不定詞の名詞的用法ってコウなんです!

不定詞の名詞的用法8
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不定詞の名詞的用法

 

不定詞の名詞的用法 という文法用語を見ると、なんとなく難しく感じるかもしれませんが、そんなに難しいものではありません。

 

動名詞についての理解が出来ている方なら、その時点で70パーセント程度不定詞の名詞的用法について理解が出来ていると考えて良いと思います。気楽に考えましょう!

 

今回は『不定詞の名詞的用法』についてお伝えしたいと思います。

 

不定詞の名詞的用法が解ると以下の問題が解けます!

不定詞の名詞的用法2

 

以下の英文の(   )内を正しい形に変えて下さい。

・I am good at (dance).

 

以下の(   )内の正しい方を選択してください。

・ I decided (going / to go)to Hawaii.

 

以下の日本語を英訳して下さい。

・私はそのパーティーに参加しないことに決めた。

 

不定詞ってナニ?

不定詞の名詞的用法3

 

まず、不定詞って何だろう?と思う方がいると思いますので、簡単に説明させて下さい。

 

不定詞= to +動詞の原形 という形になって、様々な意味を表すことが出来る物のことです。

 

使い方によって不定詞を以下のように分類しています。

 

・不定詞 名詞的用法

不定詞 形容詞的用法

不定詞 副詞的用法 

 

今回は上記の中の名詞的用法について扱います。

 

 

不定詞の名詞的用法を理解する為のポイント

不定詞の名詞的用法4

 

不定詞の名詞的用法を理解するための〝ポイント〟は以下になります。

 

 

不定詞の名詞的用法はどのような意味になるか?

不定詞の名詞的用法を、文中のどの位置で配置出来るか?

不定詞の名詞的用法を目的語で使う場合の注意点

 

 

不定詞の名詞的用法の理解に必要な名詞の置ける位置

 

動名詞のところでもお伝えしたのですが、まず、〝名詞を文のどの位置で使う事が出来るか?〟ということを理解することが非常に重要になります。以下になります。

 

不定詞 名詞的用法

 

 

文章の中で名詞を置くことが出来る位置は、上記の4つになりますが、不定詞の名詞的用法を理解する上で気をつけなければならない事があります

 

以下に記して行きたいと思います。

 

 

不定詞の名詞的用法は文のどの位置で使えるか?

不定詞の名詞的用法1

 

 

上記で記したように、文章の中で名詞を置ける位置は・・・

 

主語

補語

目的語

前置詞の目的語 

 

これだけですと、具体的なイメージが湧かないと思うので、具体的な英文を見てみましょう。

 

Taro is a boy.

・The student is Taro.

・I know Taro.

・I spoke to Taro.

 

名詞 Taro が配置されているのは、主語、補語、目的語、前置詞の目的語という4つになっています。

 

ところが、不定詞の名詞的用法の場合は以下の3つの位置でしか使うことが出来ません。

 

主語

補語

目的語 

 

To collect rare books is his hobby.(珍しい本を集めることが彼の趣味です。)

・His hobby is to collect rare books.  (彼の趣味は珍しい本を集めることです。)

・He wants to collect rare books.  (彼は珍しい本を集めたい。)

 

〝to collect rare books〟が文章の 主語 補語 目的語で使われています。

 

ところが・・・  He is interested in to collect rare books.という形にすることはできません

 

前置詞の目的語の位置で使うことが出来ない というところがポイントになります。

 

上記の文を文法的に正しい形にするには・・・ He is interested in collecting rare books.になります。動名詞は前置詞の目的語として使う事が出来るからです。

 

 

さて、冒頭の問題 I am good at (dance).は・・・

 

正解が I am good at (dancing).になります。(       )内の部分は 動名詞 と言う事になります。

 

この問題は、前置詞の部分に 〝踊る事〟 という 名詞的な意味を置きたいけれど、前置詞があるために、 〝~すること〟 という意味で使える不定詞の名詞的用法は置けません と言う事を問うている問題になります。

 

 

不定詞しか目的語に取れない動詞

 

文章の中の目的語部分に不定詞の名詞的用法を置くことが出来るのですが、ここでも一つ注意点があります。

 

 

それは、「動詞によって動名詞しか目的語に取れないもの」「不定詞しか目的語に取れない」 ものの2つがあるという事です。

 

 

すでに 動名詞とは 何か知っていますか? の 〝megafeps 動詞一覧〟で 動名詞しか目的語に取れないものはお伝えしたので、ここでは不定詞しか目的語に取れない動詞をお伝えしたいと思います。

 

 

不定詞しか目的語に取れない動詞は以下のような動詞になります。

 

・want

・wish

・desire

・decide

・refuse

・hesitate

・expect

・plan

・promise

 

など。

 

 

さて、冒頭の I decided (going / to go)to Hawaii. という問題ですが・・・

 

正解は I decided (going / to go)to Hawaii.で不定詞の方になります。これは、decideが不定詞しか目的語に取れない動詞 というところがポイントになっています。

 

 

不定詞の否定

不定詞の名詞的用法7

 

以前 動詞 人 to do の形を取る動詞について。 でもお伝えしたように、不定詞の部分を打ち消す時には、不定詞の前に not を付けることになります。 

 

例えば「彼女はハワイに行かない事にした」という日本語を英訳する場合・・・ 

 

・I decided not to go to Hawaii. という形になります。

 

この文では打消しをしている部分は、to go to Hawaii の部分になります。

 

一方、「私はハワイに行くことを決めなかった」 という意味の場合は・・・

 

・I did not decide to go to Hawaii. という形になります。

 

この文では打消しをしている部分は、decide の部分になります。

 

英文法の参考書などを読んでいて、不定詞部分を打ち消すときは、不定詞の前にnotを付ける などと書かれているのは、二つの日本語を比較して判るように、否定する部分が変わってくるためです。

 

さて、冒頭の『私はそのパーティーに参加しないことに決めた。』を英訳する問題ですが、これは不定詞部分を打ち消す という部分がポイントになっています。

 

正解は I decided not to join the party. になります。

 

 

まとめ

不定詞の名詞的用法5

 

不定詞の名詞的用法を理解する為には〝名詞の位置=文章の中のどの位置で使えるか?〟という部分が重要になります。

 

その部分が理解できると、動名詞についての理解も進みます。理解するべきところは理解し、覚えるべきところは覚えることで、全体像が明確になると思います。