複合関係代名詞 whoever 2つのポイントを理解しよう!

複合関係代名詞 whoever 2つのポイントを理解しよう!

 

英文法問題を解いている時に〝時々 whoever が正解になる問題を見るけど、いまいちピンとこないよな~〟と思う方もいるかもしれません。

 

今回は〝複合関係代名詞 whoever〟 をテーマにお伝えしたいと思います。

 

複合関係代名詞 whoever が解ると以下の問題が理解できるようになります!

 複合関係代名詞whoever2

 

以下の英文を日本語にしてみましょう。そして同じ意味になるように書き換えをしてみましょう。

 

1.An entrepreneur is whoever starts a business.

2.Whoever cooks , the same dish will be ready.

3.In the produce section, fresh vegetables are on sale to whoever wants to buy them.

4.Believe in yourself whoever likes you or not.

5.Whoever knows me knows what Formula1 means to me.

 

 

複合関係代名詞 whoever のポイント

 

複合関係代名詞 whoever のポイントは以下になります。

 

2つの使い方がある

品詞との関連性を理解する。

 

 

複合関係代名詞whoever 2つの使い方

複合関係代名詞whoever3

 

複合関係代名詞 whoever には2つの使い方があります。以下のような形です。

 

1.I greet whoever comes to visit my house.(私は家に訪問してくる人誰にでも挨拶をします。)

2.Don’t open the door whoever comes.(たとえ誰が来てもドアを開けないで下さい。)

 

1の英文では複合関係代名詞 whoeverを名詞節として使っています。2の英文では副詞節で使っています。それぞれ使い方が違うので意味が異なります

 

以下でそれぞれの場合について解説していきます。

 

複合関係代名詞 whoever を名詞節として使う場合

 

複合関係代名詞 whoever を名詞節で使う場合は以下のような形になります。以下の英文を理解するには、まず文中で名詞を置ける位置をシッカリ理解することが重要になります。

 

1.Whoever wants to buy the flat will have to wait for another 3 months.(そのアパートを買いたい人は誰でももう3か月待たなければなりません。)

2.Your target customer is whoever wants to buy your product.(あなたのターゲット顧客はあなたの製品を買いたい人誰でもです。)

3.I will welcome whoever wants to study English hard.(私は英語を一生懸命学習したい人は誰でも歓迎します。)

4.Iwill give the dictionary to whoever wants it.(私は欲しい人誰にでもその辞書をあげます。)

 

1番の英文では whoever を主語の位置で使っています。

 

2番の英文では補語の位置で使われています。

 

3番の英文では目的語で使われています。目的語を本当に理解するためには、自動詞・他動詞の理解が必要になります。理解が不十分な方は〝自動詞 他動詞 見分け方 もう悩まないで!〟で確認してみましょう!

 

4番の英文では前置詞の目的語の位置で使われています。

 

複合関係代名詞 whoever を名詞節として使う時には、whoever = anyone who という関係が成り立ちます。ですから、意味は「~なのは誰でも」という意味になります。(この場合の who は関係代名詞 主格 です。)

 

このように 複合関係代名詞 whoever を「~なのは誰でも」という意味で使う時には、必ず英文中の名詞の置ける位置で使われることになります。

 

複合関係代名詞 whoever を副詞節として使う場合

複合関係代名詞whoever4

 

複合関係代名詞 whoever を副詞節で使う場合は以下のような形になります。

 

・Whoever disagrees with it, the truth will prevail.(例え誰がそれに同意しなくても、真実は広まります。) 

 

〝Whoever〟を副詞節として使っています。ですから、文章と文章を繋ぐ形になっています。副詞節について詳細を知りたい方は「副詞節を導く従属接続詞4つのポイント」を参照してみて下さい。

 

Whoever=No matter who と書き換える事ができます

→No matter who disagrees with it, the truth will prevail.(例え誰がそれに同意しなくても、真実は広まります。) 

 

 

冒頭の問題解説

複合関係代名詞whoever5

 

冒頭の問題の解説です。

 

1番の問題「An entrepreneur is whoever starts a business.」ですが・・ 

日本語訳は「起業家というのはビジネスを始めた誰かです。」です。

 

書き換えは「An entrepreneur is anyone who starts a business.」となります。

「whoever starts a business」は補語になっているので、名詞節扱いです。

 

2番の問題「Whoever cooks , the same dish will be ready.」ですが・・ 

日本語訳は「たとえ誰が調理しても、同じ料理が出来上がるでしょう。」です。

 

書き換えは「No matter who cooks , the same dis will be ready.」となります。

「Whoever cooks 」は副詞節になっているため、文と文を繋ぐ構造になっています。

 

3番の問題「In the produce section, fresh vegetables are on sale to whoever wants to buy them.」ですが・・ 

日本語訳は「野菜売り場では、新鮮な野菜を買いたい人誰にでもセールになっています。」です。

 

書き換えは「In the produce section, fresh vegetables are on sale to anyone who wants to buy them.」となります。

「whoever wants to buy them」が前置詞toの目的語になっているので、名詞節扱いです。

 

4番の問題「Believe in yourself whoever likes you or not.」ですが・・ 

日本語訳は「たとえ誰があなたを好きであろうとなかろうと、あなた自身を信じなさい。」です。

 

書き換えは「Believe in yourself no matter who likes you or not.」となります。

「no matter who likes you or not. 」は副詞節になっているため、文と文を繋ぐ構造になっています。

 

5番の問題「Whoever knows me knows what Formula1 means to me.」ですが・・ 

日本語訳は「私を知っている人は誰でもFormula1が私にとって何であるかを知っています。」です。

 

書き換えは「Anyone who knows me knows what Formula1 means to me.」となります。

「 Whoever knows me 」が主語になっているので、名詞節扱いになります。

 

 

重要文法用語まとめ

 

・名詞節

副詞節

・名詞

・副詞

自動詞 他動詞

関係代名詞 主格

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?複合関係代名詞 whoeverは・・・

 

名詞節の場合=~なのは誰でも=anyone who で書き換え出来る。

副詞節場合=たとえ誰が~でも=no matter who で書き換え出来る。

 

という形になります。

 

複合関係代名詞whoever1

when 使い分け 5つのパターン 区別は大丈夫?

when 使い分け 5つのパターン 区別は大丈夫?

 

英文を読んでいると様々なwhenに遭遇します。何となく和訳したけれど「どうもスッキリしないな・・」という事はないでしょうか?本日は when の使い分け・区別についてお伝えしたいと思います。

 

 

when の使い分けが解ると以下の英文を上手に和訳出来るようになります!

when 使い分け2

 

以下の英文を和訳してみましょう!また when の種類について考えてみて下さい。

 

1.Do you know when the meeting was?

2.Do you know the time when the bus will arrive?

3.Do you know when to start?

4.When is your interview?

5.I wanted to do it when I was 20years old.

 

 

when 使い分けのポイント

 

when 使い分けのポイントは以下になります。

 

どのような種類のwhenがあるのか?種類を知っておく。

様々な種類のwhenがどのような特徴を持つのか知っておく。

 

 

疑問詞 when

 

when が〝いつ〟という意味を表す形です。

 

・When is her birthday?(彼女の誕生日はいつですか?)

 

When~?〟ですので、疑問詞のwhenを判別するのは難しくないですね。

 

 

 

間接疑問文 when

when 使い分け3

 

文章の途中に疑問詞whenが入ってきた形です。例えば以下のような形です。

 

1.I don’t know when her birthday is.(私は彼女の誕生日がいつかわかりません。)

2.Do you know when her birthday is?(あなたは彼女の誕生日がいつか知っていますか?)

 

・1番の形は I don’t know の他動詞 know~ の目的語の位置に〝When is her birthday ?〟が間接疑問文として入った形になっています。

 

・2番の形は Do you know~? という疑問文の他動詞 know~ の目的語の位置に〝When is her birthday ?〟が間接疑問文として入った形になっています。

 

目的語は名詞になります。間接疑問文は名詞の働きをする文法項目の1つです。文中でwhenを見つけた時に、間接疑問文のwhenに気付けるためには、名詞を置ける位でwhenが使われていないか?注意することが重要になります。

 

※自動詞 他動詞の判別に迷う方は「自動詞 他動詞 見分け方 もう悩まないで!」を参照してみて下さい。

 

※基礎からこのパターンを学びたい方は「間接疑問文 語順にお気を付け下さい。」を参照してみて下さい。

 

 

副詞節を導く従属接続詞 when

 

副詞節を導く従属接続詞 when は〝~なとき〟という訳になります。

・When I go shopping, I buy some food.(私が買い物に行くとき、私は食べ物を買います。)

 

書き換えて、以下のような形にすることも可能です。

・I buy some food when I go shopping. 

