

 

さて〝そもそも、これをどうして理解する必要があるのか?〟と疑問に思う方もいると思います。これを理解するには以下のような2つの英文を比較しながら考えてみると良いでしょう。

 

1.A photographer turned a teacher.(写真家は先生になった。)

2.She turned a corner.(彼女は角を曲がった。) 1番、2番ともに動詞 turn を使っていますが、訳し方が異なっています。

 

1番は turnが自動詞〝~になる〟という意味で使われており〝A photographer = a teacher〟という関係が成立しているので 第2文型SVCとなります。

 

2番は turnが他動詞〝~を曲がる〟という意味で使われており〝She ≠ a corner 〟という関係が成立しているので 第3文型SVOとなります。

 

動詞によって訳し方が違ってきます。turnのように1つの動詞が複数の文型で使える場合があるので、このような問題が起きてきます。

 

上記のような英文を見ていると〝前後関係や文脈で分るのではないか?〟というようにも思えますが、SやCやOの部分に自分の見たことがないような固有名詞が入ってくる場合もあります。ですから、S=CとかS≠Oとかを知っておいた方が英文理解の判断材料が増えて良いでしょう。

 

以下で第2文型SVCと第3文型SVOどちらでも使える動詞と例を記したいと思います。

 

第2文型SVCと第3文型SVOの両方で使える動詞

 

以下が第2文型SVCと第3文型SVOどちらでも使える動詞と例文です。

 

・become 

・~になる 第2文型

・~に似合う 第3文型

 

・He became a teacher.(彼は先生になった。)

・This new suit becomes you.(この新しいスーツはあなたに似合う。)

 

・taste

・~な味がする 第2文型

・~の味見をする 第3文型

 

・This chocolate tasted bitter.(このチョコレートは苦い味がした。)

・I tasted the chocolate.(私はそのチョコレートを味見した。)

 

・get

 

・~になる。第2文型

・~を手に入れる。第3文型

 

・She got nervous.(彼女はいらいらした。)

・She got a new bicycle.(彼女は新しい自転車を手に入れた。)

 

・grow

 

・~になる。第2文型

・~を育てる。第3文型

 

・It grew dark.(暗くなった。)

・I grow potatoes.(私はじゃがいもを育てている。)

 

冒頭の問題解説

第3文型SVO 6

 

・冒頭の問題解説です。

 

・1番の問題「She became a teacher.」(彼女は先生になりました。)

・文型は〝第2文型SVC〟です。

 

・2番の問題「I enjoy traveling around Europe.」(私はヨーロッパを旅して廻ることを楽しむ。)

・文型は〝第3文型SVO〟です。

・動名詞を目的語にしています。

・enjoyはmegafepsの一つ、動名詞のみを目的語にとる動詞です。

 

・3番の問題「I told him the news.」(私は彼にそのニュースを伝えた。)

・文型は〝第4文型SVOO〟です。

 

・4番の問題「He knows how old she is.」(彼は彼女が何歳か知っている。)

・文型は〝第3文型SVO〟です。

間接疑問文が目的語になっています。

 

・5番の問題「They got tired.」(彼らは疲れました。)

・文型は〝第2文型SVC〟です。

・getはこの場合「~になる」の意味で使われています。

 

・6番の問題「He doesn’t know what to do.」(彼は何をするべきか分かりません。)

・文型は〝第3文型SVO〟です。

・目的語の部分で疑問詞+to 不定詞 が使われています。

 

・7番の問題「I grow some vegetables.」(私はいくらかの野菜を育てています。)

・文型は〝第3文型SVO〟です。

・growはこの時「~を育てる」の意味で使われています。

 

・8番の問題「I don’t know if she will come or not.」(私は彼女が来るかどうかわからない。)

・文型は〝第3文型SVO〟です。

・目的語の位置でif節を使っています。

 

・9番の問題「The signal turned red.」(信号は赤になった。)

・文型は〝第2文型SVC〟です。

 

・10番の問題「I teach English to my students.」(私は私の生徒さん達に英語を教えます。)

・文型は〝第3文型SVO〟です。

・teachは第4文型で使えますが、この場合前置詞を使って書き換えています。

・第4文型から第3文型に書き換える時はteachは前置詞toを使って書き換える動詞です。

 

 

 

重要文法用語まとめ

 

・自動詞

・他動詞

名詞

第2文型SVC

第4文型SVOO

第5文型SVOC

・目的語

・補語

不定詞の名詞的用法

動名詞

名詞節 that

if 節

whether 節

疑問詞 + to do

間接疑問文

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

第3文型は目的語を取る動詞で、目的語の部分には名詞を含む名詞的な役割をする文法事項を配置することが出来るところがポイントになります。

 

 

第3文型SVO 1
2018年1月18日 | カテゴリー : 動詞, 文型 | 投稿者 : HOSHINO

suggest that 使い方に気を付けて!

suggest that 使い方に気を付けて!

 

※2018年3月8日加筆

 

英文法の問題集を解いていると 『suggest that I(   )~』のような形で、(  )内に入れるものを尋ねる問題などが出てきます。

 

今回は suggest that について説明したいと思います。

 

 

suggest that が理解出来ると以下の問題が出来るようになります。

suggest that2

 

・以下の日本語をsuggest thatの形を使って英訳してみて下さい。 

 

1.彼らは彼の業績にがっかりしたと言いました。

2.彼女は私がそのコンピューターを使うべきだと提案しました。

3.私はそこへ一人で行ったとそれとなく言いました。

4.彼女の母は彼女が今それをやるべきだと提案しました。

 

・以下の(   )内に入る選択肢を選んで下さい。

5.The teacher suggested that he (        )the course.

(その先生は彼がそのコースを取るように提案しました。)

A:took  B:takes  C:should take

 

6.He suggested that she (    ) aware of the criticism.

(彼は彼女がその非難に気付いていたと示唆しました。)

A:be  B:is  C:was

 

7.My friend suggested that he (       ) on the theme.

(私の友人は彼がそのテーマに焦点を当てるよう提案しました。)

A:focused  B:focus C:focuses

 

 

suggest that ポイント

 

2つのsuggestの意味に気を付ける!

that 以下どのような形になるのか?シッカリ理解する。

どのような動詞が同じような形を取れるのか?

 

 

suggest の気を付けたい2つの意味

suggest that3

 

 

suggest that の語法は〝suggest〟の意味によって変わります。意味によってthat以下の語法に大きな違いが出てきます。ですから、まず2つの意味をシッカリと確認しておくことが重要です。

 

1.suggest that ~ ~を示唆する(~をそれとなく言う)

2.suggest that ~ ~を提案する 

 

という2つの意味があります。

 

以下でそれぞれの意味における語法について記します。

 

suggest that の語法

 

・suggest that ~が〝~を示唆する〟という意味の時はthat以下に関しては一般的な形で書けば良いです。

(※thatの使い方について詳細を知りたい方は・・〝 接続詞 that 名詞節はこれでスッキリ! 〟を参照してみて下さい。)

 

例えば・・・以下のような例文です。

 

1. They suggested that he was the source of the information.(彼らは彼が情報源だと示唆しました。)

2.Some suggest that she was born in Japan.(彼女が日本生まれとする説もあります。)

 

・suggest that ~が〝~を提案する〟という意味の時はthat以下に関しては少し変わった形になります。この形が大学受験を初めとする試験問題などでは、文法問題としてよく登場します。以下で例を記します。

 

