far 比較級 最上級 使い分けを簡単に!

far 比較級 最上級 使い分けを簡単に!

 

英文を読んでいると〝far〟という英単語がポツポツ出てきます。そして、farの比較級や最上級もよく出てきます。この時に、案外どのような使われ方をしているのか? を理解している方が少ないように感じます。正確に理解しライティングやスピーキングで応用できると便利です。

 

今回は「far の比較級 最上級」についてお伝えしたいと思います。

 

 

farの比較級・最上級が理解出来ると以下の英作が出来るようになります!

far 比較級 最上級2

 

1.これは空港から最も遠い村です。

2.その老人はキノコを探すために更に遠くへ行った。そして遺体で発見された。

3.彼のお墓はその地域で最も遠くに位置しています。

4.私はさらなる情報を得た。

 

 

far 比較級・最上級のポイント

far 比較級 最上級3

 

far 比較級・最上級のポイントは以下になります。

 

farの品詞について理解する。

farの意味を理解する。

farの比較級・最上級の形の変化を理解する。

 

 

far の品詞・意味は大丈夫?

 

farの比較級・最上級を理解する前に far の〝品詞〟と〝意味〟は大丈夫でしょうか?

比較級最上級品詞との関連性が強いので、その点が理解出来なければ far の比較級・最上級を覚えてもうまく使いこなせないからです。

 

 

☆farの品詞と意味は以下になります。

 

farが形容詞で使われた場合

 

・farが形容詞で使われると「遠い」という意味になります。ですから、以下のような使われ方をします。

 

・Ghana is a far country.(ガーナは遠い国です。)

 

※形容詞の位置について理解が曖昧な方は「形容詞が名詞を修飾する場合の重要ルール」を参照してみて下さい。

 

 

farが副詞で使われた場合

far 比較級 最上級4

 

・farが副詞で使われると、①「遠くへ」、②「ずっと」という意味になります。

ですから以下のような使われ方をします。

 

①He went far away.(彼はさらに遠くへ行った。)

②This stone is far heavier than that stone.(この石はあの石よりずっと重い。)

 

※副詞の位置について理解が曖昧な方は「副詞の位置」を参照してみて下さい。

 

 

far の比較級・最上級

 

・farの比較級・最上級は以下のような形になります。

 

  原級  比較級  最上級
 far(遠い 形容詞)   farther(より遠い)  farthest(最も遠い)
 far(遠くへ・ずっと 副詞)  farther(より遠くへ)  farthest(最も遠くへ)

 

 

 

far further furthest とは何?

 

上述した形容詞 副詞 の比較級・最上級の形の他に以下の形もあります。

 

 原級  比較級  最上級

  far

(形容詞)

 further

(さらなる・より遠い=farther)

 furthest

(最大限の・最も遠い= farthest)

   far

(副詞)

  further

(さらに・より遠くへ=farther)

 furthest

最大限に= farthest)

 

 

その他の正確に理解しておきたい比較級・最上級

 

・以下のややこしい比較級・最上級も理解出来ると簡単です!

 

good well 比較級 最上級を本当に使いこなせていますか?

many much 比較級 最上級でまだ悩んでいるの?

bad 比較級 最上級 を3つのポイントで理解しよう!

 

 

 

冒頭の問題解説

far 比較級 最上級5

 

冒頭の問題解説です。

 

1番の問題「これは空港から最も遠い村です。」ですが・・・

答えは「This is the farthest village from the airport.」になります。

 

・形容詞 far (遠い)の最上級〝farthest〟を使っています。

 

 

2番の問題「その老人はキノコを探すために更に遠くへ行った。そして遺体で発見された。」ですが・・・

答えは「The old man went farther away to look for mushrooms and found dead.」になります。

far 比較級 最上級6

 

・副詞 far (遠くへ)の比較級〝farther〟を使っています。

・to look for ~ →不定詞の副詞的用法の目的用法 を使っています。

 

 

3番の問題「彼の墓地はその地域で最も遠くに位置しています。」ですが・・・

 

答えは「His cemetery is located farthest in the area.」になります。

・副詞 far (遠くへ)の最上級〝farthest〟を使っています。

 

 

4番の問題「私はさらなる情報を得た。」ですが・・・

答えは「I got further information.」になります。

 

・形容詞 far の比較級〝further=さらなる〟を使い名詞 informationを修飾しています。

 

 

 

重要文法用語まとめ

 

比較級

最上級

形容詞

副詞

不定詞副詞的用法の目的用法

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか? farの比較級・最上級の理解は進みましたか?