 

副詞節を導く従属接続詞 whenは間接疑問文のwhenなどとは違い、文中の名詞を置ける位置では使えないという特徴があります。

 

※基礎からこのパターンを学びたい方は「副詞節を導く従属接続詞4つのポイント」を参照してみて下さい。

 

 

疑問詞 to do のwhen

when 使い分け4

 

・She didn’t know when to leave.(彼女はいつ出発するべきか分かりませんでした。)

 

when to 動詞の原形という形が文章の名詞の置ける位置に入ってきてるものです。

 

whenの後ろに to+動詞の原形=不定詞が来ているので、判別する事は容易です。

 

※基礎からこのパターンを学びたい方は「疑問詞 to do 不定詞は使える位置を考えるとワカル!」を参照してみて下さい。

 

 

 

関係副詞 when

 

関係副詞 when を使った文章は以下になります。

 

・Do you know the date when these pictures were taken? (あなたはこれらの写真が撮られた日付を知っていますか?)

 

関係副詞のwhenは前に時間を表す先行詞が必要になります。

 

基礎からこのパターンについて学びたい方は「関係副詞 関係代名詞との違いが判る男になろう!」を参照してみて下さい。

 

 

whenが文中に出てきた時の判別方法

 

英文を読んでいる時に、特に文章の途中の位置にwhenが現れた時に判別するのがわからない という方もいると思います。以下のように考えていくとわかります。

 

1.I always buy some food when I go shopping.

2.She doesn’t know when I go shopping. 

3.She doesn’t know the time when I go shoping.

 

・1番のwhenは副詞節を導く従属接続詞です。

・2番のwhenは間接疑問文の中で使われている疑問詞のwhenです。動詞 know は他動詞で目的語を取れる動詞ですので、文章の名詞を置ける位置でwhenが使われています。副詞節を導く従属接続詞のwhenはこのように名詞を置ける位置で使う事は出来ません。また関係副詞のwhenも同様です。関係副詞のwhenの場合は、前に詳しく説明される名詞=先行詞が必要になります。

・3番のwhenは関係副詞のwhenです。前に先行詞があります。また、文章の中の名詞を置ける位置にありません。ですから、関係副詞になります。

 

もう一度まとめてみます。

 

文章の名詞を置ける位置にwhenがあれば間接疑問文のwhenで〝いつ〟という訳になる。

文章の名詞を置ける位置にwhenがありto doがあれば疑問詞+to doの形で〝いつ~するべきか〟という訳になる。

文章の名所を置ける位置にwhenがなく、先行詞がなければ副詞節を導く従属接続詞で〝~する時〟という訳になる。

文章の名詞を置ける位置にwhenがなく、先行詞があれば関係副詞なので、それ自体を訳する事は出来ない。

 

 

 

冒頭の問題解説

 

when 使い分け5

 

冒頭の問題解説です。

 

1の問題「Do you know when the meeting was?」

日本語訳:「あなたは会議がいつだったのかわかりますか?」

whenは〝間接疑問文の中の疑問詞〟になります。

 

2の問題「Do you know the time when the bus will arrive?」

日本語訳:「あなたはバスが到着する時間を知っていますか?」

whenは〝関係副詞のwhen〟になります。

 

3の問題「Do you know when to start?」

日本語訳:「あなたはいつ始めるべきか知っていますか?」

whenは〝疑問詞 to doのwhen〟になります。

 

4の問題「When is your interview?」

日本語訳:あなたの面接はいつですか?

whenは〝疑問詞〟になります。

 

5の問題「I wanted to do it when I was 20years old.」

日本語訳:「私が20歳の時私はそれをしたかった。」

whenは〝副詞節を導く従属接続詞when〟になります。

 

 

重要文法用語

 

間接疑問文

副詞節を導く従属接続詞

疑問詞 to do

関係副詞

名詞を置ける位置

自動詞 他動詞 見分け方

・疑問詞

 

その他 英文構造解析に役立つ文法項目

 

that 使い方を理解しよう!

ing 英語 進行形 現在分詞 動名詞 分詞構文 見分け方

英語 代名詞 〝it〟 使い方 知っておくべき5種類

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?様々なwhenの判別が出来るようになりましたか?

 

whenが文中の名詞の置ける位置で使われているかどうか? が一番大きなポイントになります。

 

文中でwhenが現れたら、それを判別できるようになるまで何回も練習してみましょう。

 

 

when 使い分け1

as far as と as long as 違いがサクサク分かる!

as far as と as long as 違いがサクサク分かる!

 

文法問題集などで as far as と as long as について問われる問題があります。まぎらわしい問題で混乱する方もいるかもしれません。今回はこの2つの表現についてお伝えしたいと思います。

 

 

as far as と as long as が分ると以下の問題が出来るようになります。

as far as as long as2

 

以下の(     )内に〝as far as 〟〝as long as〟どちらか適切な方を選び埋めて下さい。

 

1.(   )she eats her meals , it is OK.

2.  (        ) I hear her story, the pressure from her boss was heavy.

3.It is not possible (        )we can judge from these calculations.

4.We can do anything (         )we don’t give up.

 

以下の日本語を英訳して下さい。

 

5.あなたが宿題をやる限り、あなたは外出しても良いです。

6.私が知っている限り、彼は日曜日に来るでしょう。

 

 

as far as と as long as のポイント

 

〝as far as〟と 〝as long as〟 のポイントは以下になります。

 

従属接続詞として使うこと。

2つの表現の紛らわしさをどう解消するか?

 

 

従属接続詞について

as far as as long as3

 

“as far as” と “as long as” どちらも副詞節を導く従属接続詞として使います。

 

まず、この使い方の理解が不十分な方は〝副詞節を導く従属接続詞4つのポイント〟を参照してみて下さい。そちらをまず理解してからの方が理解がよりスムーズに進みます。

 

 

 

as far as とは?

 

・ 範囲や程度を表す表現で〝~に関する限り〟という意味を表します。

 

・As far as I am concerned, the second choice is better.

(私に関する限り、2番目がより良いです。)

 

 

as long as とは?

as far as as long as4

 

・条件を表す表現で〝~しさえすれば〟という意味を表します。

 

・As long as you do your best, god will do the rest.

(あなたが最善を尽くしさえすれば、神様が残りをやってくれるでしょう。)

 

 

 

as far as と as long as の紛らわしさを解消する方法

 

2つの表現で混乱してしまうのは、どちらも「~する限り」と訳せてしまうからです。ですから、〝as far as〟 と 〝as long as〟 それぞれに対し混乱しない為の別な表現を覚えておくことが解消策になります。それは以下の訳語です。

 

as far as (~ところでは)

as long as (~であれば) 

 

※実際にこの表現を使いながら冒頭の問題に挑戦してみて下さい!スムーズに2つの表現を使いこなせるでしょう!

 

 

冒頭の問題解説

as far as as long as5

冒頭の問題解説です。

 

1番の問題:( As long as )she eats her meals , it is OK.

和訳:彼女が食事を取るのであれば、大丈夫です。

 

2番の問題:  ( As far as ) I hear her story, the pressure from her boss was heavy.

和訳:私が彼女の話を聞くところでは、彼女のボスからの圧力は凄い。

 

3番の問題: It is not possible ( as far as )we can judge from these calculations.

和訳:これらの計算から判断するところでは、可能ではありません。

 

4番の問題:We can do anything ( as long as  )we don’t give up.

和訳 : 我々が諦めないのであれば、なんでも出来ます。

 

5番の問題:〝あなたが宿題をやる限り、あなたは外出しても良いです。〟

英訳:You can go out as long as you do your homework.

・〝~限り〟を〝~であれば〟と言い換えられるので、as long as を使います。

 

6番の問題:〝私が知っている限り、彼は日曜日に来るでしょう。〟

英訳:As far as I know, he is coming on Sunday.

・〝~限り〟を〝~ところでは〟と言い換えられるので、as far as を使います。

 

 

重要文法用語まとめ

 

副詞節を導く従属接続詞

・as far as

・as long as

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

As far as と As long asの紛らわしさは解消されたでしょうか? 