3.They suggested that he be given another week to come to Tokyo.(彼らは彼が東京に来るためにもう一週与えられるべきだと提案した。)

 

4.Her father suggested that she should go to college.(彼女の父は彼女が大学に行くべきだと提案した。)

 

5.I suggest that you be more careful.(私はあなたがもっと注意深くあるべきだと提案する。)

 

3番の文章では that以下に〝be〟が付いていたり、4番の文章ではthat以下に〝should〟が付いています。5番でも〝be〟が付いています。suggestの時制が現在でも過去形でも同じようなことが起きています。これは suggest that~ が〝~提案する〟という意味で使う時に起きる形です。以下のような語法になります。

 

suggest that 主語 (should) 原形  〝~と提案する〟should のところに(   )が付いているのは、省略できるという意味です。

 

上の3番と5番の問題で〝be〟という形になっているのは、shouldが省略されているからです。

 

このような形を取るのはsuggest以外にも幾つかあります。以下でそれを記します。

 

suggest that 型の動詞一覧

suggest that4

 

・suggest that 主語(should )原形の形を取る動詞には以下のようなものがあります。

 

・advise(~を勧める)

・decide(~を決める)

・demand(~を要求する)

・insist(~を主張する)

・order(~を命令する)

・propose(~を提案する)

・recommend(~を勧める)

・request(~を頼む)

 

冒頭の問題解説

suggest that5

 

冒頭の問題解説です。

 

1番の問題『彼らは彼の業績にがっかりしたと言いました。』ですが・・

答えは〝They suggested that they were disappointed in his performance.〟

suggestは〝~を示唆する(~をそれとなく言う)〟の意味なので、that以下は通常の形になります。

 

2番の問題『彼女は私がそのコンピューターを使うべきだと提案しました。』ですが・・

答えは〝She suggested that I (should) use the computer.〟

suggestは〝~を提案する〟の意味なので、that以下は〝that 主語 ( should ) 原形〟の形になります。

 

3番の問題『私はそこへ一人で行ったとそれとなく言いました。』ですが・・

答えは〝I suggested that I went there alone.〟

suggestは〝~を示唆する(~をそれとなく言う)〟の意味なので、that以下は通常の形になります。

・aloneの使い方について詳細を知りたい方は・・・ 

aloneの使い方を理解するために必要不可欠なポイント! を参照してみて下さい。

 

4番の問題『彼女の母は彼女が今それをやるべきだと提案しました。』ですが・・

答えは〝Her mother suggested that she (should) do it now. 

suggestは〝~を提案する〟の意味なので、that以下は〝that 主語 ( should ) 原形〟の形になります。

 

5番の問題

The teacher suggested that he (        )the course.

(その先生は彼がそのコースを取るように提案しました。)

A:took  B:takes  C:should take 

答え:C

・suggest 〝~を提案する〟の意味で使っているからです。

・shouldを省略し、takeも答えになります。

 

6番の問題

He suggested that she (    ) aware of the criticism.

(彼は彼女がその非難に気付いていたと示唆しました。)

A:be  B:is  C:was

答え:C

・suggest 〝~を示唆する〟の意味で使っており、suggestedと過去形になっているので、that以下の動詞も過去形にする必要があります。

 

7番の問題

My friend suggested that he (       ) on the theme.

(私の友人は彼がそのテーマに焦点を当てるよう提案しました。)

A:focused  B:focus C:focuses 

答え:B

・suggest 〝~を提案する〟 の意味で使っているからです。

・shouldを付けshould focus も答えになります。

 

 

重要文法用語

 

・suggest that

名詞節 that

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

suggestには2つの意味があり、その意味に応じてthat以下の語法が異なるところがポイントになります。

 

動詞の意味に気を付けながら、問題演習や英作をしてみると案外ラクに覚えられるでしょう。

 

 

 

suggest that1

知覚動詞 語法の違いは大丈夫?

知覚動詞 語法の違いは大丈夫?

 

英語学習において英単語を覚えることは、英語力を付けていく上で大切なことです。

 

一般的に、英単語とその意味をセットで覚えていくことが多いと思いますが、実際に英作文をしたり、スピーキングをする事を考えると、意味だけを知っているだけでは不十分です。使い方まで理解し覚えていくことが重要になります。

 

動詞は特に使い方が色々あります。第2文型(SVC)第4文型(SVOO)第5文型(SVOC)というように文型と関連性があるもの、以前述べた使役動詞のように原形を配置するものなどです。

 

今回の知覚動詞も使い方を理解し、英作文や英会話に役立てて行きましょう!

 

 

知覚動詞が解ると以下の問題が出来るようになります!

知覚動詞2

 

・以下の日本語を英訳してみて下さい。

 

1.私は彼女がそのお店に入るのを見た。

2.私は彼がその川で泳いでいるのを見た。

3.その男達はその女性に車を盗むところを目撃された。

4.彼はその男が背の高い女性に叩かれるのを見た。

 

 

知覚動詞のポイント

知覚動詞3

 

知覚動詞のポイントは以下になります。

 

どのような語法を取る動詞か?

どのような動詞が知覚動詞として使えるか?

原形場合と~ingの場合のニュアンスの違い

知覚動詞の受け身

 

 

知覚動詞の語法

知覚動詞7

 

 

知覚動詞は以下の形で使うことが出来る動詞です。

 

・動詞 目的語 原形

・動詞 目的語 ~ing

・動詞 目的語 過去分詞

 

それぞれの語法については後述したいと思います。

 

知覚動詞一覧

知覚動詞4

 

知覚動詞を英作文や英会話で使えるようにするためには、どのような動詞が知覚動詞になるのか?を知っておく必要があります。以下のような動詞が知覚動詞として使うことが出来ます。

 

・see

・watch

・look at

・observe(~を観察する)

・listen to

・hear

・feel

・notice(~に気付く)

・detect(~を探知する)

 

原形の場合と ~ing の場合ではどのようにニュアンスは違うのか?

知覚動詞5

 

1.I watched someone steel my car.(私は誰かが私の車を盗むのを見た。)

2.I watched someone steeling my car.(私は誰かが私の車を盗んでいるのを見た。)

 

1.の文章では知覚動詞watchで原形が使われていますが、原形を使うと行為の一部始終を見たことになります。〝誰かがやってきて、車のカギを壊し、自分の車を持ち去る〟犯罪行為を最初から最後まで見たことになります。

 

知覚動詞6

 

2.の文章では知覚動詞watchで~ing形が使われていますが、~ingを使うと、行為の瞬間を見たことになります。〝誰かが自分の車を盗む〟瞬間を見たことになります。ですから和訳も『盗んでいるのを見た』となっています。

 

このように知覚動詞は・・・ 

 

原形の場合→行為の一部始終を~する。

~ingの場合→行為の瞬間を~する。 

 

というニュアンスの違いがあります。

 

 

過去分詞の場合

知覚動詞8

 

 

知覚動詞は〝知覚動詞 目的語 過去分詞〟のような形で使うことも出来ます。この形で使う時は〝目的語と過去分詞の間に受動の関係が成立します。

 

・I saw Tom killed.(私はトムが殺されるのを見た)

 

 

目的語(=Tom)と過去分詞(=Killed)のところに 「Tom was killed.」というように受動の関係が成立します。

 

 

知覚動詞 受け身

知覚動詞10

 

・She saw the masked man enter the house.