 

farの品詞と意味の理解

farの比較級・最上級の変化と形の理解 

 

の2点がポイントになります。

 

 

far 比較級 最上級1

many much 比較級 最上級でまだ悩んでいるの?

many much 比較級  最上級でまだ悩んでいるの?

 

以前私が比較級を学習した後で以下のような2つの英文を見ると混乱したものでした。

 

1.This movie is more popular than that one.

2.I have more books than him.

 

上記2つの文章はどちらも more~than となっています。ですが、比較級を学習した時に〝形容詞や副詞を比較級にする〟という事を学び、2番の文章を見ると〝形容詞や副詞が比較級になっていないよな~〟と思い混乱しました・・。

 

今回は「many muchの比較級 最上級 」についてお伝えしたいと思います。

 

many muchの比較級 最上級が解かると以下の問題が出来るようになります!

many much 比較級 最上級2

 

以下の日本語を英語にしてみましょう!

 

1.中国人はアメリカ人よりもより多くの車を買います。

 

2.アイスランド人が一人当たり世界で一番沢山の本を読みます。

※一人当たり=per capita

 

3.フィンランド人が一人当たり世界で一番沢山のコーヒーを飲みます。

 

4.ブルガリア人はイギリス人よりもより多くのビールを飲みます。

 

ポイント

 

many much 比較級 最上級を理解するためのポイントは以下です。

 

manyとmuchの品詞を知る。

manyとmuchの使い分けを知る。

manyとmuchの比較級・最上級を覚える。

 

 

more や most をなんとなく使うのはやめよう!

many much 比較級 最上級3

 

moreやmostをなんとなく使っていると、以下の文章を見た時にモヤモヤするはずです。

 

1.This movie is more popular than that one.

2.I have more books than him.

3.She is the most beautiful in this town.

4.He drinks the most water in this class.

 

1番の文章のmoreは一般的な比較級を作る時に使われるパターンです。

2番の文章のmoreは形容詞manyが比較級になった形です。

3番の文章のmostは一般的な比較級を作る時に使われるパターンです。

4番の文章のmostは形容詞muchが最上級になった形です。

 

なんとなく見た目は似ていますが、考え方は違うので、必要なことを理解し覚えてしまうことが重要です。

 

 

manyとmuchの品詞は何?

manyとmuchの比較級と最上級を使いこなせるようになるには、まず品詞を理解しなければなりません。品詞の理解をしていないと〝manyとmuchをどこに配置するべきか?〟分からなくなるためです。

 

manyとmuchは共に形容詞になります。ですから、名詞の前に置くことになります。

 

※形容詞の語順について知りたい方は・・

形容詞が名詞を修飾する場合の重要ルール を参照してみて下さい。

 

manyとmuchの使い分けは大丈夫?

many much 比較級 最上級4

 

manyとmuchは形容詞で名詞の前に配置しますが、使い分けがあります。

 

・many→数えられる名詞に付く

・much→数えられない名詞に付く

 

よって・・・

 

・many cars (沢山の車)

・much water(沢山の水) 

 

のように使います。

 

 

many muchの比較級 最上級を正確に覚えよう!

原理は解かっても覚えるべきものを覚えていないと使いこなすことが出来ないので以下の事柄を覚えてしまいましょう!

 

・many→数えられる名詞につく形容詞です。

・much→数えられない名詞につく形容詞です。 

 

 原級  比較級  最上級
 many(多くの)  more(より多くの)  most(一番多くの)
 much(多くの)  more(より多くの)  most(一番多くの)

 

その他の正確に理解しておきたい比較級 最上級

 

比較級や最上級が複雑に感じるその他のケースです。理解すると無理なく使いこなせるようになります。

 

good well 比較級 最上級を本当に使いこなせていますか?

far 比較級 最上級 使い分けを簡単に!

bad 比較級 最上級 を3つのポイントで理解しよう!

 

 

 

 

冒頭の問題の解説

many much 比較級 最上級5

 

1番の問題:中国人はアメリカ人よりもより多くの車を買います。

英訳:Chinese buy more cars than Americans.