 

2つの表現が従属接続詞であることを理解してから

 

As far as(~ところでは)

As long as(~であれば)

 

2つの訳語を覚えておくと混乱せずに2つの表現を使い分け出来るはずです。

 

as far as as long as1
2018年3月15日 | カテゴリー : 接続詞 | 投稿者 : HOSHINO

suggest that 使い方に気を付けて!

suggest that 使い方に気を付けて!

 

※2018年3月8日加筆

 

英文法の問題集を解いていると 『suggest that I(   )~』のような形で、(  )内に入れるものを尋ねる問題などが出てきます。

 

今回は suggest that について説明したいと思います。

 

 

suggest that が理解出来ると以下の問題が出来るようになります。

suggest that2

 

・以下の日本語をsuggest thatの形を使って英訳してみて下さい。 

 

1.彼らは彼の業績にがっかりしたと言いました。

2.彼女は私がそのコンピューターを使うべきだと提案しました。

3.私はそこへ一人で行ったとそれとなく言いました。

4.彼女の母は彼女が今それをやるべきだと提案しました。

 

・以下の(   )内に入る選択肢を選んで下さい。

5.The teacher suggested that he (        )the course.

(その先生は彼がそのコースを取るように提案しました。)

A:took  B:takes  C:should take

 

6.He suggested that she (    ) aware of the criticism.

(彼は彼女がその非難に気付いていたと示唆しました。)

A:be  B:is  C:was

 

7.My friend suggested that he (       ) on the theme.

(私の友人は彼がそのテーマに焦点を当てるよう提案しました。)

A:focused  B:focus C:focuses

 

 

suggest that ポイント

 

2つのsuggestの意味に気を付ける!

that 以下どのような形になるのか?シッカリ理解する。

どのような動詞が同じような形を取れるのか?

 

 

suggest の気を付けたい2つの意味

suggest that3

 

 

suggest that の語法は〝suggest〟の意味によって変わります。意味によってthat以下の語法に大きな違いが出てきます。ですから、まず2つの意味をシッカリと確認しておくことが重要です。

 

1.suggest that ~ ~を示唆する(~をそれとなく言う)

2.suggest that ~ ~を提案する 

 

という2つの意味があります。

 

以下でそれぞれの意味における語法について記します。

 

suggest that の語法

 

・suggest that ~が〝~を示唆する〟という意味の時はthat以下に関しては一般的な形で書けば良いです。

(※thatの使い方について詳細を知りたい方は・・〝 接続詞 that 名詞節はこれでスッキリ! 〟を参照してみて下さい。)

 

例えば・・・以下のような例文です。

 

1. They suggested that he was the source of the information.(彼らは彼が情報源だと示唆しました。)

2.Some suggest that she was born in Japan.(彼女が日本生まれとする説もあります。)

 

・suggest that ~が〝~を提案する〟という意味の時はthat以下に関しては少し変わった形になります。この形が大学受験を初めとする試験問題などでは、文法問題としてよく登場します。以下で例を記します。

 

3.They suggested that he be given another week to come to Tokyo.(彼らは彼が東京に来るためにもう一週与えられるべきだと提案した。)

 

4.Her father suggested that she should go to college.(彼女の父は彼女が大学に行くべきだと提案した。)

 

5.I suggest that you be more careful.(私はあなたがもっと注意深くあるべきだと提案する。)

 

3番の文章では that以下に〝be〟が付いていたり、4番の文章ではthat以下に〝should〟が付いています。5番でも〝be〟が付いています。suggestの時制が現在でも過去形でも同じようなことが起きています。これは suggest that~ が〝~提案する〟という意味で使う時に起きる形です。以下のような語法になります。

 

suggest that 主語 (should) 原形  〝~と提案する〟should のところに(   )が付いているのは、省略できるという意味です。

 

上の3番と5番の問題で〝be〟という形になっているのは、shouldが省略されているからです。

 

このような形を取るのはsuggest以外にも幾つかあります。以下でそれを記します。

 

suggest that 型の動詞一覧

suggest that4

 

・suggest that 主語(should )原形の形を取る動詞には以下のようなものがあります。

 

・advise(~を勧める)

・decide(~を決める)

・demand(~を要求する)

・insist(~を主張する)

・order(~を命令する)

・propose(~を提案する)

・recommend(~を勧める)

・request(~を頼む)

 

冒頭の問題解説

suggest that5

 

冒頭の問題解説です。

 

1番の問題『彼らは彼の業績にがっかりしたと言いました。』ですが・・

答えは〝They suggested that they were disappointed in his performance.〟

suggestは〝~を示唆する(~をそれとなく言う)〟の意味なので、that以下は通常の形になります。

 

2番の問題『彼女は私がそのコンピューターを使うべきだと提案しました。』ですが・・

答えは〝She suggested that I (should) use the computer.〟

suggestは〝~を提案する〟の意味なので、that以下は〝that 主語 ( should ) 原形〟の形になります。

 

3番の問題『私はそこへ一人で行ったとそれとなく言いました。』ですが・・

答えは〝I suggested that I went there alone.〟

suggestは〝~を示唆する(~をそれとなく言う)〟の意味なので、that以下は通常の形になります。

・aloneの使い方について詳細を知りたい方は・・・ 

aloneの使い方を理解するために必要不可欠なポイント! を参照してみて下さい。

 

4番の問題『彼女の母は彼女が今それをやるべきだと提案しました。』ですが・・

答えは〝Her mother suggested that she (should) do it now. 

suggestは〝~を提案する〟の意味なので、that以下は〝that 主語 ( should ) 原形〟の形になります。

 

5番の問題

The teacher suggested that he (        )the course.

(その先生は彼がそのコースを取るように提案しました。)

A:took  B:takes  C:should take 

答え:C

・suggest 〝~を提案する〟の意味で使っているからです。

・shouldを省略し、takeも答えになります。

 

6番の問題

He suggested that she (    ) aware of the criticism.

(彼は彼女がその非難に気付いていたと示唆しました。)

A:be  B:is  C:was

答え:C

・suggest 〝~を示唆する〟の意味で使っており、suggestedと過去形になっているので、that以下の動詞も過去形にする必要があります。

 

7番の問題

My friend suggested that he (       ) on the theme.

(私の友人は彼がそのテーマに焦点を当てるよう提案しました。)

A:focused  B:focus C:focuses 

答え:B

・suggest 〝~を提案する〟 の意味で使っているからです。

・shouldを付けshould focus も答えになります。

 

 

重要文法用語

 

・suggest that

名詞節 that

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

suggestには2つの意味があり、その意味に応じてthat以下の語法が異なるところがポイントになります。

 

動詞の意味に気を付けながら、問題演習や英作をしてみると案外ラクに覚えられるでしょう。

 

 

 

suggest that1

同格 thatを基礎からラクラク理解しよう!

同格 that を基礎からラクラク理解しよう!

 

英文を読んでいると様々なthatが出てきます。これらを正確に識別出来なければ、正確な文章構造把握が出来ません。結果として、英文の意味を取り違えてしまう可能性が上がります。ですから、正確に認識できる必要があります。

 

以前 that 使い方 というページで様々なthatについてのお伝えしましたが、今回のその中の同格のthatについて掘り下げたいと思います。

 

 

同格 that が解ると以下の問題が出来るようになります。

同格 that2

 

以下の英文のthatの識別(同格 関係代名詞 接続詞)をしてみて下さい。理由も考えてみて下さい。

 

1.Do you know that he came here yesterday?

2.She conceals the fact that she hit the jackpot.

3.I didn’t imagine that he would be in such a place.

4.I believe in the possibility that he will win the election.

5.Everyone that I told the news to had the same reaction.

6.The man that stole my car was arrested.

7.I had no idea that I would one day became an English teacher.

 

 

同格 that のポイント

 

 

同格 that と似ているthatについて識別が出来るようになる。

どのような名詞と共に同格のthatが使えるのか?理解する。

 

 

同格 thatと接続詞 thatの違いは?

同格 that3

 

・同格のthatと接続詞 thatの違いは以下のようになります。

 

1.I think that he is a student.

(私は彼が学生であると思います。)

 

2.I heard the news that he passed away last night.