(彼女は覆面の男がその家に入るのを見ました。)

 

知覚動詞9

 

この文では『知覚動詞 目的語 原形』という形が使われていますが、目的語の部分を主語にして文章を書き換えた時には以下のような形になります。

 

The masked man was seen to enter the house by her.

(その覆面の男はその家に入るのを彼女に見られた。)

 

このように、知覚動詞の目的語の部分を主語として書き換えた時には、原形だった部分がto+動詞の原形(=不定詞)に変わるので注意が必要です。

 

 

冒頭の問題の解説

知覚動詞11

 

・冒頭の問題の解説です。

 

:1番の問題〝私は彼女がそのお店に入るのを見た。〟ですが・・・

 

・答えは『I saw her enter the shop.』になります。enterの代わりにenteringを使うことも可能です。原形の場合は、お店に入るまでの一部始終を見たことになります。一方、entering を使うと、お店に入る瞬間を見た ことになります。

・enter は他動詞で使われているので、inやtoなど前置詞は必要になりません。

 

 

:2番の問題〝私は彼がその川で泳いでいるのを見た。〟ですが・・・・

 

・答えは『I saw him swimming in the river.』です。泳いでいる瞬間になるので、swimming を使う形になります。

 

知覚動詞13

 

 

:3番の問題〝その男達はその女性に車を盗むところを目撃された。〟ですが・・・・

 

・答えは『The men were seen to steal the car by the lady.』になります。知覚動詞を受け身で使った場合に to +動詞の原形 = 不定詞になる点は注意です。

 

 

:4番の問題〝彼はその男が背の高い女性に叩かれるのを見た。〟ですが・・・

 

・答えは『He saw the man hit by the tall lady.』になります。この時のhitは過去分詞のhitです。ちょっと分かりにくいですが・・・

 

動詞hit は(hit-hit-hit)と変化します。目的語(=the man)と hit の部分に受け身の関係が成立するので、過去分詞のhit が入る形になっています。

 

 

重要文法用語のまとめ

 

・知覚動詞

・原形

・~ing

・過去分詞

 

 

まとめ

知覚動詞12

 

いかがですか?知覚動詞の理解は深まりましたか?ライティングやスピーキングで使いこなせる為には・・・

 

知覚動詞はどのような形で使えるのか?を理解する。

知覚動詞で使える動詞を知っておく。

 

ことが重要になります。

 

知覚動詞1
2017年1月23日 | カテゴリー : 動詞 | 投稿者 : HOSHINO

現在完了進行形と現在完了継続 違いは大丈夫?

現在完了進行形と現在完了継続違いは大丈夫?

 

文法書などを読んでいると〝現在完了進行形〟という形が出てきます。

 

よく「現在完了の継続用法と現在完了進行形の違いが分からないです!」と生徒さんから言われます。2つの違いを理解し確実に使い分けが出来るようになりましょう!

 

(※現在完了進行形との違いを理解するためには、現在完了継続の理解が必須になるので、分からない方はまずそちらを読んで確実に理解を深めてから、こちらのページを読む事をお勧め致します。)

 

現在完了進行形が解ると以下のような問題が分かるようになります!

現在完了進行形と現在完了継続 違い2

以下の日本語を英語にしてみましょう!

 

1.彼はこの街で3年間暮らしている。

2.彼女はこの車を2年間欲しがっている。

3.彼は今朝からずっと英語を勉強している。

4.私はこのチームに5年所属している。

 

 

 

現在完了進行形のポイント

現在完了進行形と現在完了継続 違い3

 

現在完了進行形を理解するためのポイントは以下になります。

 

 

現在完了進行形の形を理解する。

現在完了進行形の意味を理解する。

現在完了進行形と現在完了継続用法の違いを理解する。

 

 

現在完了進行形の形

現在完了進行形の形は以下です。

 

have(has)+been ~ing  形です。

 

現在完了と進行形が合体した形になっています。

 

現在完了進行形の意味

 

現在完了進行形は「ずっと~している」という意味になります。

 

『現在完了継続と意味が同じであるなら、どう使い分けをすれば良いの?』と思うと思います。

 

そこで次のところで、使い分けについて述べたいと思います。

 

現在完了進行形と現在完了継続の使い分けのポイント

現在完了進行形と現在完了継続 違い4

 

現在完了進行形と現在完了継続の使い分けには以下がポイントになります。

 

動詞が状態動詞か動作動詞か?

動作が完了したのか?これからも続くのか?

 

 

動詞が状態動詞か動作動詞か?

 

現在完了進行形と現在完了継続を使い分けるためには、動詞が状態動詞か動作動詞か?の識別が重要になります。

 

状態動詞は進行形に出来ない動詞なので、現在完了進行形にもすることが出来ません。このような場合は、現在完了継続を使うことになります。

 

例えば、以下のような形です。 

 

〝私は彼女のことを昨年から好きだ〟 

 

〇 I have liked her since last year.

× I have been liking her since last year.

 

動詞likeは状態動詞で進行形は不可なので現在完了継続で表現する形になります。

 

動作が完了したのか?これからも続くのか?

 

動詞が動作動詞の場合は、進行形可なので「現在完了進行形と現在完了継続の区別はどうしたら良いの?」と思う方もいると思います。

 

この時は、その動作が終わったのか? 進行中でこれからも続くのか?がポイントになります。

 

例えば以下のような例です。

 

「私はこの部屋を今朝から掃除している」

A:I have cleaned this room since this morning.

B:I have been cleaning this room since this morning.

 

A文は、今朝から掃除をずっとしているが、掃除を終えた感覚が強い。

B文は、今朝から掃除をずっとしており、これからも掃除を続ける感覚が強い。 

 

という事になります。

 

 

冒頭の問題解説

現在完了進行形と現在完了継続 違い5

冒頭の問題の解説です。

 

1.「彼はこの街で3年間暮らしている。」ですが・・・ 

 

 

「He has lived in this town for 3 years.」と書くと、これから別の街に移動するなど、この街で住むことを終えて別のところへ移動するように聞こえます。

 

一方「 He has been living in this town for 3 years.」と書くと、今現在もこの街で暮らしており、これからも住み続けるように聞こえます。

 

 

2.「彼女はこの車を2年間欲しがっている。」ですが・・・

 

 

答えは「She has wanted this car for 2years.」になります。

 

動詞 want ~〝~を欲しがる〟は状態動詞になるので進行形不可です。ですから、現在完了進行形を使うことはできません。

 

 

3.「彼は今朝からずっと英語を勉強している。」ですが・・・ 

 

 

「He has studied English since this morning.」と書くと、英語の勉強をやめて、別の行動に移るように聞こえます。

 

一方「He has been studying English since this morning.」と書くと、英語の勉強は継続しており、これからも続けるように聞こえます。

 

 

4.「私はこのチームに5年所属している。」ですが・・・

 

答えは「I have belonged to this team for 5 years.」になります。

 

動詞 belong to~〝~に所属する〟は状態動詞になるので進行形不可です。ですから、現在完了進行形を使うことはできません。

 

 

重要文法用語まとめ

 

・現在完了進行形

現在完了継続

動作動詞

状態動詞

 

まとめ

現在完了進行形と現在完了継続 違い6

 

現在完了進行形と現在完了継続の違いの理解は進みましたか?

 

よくわからなければ、焦らずにもう一度わからない部分を読んで理解を深めましょう!

 

理解が進んだ方は、スピーキングやライティングの際に、2つのニュアンスの違いを意識しながら積極的に使ってみましょう!