 

・数えられる名詞に付ける形容詞=manyの比較級を使っています。

 

2番の問題:アイスランド人が一人当たり世界で一番沢山の本を読みます。(※一人当たり=per capita)

英訳:Icelanders read the most books in the world per capita.

 

・数えられる名詞に付ける形容詞=manyの最上級を使っています。

 

3番の問題:フィンランド人が一人当たり世界で一番沢山のコーヒーを飲みます。

英訳:Finnish drink the most coffee in the world per capita.

 

・数えられない名詞に付ける形容詞=muchの最上級を使っています。

 

4番の問題:ブルガリア人はイギリス人よりもより多くのビールを飲みます。

英訳:Bulugarians drink more beer than English men.

 

・数えられない名詞に付ける形容詞=muchの比較級を使っています。

 

 

重要文法用語まとめ

 

形容詞

比較級

最上級

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか? 理解は深まりましたか?

 

manyとmuchは形容詞である。

many muchの比較級・最上級の形をシッカリ覚える。 

 

2つのポイントがクリアできれば自信を持って、many muchの比較級 最上級のmore mostをスピーキングやライティングで活用できると思います。

 

many much 比較級 最上級1

good well 比較級 最上級 を本当に使いこなせていますか?

 good well 比較級 最上級 を本当に使いこなせていますか?

 

前回まで、比較級、最上級、原級比較についてお伝えしました。

 

それぞれのところでも述べたのですが、これらをシッカリ使いこなせるためには、形容詞副詞を意識することが重要でした。

 

今回は、比較級最上級の部分を学習していると登場する、betterやbestの部分です。

 

good well の比較級 最上級をシッカリ理解すると以下の問題が解ります!

good well 比較級 最上級2

 

以下の日本語を英訳して下さい。

 

1.この車はあの車より良い。

2.この本は5冊の中で一番良い。

3.私は彼女より上手に日本語を話せます。

4.彼女はこの町で一番上手に歌を歌う事が出来ます。

 

 

ポイント

good well 比較級 最上級3

 

goodとwellの比較級 最上級を使いこなすためのポイントは以下になります。

 

betterやbestなどをなんとなく使わない!

goodとwellの変化をキチンと覚えておく。

 

 

betterやbestを何故使う必要があるのか理解しよう!

good well 比較級 最上級4

 

「この本はあの本より良い」を英文にして下さい とお願いすると、案外多くの方が・・・・

 

1.This book is better than that book.と英作することが出来ると思います。

 

また、「私は彼女よりも上手にフランス語を話せます」を英文にして下さい とお願いすると・・・・

 

2.I can speak French better than her.と英作することが出来ると思います。

 

ところが「同じbetterになっていますが、意味合いが違う事を明確に理解していますか?」と尋ねると・・・

 

「え!」と驚く方がいます。

 

ここで驚く方は、betterを使う時に「何故betterを使う必要があるのか?」を意識していない事になります。

 

一般的er型比較級は、形容詞や副詞の本来の形にerを付けることによって(例えばtall→taller)比較級を作ります。

 

ところが上記の2つは、不規則変化型の比較級と言われ、単語のスペリングを変えて比較級を作るケースです。そして、goodとwellの比較級が同じ形であるため、混乱が生じやすいのです。

 

1番2番の問題が混乱する場合、1番のbetterはgood から派生し、2番のbetterはwellから派生している事が理解できていない と言う事になります。

 

☆この状況を改善する為には、以下の2点が重要になります。

 

better(bestもそう)がもともと何から派生しているのか意識すること。

goodやwellの変化をキチンと覚えること。

 

 

goodとwellの変化をキチンと覚えよう!

 

goodとwellは原級→比較級→最上級以下のように変化します。シッカリ覚えましょう!

 

good(良い)→better(より良い)→best(一番良い)

well(上手に)→better(より上手に)→best(一番上手に)

 

それぞれの変化をしっかり覚え、同じbetterやbestでも意味が違うことを意識することが重要です。

 

その他の正確に理解しておきたい比較級 最上級

 

比較級や最上級がちょっと複雑に感じるその他のケースです。品詞と意味を理解すると無理なく使いこなせるようになります。

 

far 比較級 最上級 使い分けを簡単に!

many much 比較級 最上級でまだ悩んでいるの?

bad 比較級 最上級 を3つのポイントで理解しよう!