(私は彼が昨夜亡くなったという知らせを聞きました。)

 

1番のthatは接続詞のthatです。2番は同格 that です。1番の前には動詞が来ています。一方で2番の場合は名詞が来ています。

 

接続詞 that と同格 thatの違いは、thatの前に名詞が来るかどうか?ということです。

 

※接続詞 that について更に詳細を知りたい方は・・

接続詞 that 名詞節はコレでスッキリ! を参照してみて下さい。

 

 

同格のthatと関係代名詞thatとの違いは?

同格 that4

 

同格のthatと関係代名詞 thatの違いは以下のようになります。

 

1.  I know the student that lives with them.(私は彼らと一緒に住んでいるその学生を知っている。)

2.  I didn’t know the fact that she was very depressed. (私は彼女が非常に落ち込んでいるという事実を知らなかった。)

 

1番の that は関係代名詞(主格)になります。

※関係代名詞 主格について詳細を知りたい方は・・

⇒ 関係代名詞 主格 基礎からマスターしよう! を参照してみて下さい。

 

2番は同格の that になります。関係代名詞 that と 同格 thatの違いを見分けるためには、that以下の文章構造がポイントになります。

 

関係代名詞 that の場合は、例えば上記1番の文の場合に見られるように、that以下の英文が不完全な構造になります。1番の場合は主語がありません。

 

一方、同格のthatの場合はthat以下に完全な文章が来ています。完全 or 不完全というのは、that以下の英文を取り出した時に、それだけで意味が成立する文章かどうか?と言う意味です。2番の文章の場合〝she was very depressed.〟だけで意味が成立する英文になっています。

 

『関係代名詞 thatは目的格の場合はどうなのだろう?』と思う方もいると思うので、その例も以下に記したいと思います。

 

3. I know the student that she met yesterday. 

 

3番の文ではやはり、that以下が不完全な構造です。metは(~に会った)他動詞ですので、目的語が必要になります。

 

この文章の場合metに対する目的語がありません。ですから、不完全な文章と言うことになります。関係代名詞目的格のthatの場合でもthat以下は不完全な文章構造になる ということが明らかです。

 

説明が長くなりましたが、同格のthatと関係代名詞thatの違いのポイントをもう一度まとめます。

 

同格 that は that以下の文章が完全なもの。

関係代名詞 that はthat以下の文章が不完全なもの。

となります。

 

蛇足ですが、関係代名詞目的格の文において、不完全な文章構造であるのにも関わわらず、完全な文章構造に思えてしまう場合の原因の一つに自動詞 他動詞 の理解が不足している場合も多いです。ですから、この部分における知識を増やすことも重要になります。

 

※関係代名詞 目的格について詳細を知りたい方は・・

関係代名詞 目的格理解は本当に大丈夫ですか? を参照してみて下さい。

 

※自動詞 他動詞 について詳細を知りたい方は・・ 

自動詞 他動詞 見分け方 もう悩まないで! を参照してみて下さい。

 

 

同格 that を使える名詞

 

同格のthatを使える名詞は抽象名詞ですが、どのようなジャンルの抽象名詞か?を大まかにでも抑えた方が記憶に残りやすいです。私は以下のように頭の中で分類しています。

 

<情報系>

・information(情報) ・knowledge(知識)・news(ニュース)・report(報告) ・rumor(噂)・sign(合図)

 

<考え系>

・belief(信念) ・concept(概念)・dought(疑い)・feeling(感情)

・idea(考え) ・impression(印象) ・ground(立場) ・opinion(意見)

・thought(考え)・view(意見)

 

<夢系>

・dream(夢) ・hope(希望)

 

<機会系>

・chance(機会)・danger(危険) ・possibility(可能性)

・probability(可能性)risk(危険性)

 

<事実系>

・evidence(証拠)・fact (事実) ・proof(証拠) ・truth(真実)

 

 

冒頭の問題解説

同格 that5

 

 

冒頭の問題の解説です。

 

1番の問題『Do you know that he came here yesterday?』

(あなたは彼が昨日ここへ来たのを知っていますか?)

・thatは接続詞になります。that以下の文が完全です。また同格のthatとは違いthatの前に名詞がありません。

 

2番の問題『She conceals the fact that she hit the jackpot.

(彼女は宝くじで大当たりしたことを隠している。)

・thatは同格のthatになります。thatの前に名詞があり、that以下は完全な文になっています。

 

3番の問題『I didn’t imagine that he would be in such a place.

(私は彼がそのような場所にいるだろうと想像しなかった。)

・thatは接続詞のthatになります。that以下の文が完全です。また同格のthatとは違いthatの前に名詞がありません。

 

4番の問題『I believe in the possibility that he will win the election.

(私は彼が選挙で勝つ可能性を信じている。)

・thatは同格のthatになります。thatの前に名詞があり、that以下は完全な文になっています。

 

5番の問題『Everyone that I told the news to had the same reaction.

(私がそのニュースを伝えた皆は同じ反応をした。)

・thatは関係代名詞 目的格のthatです。that以下は不完全な文章構造です。toの後ろに目的語が必要です。

 

6番の問題『The man that stole my car was arrested.

(私の車を盗んだその男は逮捕された。)

・thatは関係代名詞主格です。 that以下は不完全な文章構造です。thatの後ろの文に主語がありません。

 

7番の問題『I had no idea that I would one day became an English teacher.

(私がある日英語の先生になるだろうとは考えもしなかった。)

・thatは同格のthatになります。thatの前に名詞があり、that以下は完全な文になっています。

 

 

重要文法用語まとめ

 

・同格 that

接続詞 that

関係代名詞 主格

関係代名詞 目的格

自動詞 他動詞

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか? 

 

同格、接続詞、関係代名詞のthat見た目は同じものでも、それぞれ違った特徴を持っています。

 

英文を読みながらthatに遭遇した時にはthatの分析を根拠を考えながら練習していくと、着実に理解が進むはずです。

 

 

同格 that1

接続詞 前置詞 違い・見分け方が誰でも簡単にワカル!

接続詞 前置詞 違い・見分け方が誰でも簡単にワカル!

 

英文を読んでいると〝同じ英単語なのに使われ方が違っていてよく解からない!〟と思う事はないでしょうか?

 

様々なit色々なthatも識別が出来なければならないものの一つですが、今回の『接続詞 前置詞の違い』も区別できることが重要です。

 

 

接続詞 前置詞 違い・見分け方が解ると以下の問題が出来るようになります。

接続詞 前置詞 違い・見分け方2

 

AかB正しい方を選択し以下の(        )内を埋め和訳してみて下さい。

 

1(    )heavy rain,the road is closed.

A:because

B:due to

 

2 I did my best (       ) I was tired.

A:although

B:in spite of

 

3 Read this (       )talking to your boss.

A:before

B:because

 

4 Tell me how to learn a foreign language (       ) I sleep.

A:while

B:during

 

 

接続詞 前置詞 違い・見分け方のポイント

 

接続詞 前置詞 違い・見分け方のポイントは以下になります。

 

接続詞・前置詞の使い方を理解する。

接続詞・前置詞 両方で使える単語を知っておく。

前置詞的に使える表現を知っておく。

 

 

接続詞の使い方

接続詞 前置詞 違い・見分け方3

 

以前 副詞節を導く従属接続詞 のところでもお伝えしましたが、接続詞は以下のような形で使います。 

 

・I studied English after I ate dinner.(私は夕飯を食べた後で英語を勉強した。) 

・I listened to music before I went to bed.(私は寝る前に音楽を聴いた。)

 

上記の文の 〝after〟before〟 は接続詞として使われています。

 

接続詞は文と文を繋ぐ言葉であるので、接続詞の後ろには完全な文章が来ます。完全な文章と言うのは、その文章を取り出した時に意味が成り立つ文の事です。

 

 

前置詞の使い方

 

前置詞の後ろには、名詞や名詞句などが続きます。文章を続けることはできません。例文を観ていくと判り易いです。

 

・I studied English after lunch.(私は昼食後英語を勉強した。)

→前置詞 afterの後ろに 名詞 〝lunch〟 が続いています。

 

・We were surprised after talking with her.(私達は彼女と話した後で驚いた。)

→前置詞 after の後ろに 動名詞句〝talking with her〟が続いています。

 

 

接続詞と前置詞の両方で使える言葉

接続詞 前置詞 違い・見分け方4

 

上述したように接続詞と前置詞の使い方が解った後で、接続詞・前置詞両方で使えるものを記憶しておくと非常に便利です。以下のようなものです。

 

・after(~の後)

・before(~の前)

・until(~までずっと)

・since (~以来)