 

現在完了進行形と現在完了継続 違い1

状態動詞 動作動詞 見分け方 は簡単!

状態動詞 動作動詞 見分け方 は簡単!

 

英文法書を読んでいたり、toeicや英検などの文法問題をやっている時に、状態動詞 や 動作動詞 という言葉が出てきます。一見難しそうに聞こえますが、案外簡単です。

 

本日は「状態動詞 動作動詞 」についてお伝えしたいと思います。

 

 

状態動詞 動作動詞 が分かると以下の問題が出来るようになります!

状態動詞 動作動詞2

・以下の日本語を英訳して下さい。

 

1.私は息子を信じている。

2.彼は今掃除をしています。

3.彼はその女優が好きだ。

4.私はそのチームに所属していました。

 

 

状態動詞 動作動詞 を理解するためのポイント

状態動詞 動作動詞3

 

以下のポイントが理解出来ると状態動詞 動作動詞を効率よく攻略出来ます!

 

 

状態動詞 動作動詞を理解するべき理由を知る。

状態動詞 動作動詞をある程度判別出来るようになる。

注意するべき状態動詞にはどのような物があるか? を頭に入れる。

 

 

状態動詞 動作動詞 を知るべき理由

 

理由もなく「状態動詞  と 動作動詞 を理解して覚えましょう!」 と言われても興味も沸かないので、結果として頭の中に知識として残りません。ですから、知るべき理由を知っておいた方が良いでしょう。

 

例えば、以下の英文を見て下さい。

 

×I am owning this house. という文章は誤りです。

 

この文章を書いた人は、おそらく「私はこの家を所有している」と言いたいと思うので・・・

 

○ I own this house.  とするべきです。

 

実は、動詞 own を 進行形に出来ないところに、状態動詞 と 動作動詞 を区別し注意するべき部分を覚えておいた方が良い理由が隠されています。

 

上記の日本語は「~している」となっているので、一見進行形に出来そうに思えますが、できません。

 

一つの動詞が、状態動詞 か 動作動詞 であるか判別できないと、誤ってingを付け進行形にするミスをしてしまいます。

 

 

動作動詞とは

状態動詞 動作動詞4

 

 

動作動詞 は文字通り動作を表す動詞 の事です。

 

ですから、ingを付けて進行形(現在進行形、過去進行形、現在完了進行形、未来完了進行形 など)にすることが出来ます。

 

 

 

動作動詞の例

以下が動作動詞の例です。

 

・play

・study

・sleep

・run

 

 

状態動詞とは

状態動詞 動作動詞5

 

 

状態動詞は文字通り、物の状態を表す動詞です。

 

この動詞は、ingを付けて進行形(現在進行形、過去進行形、現在完了進行形、未来完了進行形 など)にする事が出来ません。    

 

さらに、突っ込んで解説をすると、日本語では例えば・・・ 

 

・恐怖を感じている

・私はトムを愛している

・彼女はケンを嫌っている。  

 

のように、いずれも「~している」となっています。

 

そして「~しています」となっていると、一見進行形のように思えます。ところが『これらの文に出てくる動詞は全て状態動詞なので、進行形にはできませんよ』という事になります。

 

「~している」となっていながら、状態を表している動詞 これが動作動詞との大きな違いです。

 

 

状態動詞 一覧

状態動詞の例は以下になります。

 

・feel

・smell

・like

・love

・hate

・want

・believe

・have

・own

・resemble

 

 

冒頭の問題解説

状態動詞 動作動詞6

 

冒頭の問題解説です。

 

1番の問題「私は息子を信じている。」ですが・・・

 

→ I believe my son. です。

 

・動詞〝believe〟は状態動詞ですので、進行形にすることが出来ません。

 

2番の問題「彼は今掃除をしています。

 

→ He is cleaning now. です。

 

・動詞〝clean〟は動作動詞ですので、進行形にすることが出来ます。

 

3番の問題「彼はその女優が好きだ。

 

→ He likes the actress. です。

 

・動詞〝like〟は状態動詞ですので、進行形にすることが出来ません。

 

4番の問題「私はそのチームに所属していました。

 

→ I belonged to the team. です。

 

・動詞〝belong to〟は状態動詞ですので、進行形にすることが出来ません。

 

重要文法用語のまとめ

 

・状態動詞

・動作動詞

・進行形

 

 

まとめ

状態動詞 動作動詞7

 

いかがでしょうか? 状態動詞 動作動詞 の理解は進みましたか?

 

理解が出来たら、文法問題集で関連分野の問題を解いて見て下さい。かなり理解できるようになっているはずです。

 

また、文法問題が出来るようになるだけではなくて、生の英語を読んだり、聞いたりしながら、その使われ方を確認してみると、記憶に定着しやすくなると思います。

 

状態動詞 動作動詞1
2016年10月11日 | カテゴリー : 動詞 | 投稿者 : HOSHINO

現在完了 経験 は180秒で理解出来る!

現在完了 経験 は180秒で理解出来る!

 

前回までに、現在完了3用法の継続用法完了用法についてお伝えしました。今日は残りの経験用法についてです。(※現在完了の基本が理解できていない方は、継続用法を先に読み進めた方が理解が早く進みます!)

 

「何を理解出来れば、使いこなせるようになるか?」という意識で読み進めると、より早く知識を理解・応用できるようになると思います。

 

 

現在完了 経験が分かると以下の問題が解けるようになります!

現在完了 経験2

 

・以下の日本語を英訳してみて下さい。

 

1.私は以前この本を読んだことがある。

2.彼女は一度もケンと話をしたことがない。

3.あなたは今迄に英語を勉強したことがありますか?

4.私は二度ハワイへ行ったことがある。

 

 

現在完了 経験用法のポイント

現在完了 経験3

 

現在完了の経験用法を理解するためのポイントは以下になります。

 

現在完了=have(has)+過去分詞[経験用法]の意味は?

経験用法でよく使われるキーワードは?

疑問文・否定文の注意点

have(has)been to~ 

 

 

現在完了 経験用法の意味

 

現在完了の経験用法の意味は・・・

 

「~したことがある」です。

 

例えば、以下のような例文です。

 

・ I have eaten this cake before.(私は以前このケーキを食べた事がある。)

・I have read this book before.(私は以前この本を読んだことがある。)

 

などと使う事が出来ます。

 

 

現在完了 経験用法のキーワード

現在完了 経験4

 

現在完了の経験用法で使われる〝キーワード〟は以下になります。

 

before (以前)

once (一度) twice(二度)

ever(今までに→疑問文で使われる。)

never(一度も~ない→否定文で使われる。)

 

現在完了 経験 疑問文

 

「~したことがありますか?」と相手の経験を尋ねる場合

 

Have(Has )主語  ever 過去分詞 ~?という形を使っていきます。

 

経験を尋ねる疑問文では ever というキーワードを使います。 以下のような英文になります。

 

Have you ever listened to this music before?

 

現在完了 経験 否定文

 

「~したことがない」と否定をする場合 

 

主語 have(has)never 過去分詞 という形を使っていきます。

 

否定文ではnever というキーワードを使います。 以下のような英文になります。

 

・Ihave never eaten this cake.