 

 

冒頭の問題解説

good well 比較級 最上級5

 

冒頭の問題の解説です。

 

1.この車はあの車より良い。ですが・・・

 

・This car is better than that car.になります。形容詞『良い=good』が比較級になりbetterを使っています。

 

2.この本は5冊の中で一番良い。ですが・・

 

・This book is the best of the five.になります。形容詞『良い=good』が最上級になりbestを使っています。

 

3.私は彼女より上手に日本語を話せます。ですが・・

 

・I can speak Japanese better than her.になります。副詞『well=上手に』が比較級になりbetterを使っています。

 

4.彼女はこの町で一番上手に歌を歌う事が出来ます。ですが・・

 

・She can sing the best in this town.になります。副詞『well=上手に』が最上級になりbestを使っています。

 

 

重要文法用語おさらい

 

形容詞

副詞

比較級

最上級

原級比較

・不規則変化型比較級

・good-better-best

・well-better-best

 

まとめ

good well 比較級 最上級6

 

内容理解は深まりましたか?betterやbestを使っていても、意味が全く違う場合があるということです。

 

シッカリ理解し、betterやbestを使っても混乱しないようにしましょう!

 

使い分けに慣れない間は、英語を話したり、書く時に意識することは勿論ですが、英文を読んでいてbetterやbestが出た時に「これらは元々どのような形と意味であったのか?」と確認する習慣を付けると良いと思います。

 

 

good well 比較級 最上級1

原級比較を2分30秒で理解してみよう!

原級比較

 

前回までに比較級最上級について解説してきました。基本ルールは理解出来ているでしょうか?

 

実は、比較級と最上級についての基本が分かっていると、今回の原級比較は簡単です。ポイントを抑えて効率よく理解しましょう!

 

 

原級比較が理解できると以下の問題が出来るようになります!

原級比較2

 

以下の日本語を英語にしてみましょう!

 

1.この車はあの車と同じ位値段が高い。

2.この国はあの国と同じ位大きい。

3.私は私の兄と同じ位早く起きる。

4.彼女は彼女の先生と同じ位流暢にスペイン語を話す。

 

 

ポイント

原級比較3

 

原級比較を理解するためのポイントは以下になります。

 

原級比較の基本的な形は? 

どのような品詞を原級比較にすることが出来るか?

 

 

 

原級比較の形と意味

原級比較4

 

〝as  as 構文は AはBと同じ位・・・だ〟という意味になります。

 

例えば・・・

 

・This building is as tall as that building. 「この建物はあの建物と同じ位高い」という形です。

 

as  asの間に形容詞や副詞を入れて 同じ位・・・だ という意味で使います。形容詞や副詞を使うというのは、比較級や最上級の場合と同じです。 

 

形容詞や副詞が入ります〟 と言っても、イマイチぴんと来ない方もいるかもしれませんので、以下で記したいと思います。

 

 

どのような品詞を原級比較にすることが出来るのか?

 

上述したように、比較級や最上級の場合と同じように、形容詞や副詞を原級比較にする事が出来ます。

 

ピンと来ない場合は・・・

 

同じ位○○○だ」 の○○○ に入る言葉を色々考えてみると良いと思います。

 

同じ位背が高い(形容詞)

同じ位美しい(形容詞)

同じ位大きい(形容詞)

同じ位新しい(形容詞)

同じ位一生懸命に(副詞)

同じ位注意深く(副詞)

同じ位早く副詞)

 

以上のように○○○の部分に入る言葉は形容詞や副詞になることが理解できると思います。

 

※ 形容詞の基本的な〝働き〟と〝位置〟について更に知りたい方は・・

→ 形容詞 参照してみて下さい。

 

※  副詞の基本的な〝働き〟と〝位置〟について更に知りたい方は・・

→ 副詞 参照してみて下さい。

 

原級比較は非常にシンプル!