・as (~の時)

 

・I studied French after lunch.(私は昼食後フランス語を勉強した。)

→〝after〟を〝前置詞〟として使っています。

 

・I studied French after I ate lunch.(私は昼食を食べた後でフランス語を勉強した。)

→〝after〟を〝接続詞〟として使っています。

 

・I cleaned my house before breakfast.(私は朝食前に家を掃除した。)

→〝before〟を〝前置詞〟として使っています。

 

・I cleaned my house before I ate breakfast.(私は朝食を食べる前に家を掃除した。)

→〝before〟を〝接続詞〟として使っています。

 

・I will be busy until next week. (来週まで私は忙しいでしょう。)

→〝until〟を〝前置詞〟として使っています。

 

・I will not go out until it stops raining.(私は雨が止むまで外出するつもりはありません。)

→〝until〟を〝接続詞〟として使っています。

→〝until〟の中が未来形になっていないのは〝時・条件の副詞節内は現在形〟のルールが働いているからです。

 

・I have been making it since last Friday.(私は先週の金曜日からそれを作っている。)

→〝since〟を〝前置詞〟として使っています。

→この文では現在完了進行形が使われています。

 

・They have known each other since they were young.(彼らは若い頃からお互い知っている。)

→〝since〟を〝接続詞〟として使っています。

 

As he was young, he traveled around the world.(彼が若かった時、彼は世界中を旅した。)

→〝as〟を〝接続詞〟として使っています。

 

As a young man , he traveled around the world.(若かった時、彼は世界中を旅した。)

→〝as〟を〝前置詞〟として使っています。

 

 

前置詞的に使う表現について

 

接続詞のように使ってしまうけれど・・実は前置詞or前置詞的に使う表現(=後ろは単語や句などになる)〟 表現があります。

どのようなものがあるのか?を頭に入れておくと英文を読む際の文章構造の判別やTOEIC試験の文法問題などで役に立ちます。

以下になります。

 

・due to ~  owing to~ because of~(~のため)

・during~(~の間)

・despite~ in spite of~ (~に関わらず) 

 

接続詞と対比した表が以下になります。

 

   接続詞 前置詞 or 前置詞的に使う表現   意味
 because  due to ~  owing to~ because of~  ~のため
 while  during~  ~の間
 altough though  despite~ in spite of~  ~に関わらず

 

 

冒頭の問題解説

接続詞 前置詞 違い・見分け方5

 

冒頭の問題の解説です。

 

1(    )heavy rain,the road is closed. 

A:because

B:due to

 

・正解はBのdue to です。

・和訳は〝大雨のためその道路は閉鎖されている。〟

・(  )内の直後が名詞句の為、前置詞的に使う表現 due to が入ります。

 

 

2 I did my best (       ) I was tired.

A:although

B:in spite of

 

・正解はAの althoughです。

・和訳は〝私は疲れていたが最善を尽くしました。〟

・(  )内の直後が文(=主語+動詞という構造)の為、接続詞 although が入ります。

 

 

3 Read this (       )talking to your boss.

A:before

B:because

 

・正解はAの beforeです。

・和訳は〝あなたのボスに話す前にこれを読みなさい〟

・(  )内の直後が動名詞の為、前置詞のbefore が入ります。(※beforeは接続詞としても使えますが、ここでは前置詞として使われています。)

 

 

 

4 Tell me how to learn a foreign language (       ) I sleep.

A:while

B:during

 

・正解はAのwhile です。

・和訳は〝私が寝ている間に外国語を習得する方法を私に教えて下さい。〟

・(  )内の直後が文の為、接続詞のwhile が入ります。

・動詞tellがここでは第4文型SVOO型で使われています。

・how to learn は疑問詞+to 不定詞の形です。

 

 

 

重要文法用語まとめ

 

前置詞

動名詞 

副詞節を導く従属接続詞

時・条件の副詞節内では現在形

現在完了進行形

第4文型SVOO

疑問詞+to do

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

接続詞と前置詞の使い方・構造を理解する。

〝接続詞・前置詞両方で使えるもの〟〝前置詞的に使う表現〟を覚えておく。 

 

という2点がクリアできると、接続詞・前置詞の違い・見分け方はラクラク解決されるはずです!

 

 

接続詞 前置詞 違い・見分け方1
2017年8月25日 | カテゴリー : 品詞, 接続詞 | 投稿者 : HOSHINO

強調構文 形式主語 見分け方 をマスターしよう!

強調構文 形式主語 見分け方 をマスターしよう!

 

以前 形式主語 についてお伝えしました。

 

生徒さんと英文を読んでいると 、形式主語以外の〝It ~ that のパターン〟がちょこちょこ出てきて、その時に「それが一体何であるのか?分からない」と言われることがあります。

 

今回は 「強調構文」 についてお伝えしたいと思います。

 

強調構文が解かると以下の英作文が出来るようになります!

強調構文 形式主語 見分け方2

 

以下の日本語を下線部分を強調する形で英訳してみましょう!

 

1.私が尊敬するのはそのお医者さんです。

2.私が3つのハンバーガーを食べたのはお腹がすいていたからです。

3.その英語教師が痩せていたのは20年前です。

4.刑務所に行ったのはその女性店員です。

 

 

強調構文のポイント

強調構文 形式主語 見分け方3

 

強調構文とはどのようなものであるかを理解する。

強調構文で強調出来るものを知る。

強調構文の時制について理解する。

強調構文と形式主語の違いを理解する。

 

 

強調構文とは

以下のような日本語の文章があります。

 

A:トムは一昨日そのお店でカバンを買いました。

B:トムがそのお店でカバンを買ったのは一昨日でした。

 

A文もB文も内容は同じですが、B文では「一昨日」の部分を強調した言い方になっています。

 

このように、文の中で強調する部分を表現する時に使う形が『強調構文』です。

 

強調構文の形

 

文章の中で強調する部分がある時に以下のパターンで表現します。

 

It is 強調語句 that ~

 

例えば先程の「トムがそのお店でカバンを買ったのは一昨日でした。」 という日本語を英訳する場合(下線部分を強調する場合)・・・

 

It was the day before yesterday that Tom bought the bag at the store.

という形になります。

 

 

強調構文で強調出来るもの。

強調構文 形式主語 見分け方4

 

強調構文で強調出来るものは以下になります。 

 

主語

目的語

副詞類(副詞、副詞句、副詞節) 

 

補語は強調出来ません。

 

これらを覚えておくと便利ですが、仮に忘れても日本語で文章を考えてみると、強調出来るものが何か自然に理解出来てしまいます。

 

例えば・・・ 

強調構文 形式主語 見分け方4-1

 

「彼がその新しい車をオフィスで昨年デザインしました。」という文章の中で〝どこが強調出来るのだろうか?〟と考えたとします。

 

そうすると・・・以下の形でしか強調出来ない筈だということが分かります。

 

その新しい車をオフィスで昨年デザインしたのはでした。

彼がオフィスで昨年デザインしたのはその新しい車でした。

・彼がその新しい車をオフィスでデザインしたのは昨年でした。

彼がその新しい車を昨年デザインしたのはオフィスででした。 

 

という風に主語、目的語、副詞句になっています。

 

また、補語が入る文章を強調しようとしたとします。

 

「彼は昨日疲れていました。」=He was tired yesterday.

(補語の部分は「tired」です。)

 

そうすると・・・・

 

・昨日疲れていたのはです。

・彼が疲れていたのは昨日です。

 

と下線部分は強調出来ますが、疲れていた=tired の部分は強調しようにも強調出来ない事がわかります。

「補語は強調出来ない」という事が明確になります。

 

強調構文を作る時に、強調出来る語句について曖昧になった場合は、日本語で考えてみると解り易いと思います。

 

強調構文の作り方

強調構文 形式主語 見分け方5

 

強調構文の文を作る時は、もともとの文章が何であるか?を考えることが重要です。

 

It was the day before yesterday that Tom bought the bag at the store.ですが・・・

 

これは元々の文章が・・

・Tom bought the bag at the store the day before yesterday.です。

 

この時に the day before yesterday を It is と that の間に挟み、that以下に残りの文を置いています。

 

ですから強調する部分を変えると、元の文章から以下のような強調構文も作ることが可能になります。

 

・It was at the store that Tom bought the bag the day before yesterday.

・It was Tom that bought the bag at the store the day before yesterday.

・It was the bag that Tom bought at the store the day before yesterday.