 

have(has)been to ~ 経験完了

 

・I have been to Tokyo.(私は以前東京へ行ったことがある) のように・・・ 

 

have(has)been to ~ という形を使うと・・・

 

→ 「~へ行ったことがある」という意味を表すことができます。

 

 

注意しなければいけないのは、現在完了[完了用法]で使う・・・

 

→[have(has)gone to~=~へ行ってしまった]という表現との違いです。

 

今回の表現は、経験用法のところで出てきていることから分かるように、〝経験〟を表す意味になります。

 

 

 

冒頭の問題解説

現在完了 経験5

冒頭の問題解説です。

 

1番の問題「私は以前この本を読んだことがある。」は・・・

→ I have read this book before. になります。

・キーワード〝以前=before〟が入っており、普通の文=平叙文なので、この形になります。

 

 

2番の問題「彼女は一度もケンと話をしたことがない。」は・・・

→ I have never talked to Ken. になります。

・キーワード〝一度も~ない=never〟が入っており、否定文なので、この形になります。

 

 

3番の問題「あなたは今迄に英語を勉強したことがありますか?」は・・・

→ . Have you ever studied English ? になります。

・キーワード〝今までに=ever〟が入っており、疑問文なので、この形になります。

 

 

4番の問題「私は二回ハワイへ行ったことがある。」は・・・

→ . I have been to Hawaii twice. になります。

・キーワード〝2度=twice〟が入っています。また〝~へ行ったことがある〟なので、この形になります。

 

 

重要文法用語のまとめ

 

・現在完了

・経験用法

・once

・before

・ever

・never

 

まとめ

現在完了 経験6

 

現在完了の経験用法についての理解は深まりましたか?

 

〝理解の程度〟を簡単に確認する方法は「自分が先生になったつもりで、他の人に説明してみる」です。説明する相手がいなければ、空想の世界でも良いので、一度説明してみると良いでしょう。

 

その際に、うまく説明できないようでしたら、その部分をもう一度確認してみる事が重要です。

 

 

現在完了 経験1

現在完了 完了用法は3つのキーワードを押えよう!

現在完了 完了用法は3つのキーワードを押えよう!

 

前回は、現在完了の基本形[have(has)+過去分詞]と3つの用法(継続、完了、経験)の中の[継続用法]についての話でした。

 

今回は、この中の[現在完了 完了用法]についての話です。ポイントとなる部分を理解して、サクサク攻略してみましょう!

 

 

現在完了 完了 用法が解ると以下の問題が出来るようになります!

現在完了完了2

 

以下の日本語を英語にしてみましょう!

 

1.私はもう既に宿題をしてしまった。

2.彼女はもう家を出てしまいましたか?

3.彼はまだ夕飯を作っていない。

 

 

現在完了 完了 用法のポイント

現在完了完了3

 

現在完了の完了用法を理解するためのポイントは以下になります。

 

 

現在完了[have(has)+過去分詞形]が完了用法の形で使われた場合の意味は?

完了用法で使われる時に一緒に使われるキーワードは?

疑問文・否定文の注意点とは?

 

 

現在完了 完了 用法の意味

 

現在完了の完了用法の意味は・・

 

「~してしまった」 です。

 

例えば以下のような例文です。

 

・I have already eaten breakfast.(私はもうすでに朝ごはんを食べてしまった。)

・He has already gone.(彼はもう既に行ってしまった。)

 

などと使う事が出来ます。

 

 

現在完了 完了用法のキーワード

現在完了完了4

 

現在完了では用法に応じて一緒に使われるキーワードがあります。完了用法でよく使われる〝キーワード〟は以下になります。

 

already(もうすでに)

yet(もうすでに→疑問文で使われた場合)

yet(まだ~ない →notと組み合わせ否定文で)

 

 

 

疑問文・否定文に関する注意点

現在完了完了5

 

すでに現在完了の完了用法でよく使われるキーワードについて述べましたが・・・ 「yet」を使う時にはそれに関連して注意点があります。

 

例えば、以下のような日本語の時には、注意が必要です。

 

〝あなたはもうすでにそのリンゴを食べてしまいましたか?〟という日本語を英訳する場合です。

 

「もうすでに」という言葉が入っているので、「already」を使いたくなりますが、これを通常疑問文の中で使う事はありません。この時はalreadyをyetに変えて使うのが原則です。(alreadyを現在完了の疑問文で使う場合については、また後日お伝えしたいと思います。)

 

Have you eaten the apple yet?という形にしていきます。

 

また、否定文の中で〝yet〟が使われた場合「まだ~ない」という意味になります。

 

・I have not done my homework yet.(私はまだ宿題を書き終えていない)

 

 

冒頭の問題の解説

現在完了完了6

冒頭の問題の解説です。

 

1.「私はもう既に宿題をしてしまった。」の答えは・・・

→I have already done my homework.になります。

 

〝もう既に〟というキーワードが入っています。疑問文や否定文ではないので、そのまま使っていきます。

〝宿題をする〟=[do one’s homework] はよく使うフレーズなので覚えて下さい。

 

 

2.「彼女はもう家を出てしまいましたか?」の答えは・・・

→ Has she left home yet? になります。

 

〝もう=もう既に〟というキーワードが入っています。疑問文なので、yet を使うことになります。

〝家を出る〟=[leave home] はよく使うフレーズなので覚えて下さい。

 

 

3.「彼はまだ夕飯を作っていない。」の答えは・・・

→ She has not cooked dinner yet. になります。

 

〝まだ~ない〟というキーワードが入っていますので not~yet の形を使うことになります。

 

 

重要文法用語のまとめ

 

・現在完了

・完了用法

・already

・yet

 

まとめ

現在完了完了7

 

現在完了の完了用法について理解は進んだでしょうか?

 

自分の頭の中で、うまく学べていない感じがしたら「完了用法を実際の英作文や英会話で使う時に、どのようなポイントに注意したら良いだろう?」と考えてみると良いでしょう。

 

そうする事で、自分の解っていないところが明確になってくると思います。

 

現在完了完了1

現在完了 継続 がイマイチ解らない?

現在完了 継続 がイマイチ解らない?

 

英語の時制を学習する時に、難しく感じられるのが「現在完了」だと思います。

 

難しく感じられる原因はいくつか考えられますが、現在完了の概念を理解していないことが一番の理由だと思います。

 

今回は「現在完了継続」についてまとめたいと思います。

 

現在完了継続が解ると以下のような問題が出来るようになります!

現在完了継続2

 

以下の日本語を英語にしてみましょう!

 

1.彼女は昨年から忙しい。

2.私はこの会社に20年間勤めている。

3.昨日からずっと暑い。

4.彼はこの車を3か月欲しがっている。

 

現在完了の基本形

 

・現在完了は have(has)+過去分詞 という形になります。

 

・疑問文を作る時は、Have(Has)を文の最初に置いて Have(Has)~?という形にしていきます。

 

・否定文を作る時は have(has) not + 過去分詞 という形にしていきます。

 

 

そして、以下の意味の観点から3つのパターンがあります。

 

継続

完了

経験 

 

現在完了の3用法などと言われたりもします。

 

今回はこの中の〝継続〟用法についてです。

 

現在完了継続のポイント

現在完了継続3

 

現在完了継続を理解するためのポイントは以下になります。

 

現在完了の継続はどのような意味になるのか?

現在完了継続用法ではどのようなキーワードが一緒に使われるか?