 

比較級や最上級の場合は、形容詞や副詞の音節の長さによって、形を少しだけ変えるものと、他の単語と組み合わせるなどありましたが、原級比較は非常にシンプルです。

 

形容詞や副詞であれば、音節が短くても長くても、そのまま as      as の間に入れていく」形になります。

 

・This building is as tall as that building.(この建物はあの建物と同じ位古い。)

 

・She is as beautiful as her sister.(彼女は彼女の妹と同じ位美しい。)

 

・I work as hard as him.(私は彼と同じ位一生懸命に働く。)

 

・He drives as carefully as his friend.(彼は彼の友人と同じ位注意深く運転する。)

 

 

冒頭の問題解説

原級比較5

 

冒頭の問題解説です。

 

1番の「この車はあの車と同じ位値段が高い。」ですが、値段が高い=形容詞(3音節)になります。原級比較の場合は、音節が長くてもとにかくas と as の間に入れる形になるので、This car is as expensive as that car.になります。

 

2番の「この国はあの国と同じ位大きい。」ですが、大きい=形容詞(1音節)になります。This country is as large as that country.

 

3番の「私は私の兄と同じ位早く起きる。」ですが、早く=副詞(2音節)になります。I get up as early as my brother.

 

4番の「彼女は彼女の先生と同じ位流暢にスペイン語を話す。」ですが、流暢に=副詞(3音節)になります。She speaks Spanish as fluently as her teacher.

 

重要文法用語のまとめ

 

・原級比較

比較級

最上級

形容詞

副詞

 

まとめ

原級比較6

 

原級比較は、比較級や最上級に比べて非常にシンプルで簡単だと思います。

 

比較級や最上級の理解が不十分な方は、この際もう一度それぞれのところに戻り、復習してみると良いでしょう。特に、それらの基本的な形と、形容詞、副詞がどのようなものか?理解する事が重要になります。

 

それぞれの知識が連動して、記憶に残りやすくなると思います。

 

 

原級比較1

最上級の英語 3つのポイントを掴んで〝最速で〟理解しよう!

最上級の英語 3つのポイントを掴んで〝最速で〟理解しよう!

 

 

前回は比較級についての解説でした。今回は、最上級についてです。比較級の時の考え方が解ると50パーセントは既に最上級を理解出来ていると考えて大丈夫です。

 

最上級のポイントを掴んでサクサク理解しましょう!

 

 

最上級が分かると以下の問題が出来るようになります!

最上級2

問題:以下の日本語を英訳してください。

 

1.この学校は日本で一番古い。

2.彼は5人の中で一番一生懸命に働く

3.この絵は世界で一番高い。

4.彼女は彼女の友人達の中で一番手早く料理が出来る。

 

 

 

ポイント

最上級3

 

 

最上級を理解する為のポイントは以下になります。

 

どのような品詞を最上級に出来るのか?

基本的な最上級の形を理解する。

前置詞 in と of の使い分け。

 

 

どのような品詞が最上級になるか?

 

最上級を作る時に、なんとなく形を変えて作っている方が多いと思います。自分にとって身近な文章であれば、なとなく出来てしまうので、原理を理解せずになんとなく進める方が多いと思います。

 

例えば〝「彼はこのクラスの中で一番背が高い」という日本語を英訳してください。〟とお願いすると、相当数の方が出来てしまうと思います。

 

ところが〝「彼はこの部署の中で一番勤勉に働きます」という日本語を英訳してください〟とお願いすると、少し出来る人が減ってしまうかもしれません。

 

これは〝勤勉に〟という英単語を知らない という理由も勿論あると思いますが、品詞を理解していない 事も考えられます。

 

どのような品詞が最上級になるのか?という原理が理解できると、自分の知らない英単語でもそれなりに、英作が出来るようになるものです。

 

では、どのような品詞が最上級になるのか?というと・・・ 

 

形容詞

副詞 

 

の2つになります。

 

例えば・・

 

「彼はこのクラスの中で一番背が高い」という日本語の場合、〝背が高い〟は形容詞になります。

 

一方、「彼はこの部署の中で一番勤勉に働きます」という日本語の場合、〝勤勉に〟は副詞になります。

 

もし、「どのような品詞が最上級になるのか?」と分からなくなったら〝一番〟という言葉を付ける事が出来る言葉を考えてみると良いと思います。「一番」の後ろに付ける事が出来る言葉は〝形容詞〟と〝副詞〟になります。

 

一番高い

一番安い

一番大きい

一番小さい

一番早く

一番遅く

一番勤勉に

一番素早く

 

最上級に出来る部分は形容詞か副詞になるので、実際に英作をする時に、どの日本語部分が形容詞や副詞であるのか?を意識することが重要になります。

 

※形容詞の〝働き〟と〝位置〟に関して詳細を知りたい方は・・

→ 形容詞 を参照してみて下さい。

 