 

強調構文を作る時は、このように元の文章が何であるか考えると解り易いと思います。

 

 

強調構文の時制

強調構文 形式主語 見分け方6

 

強調構文の文章の時制は・・ 

 

・It is ※※※ that ~という →be動詞部分が現在形のパターン

・It was ※※※ that ~という →be動詞部分が過去形のパターン

 

現在形と過去形のパターンが一般的です。

 

 

 

強調構文の文の作り方に迷った時の対処法

 

強調構文の文章を作ろうとする時に迷うのは多くの場合、強調する語句が頭の中で明確になっていないケースが多いものです。

 

このような時は、いきなり強調構文にするのではなくて、強調する前の普通の文章を考えてみると良いと思います。

 

例えば・・・

 

「私が疲れている時に飲むのはレッドブルなのです。」とレッドブルを強調する強調構文を作りたいとします。この時に、迷った場合はいきなり答えを出すのではなくて以下のような英文をまず作ってみると良いと思います。

 

・I drink Red Bull when I am tired. 

そして「Red Bull」を強調したい 時は、強調する部分を It is ※※※ that に入れれば良いので・・・

 

・It is Red Bull that I drink when I am tired. という形に出来ることがわかります。

 

 

強調構文と形式主語の見分け方

強調構文 形式主語 見分け方7

 

形式主語を学習した後に強調構文の文を見ると、一見同じように見えてしまいます。ですが、以下のように考えると強調構文と形式主語が簡単に出来ます。

 

It is ※※※ that ~ 

 

※※※の部分がthat以下に戻し文として成立できるかどうか?

 

→※※※をthat以下に戻せない場合は形式主語

→※※※をthat以下に戻せる場合は強調構文

 

以下の英文で実際に考えてみましょう。

 

1. It is certain that he made this wonderful dish.

(彼がこの素晴らしい料理を作ったのは確かです。) 

 

2. It was yesterday that he went to bed so early.

(彼がとても早く寝たのは昨日でした。) 

 

・1番の文章はcertainの部分をthat以下に戻すことが出来ないので、形式主語の文になります。

 

形式主語 it は3つのポイントで大丈夫!

 

・2番の文書はyesterdayをthat以下の文章に戻し・・・

 

→He went to bed so early yesterday. という文に出来るので強調構文になります。

 

1番の文章は That he made this wonderful dish is certain . という文の接続詞thatを使った主語部分が長くて It を置き、that以下を後ろに移動させて形となっているため、結局certainの位置を動かすことが出来ない という事になります。

 

接続詞 that 名詞節はコレでスッキリ!

 

一方、2番の文では He went to bed so early yesterday.の yesterdayを強調するために・・・

 

It is ※※※ that の※※※にyesterdayを移動させた形になっています。ですから、当然元の位置に戻せることになります。

 

 

 

冒頭の問題解説

強調構文 形式主語 見分け方8

 

・冒頭の問題解説です。

 

1番の問題「私が尊敬するのはそのお医者さんです。」ですが・・

 

答えは・・

 

・It is the doctor that I respect. になります。

 

強調する前の普通の文章は・・〝I respect the doctor.〟になります。

目的語の部分を強調する形になっています。

 

 

2番の問題「私が3つのハンバーガーを食べたのはお腹がすいていたからです。」ですが・・

 

答えは・・

 

・It was because I was hungry that I ate 3 hamburgers.になります。

because I was hungry という副詞節を強調する形になっています。

 

副詞節を導く従属接続詞4つのポイント

 

強調する前の普通の文章は・・

〝I ate 3 hambargers because I was hungry.〟になります。

 

 

3番の問題「その英語教師が痩せていたのは20年前です。」ですが・・

 

答えは・・

It was 20years ago that the English teacher was thin.

 

強調する前の普通の文章は・・

〝 The English teacher was thin 20 years ago.〟になります。

 

20years ago という副詞句を強調する形になっています。

 

 

4番の問題「刑務所に行ったのはその女性店員です。」ですが・・

答えは・・

・It was the saleswoman that went to prison.

 

強調する前の普通の文章は・・

〝The sales woman went to prison.〟になります。

 

The sales woman という主語を強調する形になっています。

 

 

 

重要文法用語まとめ

 

・強調構文

形式主語

接続詞 that

・関係代名詞

副詞節を導く従属接続詞

 

まとめ

強調構文 形式主語 見分け方9

 

強調構文の理解は深まったでしょうか? 

 

何を強調出来るのか?

形式主語との違いは何か?

 

という事がわかると、案外あっさり理解出来ると思います。

 

強調構文 形式主語 見分け方
2016年12月8日 | カテゴリー : 接続詞, 構文 | 投稿者 : HOSHINO

形式主語 it は3つのポイントで大丈夫!

形式主語 it は3つのポイントで大丈夫!

 

長文読解が苦手になる理由の一つに、文章構造を分析できない場合があります。文章構造を分析する時に若干難しく感じられるのが形式主語が文章の中で使われているケースです。

 

形式主語についてシッカリ理解すると、今まで見えてこなかった構造がスッキリ見えてくるかもしれません。今回は形式主語 itについてお伝えしたいと思います。

 

 

 

形式主語 it が解ると以下の問題が出来るようになります!

形式主語 it 2

 

・以下の日本語を英訳してみて下さい。

 

1.歴史に興味を持つのは当然です。

2.車通勤をするのは便利です。

3.その男が5か国語を話せるのは驚く話ではない。

4.彼女がその星を最初に発見したかどうかは疑わしい。

5.何故あなたがそこに居たかは重要ではありません。

 

 

形式主語 it のポイント

形式主語 it 3

 

・形式主語のポイントは以下になります。

 

形式主語の基本的な形を理解する。

形式主語になる前(=主語が長々した形)の文章構造を理解する。

形式主語にはどのようなパターンがあるかを理解する。

 

 

形式主語(仮主語)とは

形式主語 it 4

 

形式主語は文章が長い場合に、主語を短い形し、長い主語を後ろに持ってくる形式です。形式主語は仮主語とも呼ばれています。

 

英語は主語の部分を短くコンパクトにまとめるという性質がありますが、形式主語(=仮主語)の形を使うことによって、主語の部分を短くすることが出来ます。

 

It is ~ という形 になります。 

 

例えば以下のような例文です。

 

・It is difficult to continue studying English.

(英語学習を続けることは難しい)

 

 

長々した主語の例

形式主語 it 5

 

以下に長々した主語の例を記しますが、関連する文法の理解を先にする方が、より理解が早く進みますので、不明な部分はリンクから参照し、理解を深めて下さい。

 

To speak Spanish is difficult.

(スペイン語を話すことは難しい) 

→不定詞の名詞的用法を主語にしています。「To speak spanish 」の部分が長々した主語になっています。

不定詞の名詞的用法ってコウなんです! 

 

 

Whether he is tired is clear.

(彼が疲れているかどうかは明らかです。)

→接続詞 whether を主語にしています。「Whether he is tired」の部分が長々した主語になっています。

if whether 使い分けがコレで解決!

 

 

That she lost her weight is natural.

(彼女の体重が減ったことは自然です。)

→接続詞 that を主語にしています。「That she lost her weight」の部分が長々した主語になっています。

接続詞 that 名詞節 はこれでスッキリ!

 

以下で主語の部分を短くした形を記したいと思います。

 

 

長々した主語を後ろに移動させた形

 

・以下は形式主語を使って長々した主語を後ろに移動させ文頭をシンプルな構造にしています。

 

・It is difficult to speak Spanish .

→不定詞の長々した主語を後ろに移動させています。

 

・It is clear hether he is tired. 

→接続詞whetherの長々した主語を後ろに移動させています。

 

・It is natural that she lost her weight .

→接続詞thatの長々した主語を後ろに移動させています。

 

 

様々な形式主語のパターン

形式主語 it 6

 

・形式主語には以下のようなパターンがあります。

 

・It is~ to do(不定詞)

・It is~ that(接続詞)

・It is ~whether

・It is ~疑問詞(who why when)

・It is ~if 

・It is ~動名詞

 

 

形式主語の文型はどうなるか?

形式主語 it 7

 

形式主語の文型はどうなるのか?と思う方いるかもしれません。このように思った時は元の文章(=主語が長々しい文章)の文型を考えてみると、理解が深まると思います。

 

・例えば以下のように考えると良いでしょう。

 

形式主語の文:It is easy to speak Spanish.

