名詞句 名詞節の違いを簡単に理解しよう!

名詞句 名詞節の違いを簡単に理解しよう!

 

文法書を読んでいると〝名詞句〟〝形容詞句〟〝副詞句〟・・・などのように書かれていて、違いが良く解らない ということはないでしょうか?また、句と節の違いがわからないということはないでしょうか?

 

本日は「名詞句」についてお伝えしたいと思います。

 

 

名詞句が解ると以下の問題が出来るようになります!

 

以下の英文の中から名詞句と名詞節を見つけててみましょう。また、文中のどの位置で使われているのか?も考えてみましょう。

 

1.I am planning to go to Hawaii next year.

2.I think that she lives in America now.

3.We don’t know if she is fine.

4.We are looking forward to meeting you again.

5.Do you know how old she is?

6.The best way is to change our attitudes.

7.Could you tell me what to do next?

8.Climbing this mountain is difficult.

9.What she said is not true.

10.I like reading books.

 

ポイント

 

名詞句を理解する上でのポイント

 

名詞句の構造

名詞句にはどのような種類があるか?

名詞句を文中のどの位置で使うか?

 

名詞句とは?

 

まず、名詞句とは 名詞のフレーズの事です。

 

つまり、2語以上からなり主語と動詞を持たない構造が名詞の働きをする 物の事です。

 

例えば以下のようなものです。

 

・I want to get up early every day.(私は毎日早く起きたいです。) 

・Thank you for coming.(お越し頂きありがとう。)

・She doesn’t know how to study English.(彼女は英語の勉強の仕方を知らない。)

 

 

名詞句の種類

名詞句2

 

名詞句には以下のようなものがあります。

 

・冠詞+名詞

例:I know the news.(私はそのニュースを知っています。)

 

・形容詞+名詞

例: She has yellow note books.(彼女は黄色のノートを持っている。)

 

不定詞の名詞的用法

例:I want to go to America.(私はアメリカへ行きたい。)

 

動名詞

例:Seeing is believing.(見ることは信じることだ。)

 

疑問詞+to do

例:I know what to do.(私は何をするべきか知っています。)

 

 

名詞句の機能

 

名詞句は文中で主語、補語、目的語、前置詞の目的語として機能します。(※名詞を置ける位置4つで使われることを意識しながら確認すると理解しやすいでしょう。)

 

以下のような形です。

 

1.Cooking is her hobby.(料理をすることは彼女の趣味です。)

2.This is how to do it.(これがそれをする方法です。)

3.I like to play soccer.(私はサッカーをすることが好きです。)

4.She is interested in learning English.(彼女は英語を習う事に興味があります。)

 

1番の文では動名詞Cookingを主語として使っています。

2番の文では疑問詞+to doである how to do を補語として使っています。

3番の文では不定詞の名詞的用法 to play soccer を目的語として使っています。

4番の文では動名詞 learning English を前置詞の目的語として使っています。

 

 

名詞句と名詞節違いは何?

名詞句3

 

名詞句と名詞節の違いは何か?と疑問を持つ方もいるかと思います。

 

名詞句は2語以上からなり主語と動詞を持たない構造が名詞の働きをするもの。

名詞節は名詞の働きをする文=主語+動詞という構造を持ち、それが全体として名詞としての機能を持つもの。

 

1.I like to study English.

2.I know that she lives in France.

 

1番、2番ともに下線分を動詞の目的語の位置で使っていますが、1番は不定詞の名詞的用法であり主語と動詞を持たない名詞句になっています。一方、2番は接続詞thatを使っており、主語と動詞を持つ名詞節になっています。

 

 

being 名詞句は何?

 

英文を読んでいると 〝being 名詞句〟が時々出てきて 難しいと感じる方もいると思います。例えば以下のような形です。

 

1.Thank you for being kind to me.(私に親切にしてくれてありがとう。)

2.Being a mother is hard work.(母親であることは重労働です。)

3.She likes being alone.(彼女は一人でいることが好きだ。)

 

being が名詞句として使われている場合 beingを使うべき理由があります。

 

1番の場合 kindは形容詞です。これを動名詞にするにはbe動詞が必要になります。(動名詞は動詞+ingの形です。)前置詞 for の位置に being kind の形で置かれています。

 

2番の場合 a motherは名詞です。これを動名詞にするにはbe動詞が必要になります。 主語の位置で Being a mother の形が置かれています。 

 

3番の場合 aloneは形容詞です。これを動名詞にするにはbe動詞が必要になります。動詞 likesの目的語の位置で being aloneが使われています。

 

 

冒頭の問題解説

名詞句4

 

1番の問題:I am planning to go to Hawaii next year.