※副詞の〝働き〟と〝位置〟に関して詳細を知りたい方は・・

→ 副詞 を参照してみて下さい。

 

最上級の基本的な形

 

最上級の基本形は以下の2つになります。

the + est 型

the most 型 

 

以下でそれぞれについて詳細な解説をしていきたいと思います。

 

 

the+est型 最上級

最上級4

 

比較級のところでは、〝1音節及び1部の2音節の形容詞や副詞はer型の比較級になります。〟と記しましたが、その考え方がここでも活かせます。 (※1音節、2音節に関しては比較級のページの中の 〝er型比較級〟 を参照してみて下さい。)

 

1音節及び1部の2音節の形容詞や副詞はthe + est 型の最上級の形にしていく」という事になります。

 

例えば、以下のような英文です。

 

This is the tallest tower in the world.

(これは世界で一番高い塔です。)

 

形容詞 tall は1音節なので、the + est で最上級にしています。

 

 

the+most型 最上級

最上級5

 

the+most型 最上級は形容詞や副詞の音節が2音節以上の場合」です。(既に述べたように2音節でもest型になる例外もあります。)

 

この説明が複雑に感じる方は、〝綴りが6文字以上のものは the+most型 最上級にしていく〟(一部例外もあります。) と考えると良いと思います。

 

the+most型 最上級の例を以下に記したいと思います。

 

・She is the most popular actress in this country.(彼女はこの国で最も人気のある女優です。)

 

 

 

最上級と前置詞 in と of の使い分けについて

最上級6

 

最上級の文章を作る時に「~の中で」という表現が一緒に出てくることが多いです。

 

の時に、前置詞 〝in〟 を使っている場合と 〝of〟 を使っている場合がありますが、迷う方がいるのではないかと思います。例えば、以下のような場合です。

 

1.He is the tallest in his class.(彼はこのクラスの中で一番背が高い。)

 

2.She is the most beautiful of her friends.(彼女は友人達の中で一番美しい。)

 

1の文の中では、前置詞 〝in〟 を使い、2の文の中では 〝of〟 を使っています。これら2つを正確に使い分けられる必要があります。 識別する為に、以下のように考えると、シンプルでわかりやすいと思います。

 

・in+グループ名や空間

・of+構成員や構成要素  

 

練習問題をやりながら、考えてみると、より理解が深まると思います。

 

a:この学校の中で→(     ) this class.

b:私のクラスメートの中で→(  )my classmates

c:全ての街の中で→(       )all the cities

d:あの街の中で→(   )that city

 

正解は a:in  b:of c:of d:in です。 

 

 

 

冒頭の問題解説

最上級7

冒頭の問題の解説です。

 

1番の問題「この学校は日本で一番古い。」は・・

 

This school is the oldest in Japan.になります。

形容詞 old は1音節の形容詞なので the + est で最上級を作ります。「日本」は空間になるので、前置詞は in を使います。

 

2番の問題「彼は5人の中で一番一生懸命に働く。」は・・

 

He works the hardest of the fiveになります。

副詞 hard は1音節なので the + est で最上級を作ります。「5人の中で」は構成要素なので、前置詞は of を使います。

 

3番の問題「この絵は世界で一番高い。」は・・

 

This picture is the most expensive in the world.になります。

形容詞 expensive は3音節なので the most を使い最上級を作ります。 「世界」は空間になるので、前置詞は in を使います。

 

4.彼女は彼女の友人達の中で一番手早く料理が出来る。

 

She can cook the most quickly of her friends.になります。

副詞 quickly は2音節なので the most を使い最上級を作ります。「友人達の中で」は構成要素なので、前置詞は of を使います。

 

 

 

重要文法用語おさらい

このページで出てきた重要文法用語のおさらいです。以下の文法用語の中で理解していないところがあれば、上記の説明をもう一度読んだり、関連リンクを参照してみましょう!

 

形容詞

副詞

・1音節 2音節

・the+est型  最上級

・the most型 最上級

・最上級のinとof

 

まとめ

最上級8

 

どのような品詞が最上級になるのか?という事を理解し、最上級に必要なポイントを習得すると案外ラクに習得できると思います。

 

最上級は理解できたけれど、比較級の理解が怪しいと思う方は、この際一緒に学習してみましょう。最上級の考え方と根本は似ているので理解に時間がかからない筈です。

 

最上級1