(スペイン語を話す事は簡単です。)

 

「この文の文型は何かな・・・・? よし!元の文(=主語が長い文に)戻そう!」

 

主語が長い文:To speak Spanish is easy. 

 

To speak Spanish はSだよな・・。

be動詞のisがVで・・・。

easyが形容詞でCだよな・・

 

〝そうか! 第2文型 SVC だ。これを形式主語の文で書き換えただけだから、結局 SVC ということだ。〟

 

 

冒頭の問題解説

形式主語 it 8

 

・冒頭の問題解説です! 

 

1番の問題:[歴史に興味を持つのは当然です。]の答えは・・

 

〝It is natural to be interested in history.〟です。

 

主語が長い場合は:『To be interested in history is natural.』になります。

・不定詞を主語としています。

 

 

2番の問題:[車通勤をするのは便利です。]の答えは・・

 

〝It is convenient driving to work.〟です。

 

主語が長い場合は:『Driving to work is convenient.』になります。

・動名詞を主語としています。

 

 

3番の問題:[その男が5か国語を話せるのは驚く話ではない。]の答えは・・

 

〝It is not surprising that the man can speak five languages.〟です。

 

主語が長い場合は:『That the man can speak five languages is not surprising.』になります。

・接続詞thatを主語としています。

 

 

4番の問題:[彼女がその星を最初に発見したかどうかは疑わしい。]の答えは・・

 

〝It is doubtful whether she found the star first.〟です。

 

主語が長い場合は『Whether she found the star first is doughtful.』になります。

・接続詞whetherを主語としています。

 

5番の問題[何故あなたがそこに居たかは重要ではありません。]の答えは・・

〝It doesn’t matter why you were there.〟です。

 

 

重要文法用語まとめ

 

・形式主語

・仮主語

不定詞の名詞的用法

動名詞

接続詞 that

接続詞 whether

・接続詞 if

 

まとめ

形式主語 it 9

 

 

いかがでしたか?形式主語の理解は深まりましたか?

 

英文を読んでいる時に〝It〟が出てきたら、形式主語の可能性をこれからは疑ってみて下さい。形式主語の可能性をシッカリ考える為にも、It isの後ろにどのような形が来るのか?知っておくことが重要です。

 

長々した主語をみてもシッカリ訳すことが出来なければ、それぞれの部分の知識を確実に習得しましょう!

 

形式主語 it 1

if whether 使い分け がコレで解決!

if whether 使い分け

 

〝if と whether の使い分け がなんだかよく分からないな・・・〟 と思う方も多いのではないでしょうか?

 

前回は接続詞thatについてお伝えしましたが、その部分が理解出来ると、今回の if whetherの使い分けの理解がラクになります。基本的な考え方は同じだからです。

 

長文読解をしていく際には文構造の把握が重要になります。英語長文読解が苦手な方の多くは文章構造を正確に把握ケースが非常に多いのです。

 

英語 長文読解を苦手にしてしまう3つの悪因。

 

文章構造を正確に判断できるためにもif whetherについてシッカリ理解することが重要です。

 

 

if whether 使い分け が分ると以下の英作文が出来るようになります!

if whether 使い方2

 

・以下の日本語を英文にしてみましょう!

 

1.彼女が成功するかどうかは彼女の努力次第です。

2.問題は彼が忙しいかです。

3.私はこの薬が効くかどうか分かりません。

4.ケンは来るかどうか決めることが出来ませんでした。

 

 

 

if whether 使い分け のポイント

if whether 使い方3

 

・if と whether 使い分けを理解するためのポイントは以下になります。

 

文章の中で名詞を置ける位置をシッカリ理解する。

接続詞の文章構造を理解する。

ifとwhetherの違いを理解する。

〝もし~〟の場合のifとの違いを理解する。

 

 

文章の中で名詞を置ける位置。

if whether 使い方3-1

 

動名詞のところなどでもお伝えしてきましたが、文章の中で名詞の置ける位置は決まっています。

そして、接続詞ifと whetherも名詞の働きと基本原理は一緒です。

 

ですから、名詞の置ける位置を理解すると、ifやwhetherを文章のどの位置で配置できるのか?と考えることが出来るようになります。

 

以下が文章の中で名詞を置ける位置になります。

 

・主語

・目的語

・補語

・前置詞の目的語(=前置詞の後ろに来る名詞)

 

 

接続詞の文章構造

 

 

副詞節を導く従属接続詞のところでもお伝えしましたが、接続詞が入った文構造は〝主語〟+〝動詞〟 という構造になり完全な文になるという事です。

 

・ I don’t know if he is fine.(私は彼が元気かどうか分かりません。)

if以下が「he is fine.」で独立した完全な文になっています。

 

 

 

if whether の違いを理解しよう!

if whether 使い方4

 

if と whetherの違いを理解して使い分けが出来るようになりましょう!以下の2つのグループに分けて考えると解り易いと思います。

 

ほぼ全ての位置で使える〝whether〟

極めて限られた位置でしか使えない〝if〟

 

 

ほぼ全ての位置で使える〝whether〟

 

ほぼ全ての位置で使える〝whether〟ですが、2つに分けるとスッキリすると思います。

 

第1グループ

「主語、補語、目的語、前置詞の目的語として使える whether 」

 

Whether he is dead is not sure.

(彼が死んでいるかどうかは確かでありません。)

 

→whetherを主語の位置で使っています。

 

・The point is whether she will come.

(問題は彼女が来るかどうかです。)

 

→whetherを補語の位置で使っています。

 

・I don’t know whether he got a new smart phone.

(私は彼が新しいスマホを手に入れたかどうかわかりません。)

 

→whetherを目的語の位置で使っています。

 

 

第2グループ

「or notを直後に付けられる、不定詞が後ろに置ける whether」

 

・I don’t know whether or not he will come here.

(彼がここに来れるかどうかわかりません。) 

 

whether の直後にor not が付いていますが、ifの直後をこのような形にすることはできません。

 

・It is up to you whether to start or not.

(始めるかどうかはあなた次第です。) 

 

whetherの直後に不定詞が来ていますが、ifの直後をこのような形にすることはできません。

 

※この文のitは形式主語になっています。

 

 

極めて限られた位置でしか使えない〝if〟

if whether 使い方5

 

「~かどうか」の意味を表す〝if〟は限られた場所でしか使う事が出来ません。

 

簡単に言うと、目的語の位置で使うという事になります。

 

 

・Let me know if he likes me.(彼が私のことを好きかどうかを教えて下さい。)

 

動詞knowが他動詞で、目的語の位置にif以下の文章が来ています。ifの代わりにwhetherを使うことも可能です。

 

余談ですが、ifを使ったこの文章は曖昧さが残ります。動詞knowを自動詞と考えた場合「もし彼が私を好きであれば教えて下さい。」と訳すことが出来てしまうからです。こういった時にwhetherを使うと「~かどうか」の意味でしか解釈できないので、曖昧さを解消出来ます。

 

自動詞 他動詞 見分け方

 

 

以下で if〝もし~〟と〝~どうか〟について説明したいと思います。

 

 

if 副詞節 名詞節 の区別はだいじょうぶ?

if whether 使い方6

 

英文を読んでいる途中で、ifに遭遇した時にフィーリングで〝もし~〟〝~どうか〟の意味を決定してはいけません。どちらの意味になるのか?を文章構造に基づいて考えられるようになりましょう。

 

以下の2つのような文章の中に出てくる if の区別が出来るようになることです。

 

1.He did not know if the shop is good. 

2.If it is fine tomorrow, she will go shopping. 

 

1番の文は文章の名詞の位置で使われている(=目的語の位置で使われている)ので〝~かどうか〟と訳すことになります。

 

2番の文は名詞の位置で使われていないので、副詞節を導く従属接続詞になり〝もし~〟の意味になります。

 

 

冒頭の問題解説

if whether 使い方7

 

・冒頭の問題の解説です。

 

・1番目の問題「彼女が成功するかどうかは彼女の努力次第です。」ですが・・・

 

答えは「Whether she will succeed depends on her efforts.」になります。

文頭で使う事が出来るのはwhetherになります。

 

 

・2番目の問題「問題は彼が忙しいかです。」ですが・・・

 

答えは「The question is whether he is busy.」になります。

補語の位置で使う事が出来るのはwhtherになります。

 

 

・3番目の問題「私はこの薬が効くかどうか分かりません。」ですが・・・

 

答えは「I don’t know whether(if)this medicine will work.」になります。

目的語の位置では whether 、if どちらも可能です。

 

 

・4番目の問題「ケンは来るかどうか決めることが出来ませんでした。」ですが・・・

 

答えは「Ken could not decide whether(if) he will come.」

目的語の位置では whether 、if どちらも可能です。

 

別解答「Ken could not decide whether to come.」も可能です。

ただし不定詞を直後に付けることが出来るのは whetherになります。

 

 

重要文法用語のまとめ

 

・名詞

・接続詞

・whether

・if

副詞節を導く従属接続詞

 

まとめ

if whether 使い方8

 

if と whether の使い方や違いの理解は進みましたか?