 

 

現在完了継続の意味

 

現在完了の継続は「(ずっと)~している」という訳し方になります。例えば、以下のような日本語をイメージすると解り易いと思います。

 

・私は札幌に10年住んでいる。

・彼女は先週からずっと忙しい。

 

「昨日カレーを食べた」のように過去形では、過去の一時点しか表現できませんが、現在完了の継続用法は時間の幅を表現できる便利な形です。

 

※〝ずっと~している〟の意味は現在完了進行形を使って表すことも可能です。継続用法の場合との違いを区別して使い分けが出来るようになりましょう!

 

現在完了継続のキーワード

現在完了継続4

 

現在完了について学生さんなどに指導していると「どうして、覚えなければならないキーワードが沢山あるの?」と尋ねられることがあります。

 

そんな時は生徒さんに『I have studied English.』という例文を見せて「どんな意味だと思う?」と尋ねます。

 

そうすると、上記3用法の意味が出てくるのですが、人によって出てくる意味が違ってきます。

 

〝僕は「英語を勉強してしまった」と言う意味で書いたんだけれど・・・・〟と言うと、学生さんは「どの意味で書いたかなんてわからないよ」と言います。

 

「だから、キーワード知っていた方が明確になると思わない?」と言うと納得してくれます。

 

現在完了のキーワードを覚える意義は、3つの用法の中のどれか?を明確にするためです。

 

さて、継続用法に関するキーワードは・・・

 

for(~の間)

since(~以来 ~から)

 

になります。

 

現在完了のbeen

 

「継続用法の中のbeenがよくわからないです・・」という質問を受けることがあります。

 

例えば・・・

 

・She has been sick since last Friday. (彼女は先週の金曜日から具合が悪い)

 

などという文の中のbeenに関してです。

 

beenが出てきてよく理解出来なかったら、現在形で考えてみると解り易いです。

 

上記の日本語の場合、現在形の場合は『彼女は具合が悪い』になります。この時の答えは・・

 

・She is sick.になります。 (isが必要なのは、sickが形容詞で動詞ではないからです。)

 

このbe動詞isの部分が、現在完了の形となり、過去分詞beenに変化していることになります。

 

・She has been busy for a few months.(彼女は数か月間ずっと忙しい)

という時も同じ考え方です。

 

現在形で考えてみると簡単です。〝彼女は忙しい〟 She is busy.となります。(=busyは形容詞なので、is が必須となります。)この is の部分が現在完了に化けると been になります。

 

経験用法の中の have(has) been to ~(~へ行った事がある)のように決まった形もありますが、それ以外の場合は必ずbeenが使われている場合は、現在形の文でbe動詞が必要だから と言う事になります。

 

冒頭の問題解説

現在完了継続5

 

冒頭の問題の解説です。

 

1番の「彼女は昨年から忙しい。」ですが、答えは・・・

 

・She has been busy since last year. 

になります。「~から」なのでキーワードのsinceを使い、busyは動詞ではないので、beenが必要になります。

 

2番の「私はこの会社に20年間勤めている。」ですが、答えは・・・

 

・I have worked for this company for 20years.

になります。「~間」なのでキーワードの for を使います。work for ~ ~に勤める も覚えておくと便利だと思います。

 

3番の「昨日からずっと暑い。」ですが、答えは・・・

 

・It has been hot since yesterday.

 

になります。「~から」なのでキーワードの since を使います。hot は動詞ではないので、beenが必要になります。

 

4番の「彼はこの車を3か月欲しがっている。」ですが、答えは・・・

 

・He has wanted this car for 3 months.

になります。「~間」なのでキーワードの for を使います。

 

重要文法用語まとめ

 

・現在完了の基本形

・現在完了3つの用法(継続 完了 経験)

・for

・since

・been

現在完了進行形

 

まとめ

現在完了継続6

 

現在完了継続の概念は掴めたでしょうか? また、キーワードは習得出来たでしょうか?

 

理解があいまいなところは、納得いくまでジックリ取り組んで下さい。一つ一つの疑問を着実に潰すことが英語力アップの近道です。

 

 

現在完了継続1

第5文型[SVOC]が解って飛び跳ねました!

第5文型[SVOC]が解って飛び跳ねました!

 

SVOO型動詞SVC型動詞のページで、文型を理解するのに必要なポイントは、動詞の使い方を理解することであると記してきました。

 

れぞれの文型で使われる動詞の使い方を理解し、英単語の配列の仕方が解ると、一見難解に思える文型も案外優しく思えると思います。

 

本日は「第5文型SVOC型動詞」について述べたいと思います。

 

第5文型SVOCが理解出来ると以下の問題や視点が理解出来ます!

第5文型SVOC5

1.以下の英文と同じ文型で使われている英文を下のA~Eから選んで下さい。

I call my dog Pochi.

 

A.The politician used a lot of money.

B.It looks suspicious.

C.The man gave the politician a lot of money.

D.The voters elected him governor.

E.The politician will resign soon.

 

2. 以下の日本語を英訳してください。

「私は屋根を紫に塗った。」

 

 

3.2つの英文にfindが入っていますが、それぞれ、どのような意味になりますか?どうして意味が違うのでしょうか?

 

①I found a book on the street.

② I  found this book interesting.

 

動詞 find  「見つける」? 「分かる」?

第5文型SVOC8

 

私が高校時代、英語の点数が26点とかだった時に、疑問に思った事があります。「同じ find なのにどうして2つの訳し方があるのだろう?」

 

例えば、以下のような2つの文の場合です。

 

①I found a book on the street.

② I  found this book interesting. 

 

①のfindを「見つける」と訳すのはなぜだろう? 

②のfindを「分かる」と訳すのはどうしてだろう?

 

と疑問に思いました。

 

もちろん26点とかでも、文脈から考えて、それぞれ「見つける」と「分かる」だという事は言うまでもないのは明らかなのですが、どうも腑に落ちない部分がありました。

 

自分で文型を勉強するようになってから・・

 

①の文はSVOという文型で動詞を使っていて「~を見つける」

②の文はSVOCという文型で動詞を使っており「~が~だと分かる」

 

という事が解ってから、②の文章を、どうして「見つける」と訳さないのか?納得した記憶があります。

 

この形で使う限り〝「見つける」は成立しないな~〟と分かったのです。文型を攻略するには、動詞の使い方を理解する事が非常に重要です。

 

 

第5文型SVOCを攻略するポイント

第5文型SVOC6

SVOC型の動詞を攻略するためのポイントは以下になります。

 

・〝どのような動詞がSVOC動詞パターンで使えるのか?〟頭に入れる。

それぞれの動詞がどのような意味を持つのか?正確に頭に入れる。

C=補語の部分にどのような品詞がくるのか?を理解する。

 

 

 

どうして?それぞれの動詞の意味を正確に覚える事が重要か?

第5文型SVOC1

 

文型の攻略はSVC型であっても、SVOO型であっても〝動詞の使い方を正確に理解すること〟ですが、SVOC文型では、日本語の意味を覚えることが重要になります。

 

・第2文型[SVC]動詞については以下のページを参照してみて下さい。

第2文型[SVC]が解って涙が出ました!

 

・第4文型[SVOO]動詞については以下のページを参照してみて下さい。

SVOO動詞が〝全然解らない〟にサヨナラ!