 

英作問題をやりながら、何がポイントになっているか?何を知っていれば英文を作れるのか?を考えると、より効率的に理解できると思います。

 

解らないところがあれば、説明やポイントを確認し何回か反復すると、習得出来ると思います。

 

if whether 使い方1
2016年11月16日 | カテゴリー : 名詞, 接続詞 | 投稿者 : HOSHINO

接続詞 that 名詞節はこれでスッキリ!

接続詞 that 名詞節はこれでスッキリ!

 

長文を読んでいると、様々なthatが出てきます。

(→ that 使い方 を理解しよう 。 )

 

ゴロゴロ沢山ある that の中の一つに 接続詞のthat があります。接続詞のthatを理解すると名詞の位置との関係性やso that 構文の理解が進みます。

 

今回は接続詞 that はどのような使い方するのかを理解し、リーディング、ライティングなどで使いこなせるようにしてみましょう!

 

接続詞 that 名詞節が解ると以下の問題が出来るようになります!

接続詞 that 2

・以下の日本語を英訳して下さい。

 

1.私は彼女が一生懸命英語学習することを望みます。

2.実は彼は昨年結婚したのです。

3.このデータが正しくないのは明らかです。

4.彼は多くの言語を理解出来るという点において興味深い才能がある。

 

 

接続詞 that 名詞節のポイント

接続詞 that 3

 

接続詞 that を理解するためのポイントは以下になります。

 

接続詞 that を文のどの位置で使えるか?

接続詞 that の後ろの文章の構造は?

接続詞 that の省略

 

 

接続詞 that の位置 

接続詞 that 4

 

接続詞 that は名詞の働きをするので(=名詞節)、文の中の名詞を置ける位置で使う事ができます。

 

文章の中で名詞を置ける位置は・・・  

 

主語  

目的語  

補語   

前置詞の目的語(=前置詞の後ろにくる名詞) 

 

になります。 

 

これだけですとイマイチ解らない方もいると思うので、以下に具体的な例文を書いていきたいと思います。

 

 

1.That he gained weight is natural.(彼が太ったのは当然だ。)

=主語の位置で使われています。

 

この文章は通常は、形式主語の形を使い、It is natural that he gained weight.とするのが一般的です。

 

2.I think that he is a student.(私は彼が学生であると思います。)

=目的語の位置で使われています。

 

3.The problem is that many students don’t like English grammer.

(問題は多くの学生が英文法が好きではないということです。)

=補語の位置で使われています。

 

4.Men are different from animals in that they can think and use languages.

(人間は考え、言語を使えるという点で動物とは異なる。)

前置詞の目的語の位置で使われています。

 

 

接続詞 that 名詞節の後ろの構造

接続詞 that 5

 

接続詞 that の後ろの構造は必ず〝完全な文〟になります。

 

I think that he is a student.

 

that以下の文(=he is a student.)がこれだけで「彼は学生です。」と意味を成す文章になっています。味を成す文章であるのは、完全な文であるからです。

 

生徒さんに〝完全な文とは何ですか?〟と尋ねると、よく『 S Vを取る形です』と答える方もいるのですが・・

 

S+Vの構造になっていても、完全な文で無いものもあるので、注意です

 

例えば I visited という文章は不完全な文です。動詞 visit は他動詞で後ろに目的語を必要とするので、たとえ S+Vという形になっていても不完全な形です。

 

 

繰り返します。完全な文というのは、その文だけで意味を成す文のことです。

 

 

・I ate curry.(私はカレーを食べた。)→完全な文

・I visited (私は~を訪れた。)→不完全な文  ~をの部分に本来名詞が入らなければならないので、不完全になります。

 

もう一度 接続詞 that の話に戻りたいと思います。

 

接続詞 that の後ろは完全な文章になります。リーディングの時に that を見つけ「これは接続詞のthatかな?」と思ったら、その文章をスッポリ取り出し、それだけで意味が完全に通る文章かどうか?判断してみると良いでしょう。

 

 

接続詞 that の省略

目的語と補語の位置で使われる場合には省略することが可能です。以下の例文を見て下さい。

 

・I believe (that) ghosts do not exist.

 

私はお化けが存在しないと信じています。

 

 

・The problem is (that) this machine is out of order.

 

・問題はこの機械が故障していることです。

 

 

長文などを読んでいる時にthatが省略されていることも多々あります。文章の構造から、省略が判断できるようになりましょう。

 

動詞の目的語の位置でthat 節を使う場合、どの動詞にもthatを付けていくことが出来る訳ではありません。付けることが出来る動詞とそうでないものがあります。

 

× I want that she will win the election.

○ I hope that she will win the election.

 

want は that を付けることが出来ませんが、 hope は付けることが出来ます。

(※wantは 動詞 人 to do という形で使う事は可能です。)

 

以下に that 節をとる動詞をまとめたいと思います。

 

that 節をとる動詞

・以下のような動詞がthat 節を取ります。

 

・admit(~を認める)

・agree(~に同意する)

・announce(~を発表する)

・believe(~を信じる)

・conclude(~と結論付ける)

・claim(~と主張する)

・complain(~と不満を言う)

・decide(~を決める)

・deny(~を否定する)

・expect(~を期待する)

・explain(~を説明する)

・feel (~を感じる)

・forget(~を忘れる)

・guess(~と推測する)

・hope(~を希望する)

・imagine(~を想像する)

・indicate(~を示す)

・know(~を知っている)

・learn(~だと分かる)

・mention(~について言及する)

・promise(~と約束する)

・realize(~だと認識する)

・regret(~を後悔する)

・remember(~を思い出す)

・say(~を言う)

・suggest(~を示す)

・suppose(~を思う)

・understand(~を理解する)

 

 

冒頭の問題解説

接続詞 that 6

 

冒頭の問題の解説です。

 

1番の問題「私は彼女が一生懸命英語学習することを望みます。」ですが・・

 

・答えは 〝I hope that she will study hard.〟 になります。

 

接続詞 that を目的語の位置で使っている形になります。hope は that と組み合わせて使う事の出来る動詞です。

※副詞 hard を何処に配置するのか迷う方は・・

副詞の位置 を参照してみて下さい。

 

 

2番の問題「実は彼は昨年結婚したのです。」ですが・・

 

・答えは〝The truth is that he got married last year.〟 になります。

 

接続詞 that を補語の位置で使っている形になります。

 

余談ですが、marryは他動詞ですので、この文章でgot married の代わりにmarried などとすることはできません。

 

 

3番の問題「このデータが正しくないのは明らかです。」ですが・・

 

・答えは〝That this data is not correct is obvious.〟 になります。

 

接続詞 that を主語の位置で使っている形になります。ただし、この文章は主語の部分が長いので・・・

 

・It is obvious that this data is not correct.と形式主語の形を使うのが一般的です。

 

4番の問題「彼は多くの言語を理解出来るという点において興味深い才能がある。」ですが・・

 

・答えは〝He has a unique talent in that he can understand many languages.〟 になります。

 

接続詞 that を前置詞の目的語の位置で使っている形になります。

 

 

重要文法用語のまとめ

以下にもう一度このページで出てきた文法用語を記したいと思います。一つでもよく分からないところがあれば、必ず理解するように努めて下さい。

 

・接続詞 that

名詞

・主語

・目的語

・補語

・前置詞の目的語

 

まとめ

接続詞 that 7

 

接続詞 that の理解は進んだでしょうか?

 

接続詞 that は名詞との関連する文法項目です。ですから、接続詞 that の説明を読んでいてイマイチ理解が出来ない場合は、名詞の使い方に関する理解が不足していると考えられます。怪しい方は、そちらを潰すことをオススメします。

 

接続詞 that1