 

文法書などを読むと『C(補語)は名詞や形容詞になります。』になりますと書いています。ですが、これだけを覚えていても、実際に英会話や英作をする時に、このCの部分に正しい言葉を素早く持ってくる助けにならない為です。

 

例えば『私は私の犬をポチと呼びます。』という日本語を英語に素早く変換する為に・・・

 

『呼ぶだから、callを使えば良いな・・ Cの部分は名詞か形容詞が来るけど、この場合は、名詞なのか形容詞なのか?』などと考えるのでは、時間ばかりかかってしまいます。

 

そんな時にcallは『~を・・という名で呼ぶ』と覚えておくと・・ 

 

・I call my dog Pochi. と素早く英作でき、C(補語)の部分に正しい品詞で単語を配列できます。 ですから、この文型に関しては特に意味を覚えておくことが重要になると思います。

 

第5文型SVOC型で使える動詞

第5文型SVOC3

 

・call(~を~という名で呼ぶ)

・name(~に~と名付ける)

・make(~を~にさせる)

・paint(~を~に塗る)

・leave(~を~のままにする)

・elect(~を~に選ぶ)

・find (~が~だと分る)

・consider(~を~とみなす)  

 

・Icall my sister Hanako.

・I named my dog Hachi.

・I left my room messy.(leftの場合はCの部分に形容詞が入ることがわかります。)

・I found this textbook easy.(findの場合もCの部分に形容詞が入ることがわかります。)

 

など 

 

それぞれの動詞の使い方を辞書で確認すると、より一層理解が深まると思います。

 

※英語辞書の使い方について興味がある方は・・・ 

英語辞書の正しい使い方を知って10倍得をしよう! を参照してみて下さい。

 

SVOOそれともSVOC? 文法書のO=C とは?

第5文型SVOC4

 

英文法書にO=Cなどと記されていて『どうして、このような公式が出てくるのだろうか?』と思う方もいるかもしれませんが、これは以下のような英文に遭遇する可能性が動詞によってはあり得るからです。(※動詞によっては、自動詞 他動詞 どちらも可能であったり、複数の文型で使えるものもあります。)

 

※自動詞 他動詞 に関して知りたい方は以下のページを参照してみて下さい。

自動詞 他動詞 見分け方 もう悩まないで!

 

 

A: My sister made me breakfast .

B: The group made him president.

 

という2つの文章がある時に、A文とB文では単語の配列が似ているために、訳す時に混乱する可能性があるからです。

 

動詞 make は SVOO=第4文型でも使えるし、SVOC=第5文型でも使うことが出来ます。そして、make の直後になんとなく似た傾向の英単語が並ぶような場合があります。 

 

A文はSVOO型の文になっている為『~に~を作る』と和訳しますが、B文はSVOC型文の為『~を~にさせる』という和訳の仕方になります。

 

複数の文型で使える可能性のある動詞の訳し方がわからない時 O=Cであるというルールを知っていれば、A文はその関係が成り立たない為“~に~を作る”という方向になり、B文ではO=Cの関係が成り立つため“~を~にさせる”という訳し方になることがわかります。

 

『そんなルールを知らなくても訳し方位AとBの訳し方はわかった』という方もいるかも知れませんが、それは2つの英文で使われている英単語が、明らかに簡単な英単語であるため、推測できるからだと思います。

 

際に英文を読んでいる時に、使われている英単語が自分の知らない固有名詞が入ってきたり、見たことがない形容詞などが使われると、予測すらつかなくなる場合があります。

 

例えば以下のようなケースです。

 

・Obasanjo made him XXXX.  

 

私が実際に英字新聞を読んでいる時に、主語がオバサンジョとなっていて、ビックリしたことがあります。(※ナイジェリアの軍人・政治家の方でこのような方がおります。)

 

このような文章が出てきた時に、文型を意識せずに、主語の音感から勝手な妄想を先行させ「おばさんが彼にXXXXを作ったのだろう」と考えると、話がぐちゃぐちゃになります。

 

動詞makeはSVOOとSVOCのどちらでも使う事が出来るので、前後の文脈から考え・・ そして himとXXXXとの間にO=Cの関係が成り立つかどうか?を考え・・・

 

・オバサンジョが彼にXXXXを作った。

・オバサンジョが彼をXXXXにさせた。 

 

2つの可能性のどちらの訳し方がピッタリくるだろう? と考えることが重要です。

 

ですから、O=Cというルールは知っておくことに越したことはないと思います。

 

まとめ

第5文型SVOC11

 

SVOC型動詞は、動詞の意味を正確に覚えておく事が大切です。そうする事で、Cのところに配列する英単語が形容詞なのか?名詞なのか?がよりハッキリするためです。

 

それぞれの動詞の意味を正確に覚えた上で、実際の英会話で使えるように練習したり、簡単な英作文の練習をすると、より感覚が掴めてくるとおもいます。

 

SVC動詞、SVOO動詞、SVOC動詞の3つがある程度理解できるようになると、文型の識別の問題もかなり、楽になるはずです。試しに問題集などで、そのような問題にチャレンジしてみて下さい。

 

第5文型SVOC10
2016年6月20日 | カテゴリー : 動詞, 文型 | 投稿者 : HOSHINO

第2文型[SVC]が解って涙が出ました!

 

文型を理解する早道は、動詞の使い方を理解し、必要なことを覚えてしまうことだと思います。それぞれの文型には特徴があります。

 

その特徴を一つ一つ吸収していくと、正しく英語を話したり、書いたり、読んだり、聞く力に繋がる一つの道具になります。今回は「SVC動詞=第2文型」についてお伝えしたいと思います。

 

第2文型=SVC動詞が理解できると、こんな問題や英文が解るようになります!

第2文型SVC3

 

 

1.空欄に入らない英単語を選んで下さい。

・She looks(          ).

A: stupid   B: rich  C: intelligence D: intelligent.

 

2.次の英文と同じ文型の英文を選びなさい。

This cake tastes wonderful.

A: That politician will resign soon.

B: I enjoyed the party last week.

C: I sent her mail several weeks ago.

D: The signal turned red.

E: Everyone calls him Tom.

 

3. (      )部分の英単語を英語辞書で調べる前に、品詞をすでに把握していますか?

 

That sounds (awesome). 

 

※英語辞書の効率的な使い方が分らない方はこちらの記事を参照してみて下さい。

英語辞書の正しい使い方を知って10倍得をしよう!

 

 

第2文型=SVC動詞で使える動詞を理解するためのポイントは?

第2文型SVC5

 

SVC動詞を理解する為に必要なポイントは以下になります。

 

・動詞の後ろにどのような言葉を置くことが出来るか?

・どのような動詞をSVC型動詞で使うことが出来るか?

・動詞の後ろに置く言葉を動詞ごとに正確に置けるようにするには?

 

 

第2文型=SVC動詞とは何ですか?

第2文型SVC4

 

文型を理解する時に重要になるのは、動詞の後ろにどのような単語を配列していけるのか?ということ文型は、動詞によって決まってくるということです。

 

動詞によって、後ろにおける言葉が違ってきたり、配列の仕方が違ってきます。例えばSVOO型動詞の場合は、動詞 人 物 という配列で並べる事ができるというのがポイントになります。

(※第4文型=SVOO動詞に関しては あら簡単!SVOO動詞が〝全然解らない〟にサヨナラ!を参照してみて下さい。

(※第5文型=SVOC動詞に関しては 第5文型[SVOC]が解って飛び跳ねました! を参照してみて下さい。

 

「それじゃSVC型動詞はどのように使う動詞なの?」という事になりますが、簡単に言うと動詞の後ろに形容詞を置いたり、名詞を置いたりすることが出来る動詞の事です。

 

・動詞+形容詞 

・動詞+名詞 

 

第2文型SVC16

 

 

という形で使っていく動詞です。

 

〝動詞+形容詞という形で使うパターンが圧倒的に多い〟ので、そちらをメインと考えて、「動詞の後ろに名詞も置ける動詞を例外として覚える」と、頭の中がスッキリするように思います。

 

動詞の後ろに形容詞を置ける動詞の共通傾向!

第2文型SVC6

 

 

動詞の直後に形容詞を置く動詞はある程度、傾向があります。以下になります。 

 

・人間の五感に関連する動詞

・〝~になる〟という意味を持つ動詞

・状態を維持する意味を持つ動詞

・〝~に見える〟という意味を持つ動詞

 

人間の五感に関する動詞

第2文型SVC7

 

・smell ~な香りがする

・taste ~な味がする

・sound ~に聞こえる

・feel ~~に感じる 

など  

 

・This flower smells nice. (この花は良い香りがする) などと使います。

 

~になる という意味の動詞

 

・turn(~になる)

・become(~になる)

・get(~になる)

・go(~になる) 

 

・The signal turned red.(信号が赤になった) などと使います。

 

※同じ〝~になる〟でも、動詞によって後ろにくる英単語には、よく使われる英単語があります。いわゆるコロケーションです。最終的にスピーキングやリスニングなどの事を考えると、コロケーションまで覚えておくと使いやすくなります。

(※コロケーションとリスニングの関係について興味がある方は →コロケーション知識拡充で英語リスニング力が伸びたを参照してみて下さい。

 

〝状態を維持する〟意味を持つ動詞

第2文型SVC8

 

・stay(~のままでいる)

・keep(~ままでいる)

・remain(~のままでいる) 

など 

 

・She kept silent.  (彼女は黙ったままでいた) などと使います。

 

※それぞれの動詞の細かい使い分けは辞書で調べてみましょう!

 

~に見える と言う意味を持つ動詞

 

・look (~に見える)

・appear(~に見える)

・seem(~に見える)

 

など  

 

・The doctor looks busy.(その医師は忙しそうに見える)  などと後ろに形容詞をおいて使います。

  

※それぞれの英単語のニュアンスの違いは、辞書でチェックしてみましょう!

 

動詞の後ろに形容詞も名詞もおける動詞

第2文型SVC9

 

SVC動詞で名詞を置くことができるのは例外的だと考えた方が解りやすい。と記しましたが・・・ SVC動詞の直後に名詞も置くことが出来るのは(名詞も形容詞も置くことができるのは)

 

be動詞 と become になります。

 

以下の例文をみると理解しやすくなると思います。

 

・He is a teacher.(動詞の後ろに名詞が置かれています。)

・He is fat.(動詞の後ろに形容詞が置かれています。)

・He became a teacher.(動詞の後ろに名詞が置かれています。)

・He became fat.(動詞の後ろに形容詞が置かれています。)

 

SVC動詞の後ろに正確な品詞を置けるようにするには?

 

動詞の後ろに、形容詞や名詞を置ける名詞だということは理解できたけれど、実際に英語で話をしたり、英作文で正確な品詞を置けるようにするには、どうしたら良いか? と思う方もいるかもしれません。私は以下の2つを知っているので、間違いを犯すことが少ないのだと思います。

 

・それぞれの動詞の意味を確実に覚える。 

・動詞ごとに、後ろにくる品詞は頭に確実に入れる。

 

 

例えば『このスープは良い香りがします。』

・This soup smells good.

 

この文章が本当に正しいか?と思ったら・・ 

 

『smell は〝~な匂いがする〟という意味であるし、後ろに形容詞を置いて使う動詞だったな・・ good は形容詞だから、形として正しいな~』と判断できます。

 

また、『彼は学生に見えます』という文章を間違って英作し・・

 

・He looks a student. 

 

のように英作しても『lookは 〝~に見える〟 だから意味は良さそうだけれど、lookの後ろは形容詞しかおけないはずだ。今 a student を入れているからおかしいな~』と思いながら文法書などで再度確認すると・・・ 

 

『後ろに名詞が来るときは、like を付けなればならないと記されているな~』と考えられるようになり・・・

 

・He looks like a student. と英作出来るようになります。  

 

意味と形を知っていると、英作をする時の間違いをかなり減らすことが出来ると思います。

 

補語って何なの?

第2文型SVC10

 

SVC動詞について勉強していると、Cの位置に置ける英単語のことを補語と書いていて、補語が何なのか?よくわからないな~と思う人も多いと思います。

 

以下のような説明を読むから解らなくなるのだと思います。「名詞や形容詞が補語になります。」

 

ですが、第2文型の動詞の使い方には・・・

 

・動詞+形容詞 

・動詞+名詞 

 

という2つのパターンがあり『〝動詞によりその直後における物は決まっている〟という事を理解した後で、これらの動詞の後ろに来ている、形容詞や名詞の部分の事を補語と言いますよ。』と教えられると案外あっさり理解出来るハズです。

(※実際には、補語にはSVOC型動詞のケースもあります。これもCのところに形容詞や名詞がきますが、Cのところに形容詞が来る事が多いという事を頭の片隅に入れておくと良いと思います。SVOC型動詞については、第5文型[SVOC]が解って飛び跳ねました! を参照してみて下さい。)

 

S=C は何故知っておく必要があるの?

第2文型SVC12

 

第2文型の説明について文法書で読んでいると〝S=Cの関係になります。〟などと書かれていますが・・

 

「何故、こんなこと覚える必要があるの?」と考える方も少なからずおられると思います。実際、私も高校のテストなどで26点を取っていた位の時は、同じ疑問を持っていました。

 

以下が S=Cという関係を覚えておくと得られるメリットです。

 

・SVC動詞とSVO動詞の文型の識別で混乱しない。

 

例えば・・ 

・I ate chocolate.

・ This is chocolate.

 

という2つの文章の文型の識別が必要になった時に、文型の識別を判断する為の補助になります。

 

〝be動詞はSVC型文型を作る動詞=第2文型で作れる動詞だけれど、eatはその形では使えない〟と覚えていれば、それで一発解決ですが・・・

 

仮に〝eatがこの文型で使えるのだろうか?〟と迷った時に、「S=Cの関係が成り立つのが第2文型だよな~」と言う事を知っていると・・・

 

「私=チョコレート という関係は成り立たないな~」と判断出来て「SVC型動詞でないのだな~」とわかります。

 

そういう意味で、S=Cという公式は、理解を助けるためのツールと考えるとよいと思います。

 

 

まとめ

第2文型SVC11

 

SVC型動詞の使い方を理解し、動詞をある程度記憶したら、実際の英文を読みながら、動詞に注意を払ってみて下さい。ちらほらこの文型で使用されている動詞があるはずです。

 

英会話をする為に、この文型の知識を役立てたい場合は、それぞれの動詞の後ろに来る言葉にはどのような物が考えらるか?可能な限り列挙し、実際に使いこなせるように短文 英作文などを行いながら練習してみるのが良いでしょう。

 

(※短文 英作文 に関しては短文 英作文 練習が英会話を上達させる を参照してみて下さい。)

 

自分の口からある程度正しい形で出せるようになると、TOEIC試験などで品詞の識別問題などが出された時にはかなり簡単に感じるはずです。また、間違った英文を口から出した時に〝間違いをした!〟と気付けるようになるでしょう。

 

第2文型SVC2
2016年6月13日 | カテゴリー : 動詞, 文型 | 投稿者 : HOSHINO