日本語訳:私は来年ハワイへ行くことを計画しています。

・「to go to Hawaii next year」不定詞の名詞的用法を名詞句として使っています。動詞 plan の目的語の位置で使われています。

 

2番の問題:I think that she lives in America now.

日本語訳:私は彼女は今アメリカに住んでいると思います。

・「that she lives in America now」接続詞thatを名詞節として使っています。動詞 think の目的語の位置で使われています。

 

3番の問題:We don’t know if she is fine

日本語訳:私達は彼女が元気か知りません。

・「if she is fine」接続詞ifを名詞節として使っています。動詞 knowの目的語の位置で使われています。

 

4番の問題:We are looking forward to meeting you again.

日本語訳:私達はあなたに再びお会いできることを楽しみにしています。

・「meeting you again」動名詞を名詞句として使っています。前置詞toの目的語の位置で使われています。

 

5番の問題:Do you know how old she is?

日本語訳:あなたは彼女が何歳か知っていますか?

・「how old she is」間接疑問文を名詞節として使っています。動詞knowの目的語の位置で使われています。

 

6番の問題:The best way is to change our attitudes.

日本語訳:一番良い方法は我々の態度を変えることです。

・「to change our attitudes」不定詞の名詞的用法を名詞句として使っています。isの補語の位置で使われています。

 

7番の問題:Could you tell me what to do next?

日本語訳:あなたは私に次に何をするべきか教えてくれますか?

・「what to do next」疑問詞+to doを名詞句として使っています。動詞tellの目的語の位置で使われています。動詞tellは tell+人+物 の形=第4文型で使える動詞です。

 

8番の問題:Climbing this mountain is difficult.

日本語訳:この山に登ることは難しいです。

・「Climbing this mountain」動名詞を名詞節として使っています。主語の位置で使われています。

 

9番の問題:What she said is not true.

日本語訳:彼女が言ったことは本当です。

・「What she said」関係代名詞whatを名詞節として使っています。主語の位置で使われています。

 

10番の問題:I like reading books.

日本語訳:私は本を読む事が好きです。

・「reading books」を名詞句として使っています。動詞likeの目的語の位置で使われています。

 

 

重要文法用語まとめ

 

・名詞句

名詞節

文中で名詞を置ける位置

不定詞の名詞的用法

動名詞

疑問詞+to do

 

まとめ

 

名詞句の理解は深まりましたか?

 

名詞句=2語以上から成り立ち、主語と動詞を持たず文章の名詞を置ける位置で使われるもの。

名詞句にはどのような種類があるのか?を把握する。

 

がポイントになります。

 

2019年1月25日 | カテゴリー : , 名詞, 品詞 | 投稿者 : HOSHINO

形容詞節とは何か?2つの必須パターンを抑えよう!

形容詞節

 

前回は名詞節でした。節と名詞の働きについて理解すると理解はスムーズに進んだと思います。今回は形容詞節です。節とは何か?を理解し形容詞の働きについて理解する事が重要になります。

 

 

形容詞節が分ると以下の問題が出来るようになります!

 

形容詞節に注意しながら1番~5番の英文を和訳して下さい。

 

1.2000 was the year when the student got serious.

2.I don’t like people who tell lies.

3.Please select the word whose meaning is the same as the underlined word in the sentence.

4.The area where ghosts often appear is located near the station.

5.Does she know the man whom he met here last week? 

 

以下の6番~10番の英文が名詞節か形容詞節のどちらか?判別し和訳してください。

 

6.Do you know who cleans this room every day?

7.This is the day when they will be getting married.

8.Please tell me where you want to go.

9.I don’t know the reason why she always complains of others.

10.The girl who is standing by the car is my sister.

 

ポイント

 

形容詞節のポイントは以下になります。

 

節とは何か?を理解する。

形容詞の働きについて理解する。

形容詞節として使える文法項目にはどのようなものがあるか?を理解する。

 

 

形容詞節とは?

形容詞節2

 

 

・「形容詞」は〝名詞を説明する言葉〟です。

・「」とは 〝主語と動詞 を持った文の事〟です。

 

ですから、「形容詞節」は〝名詞を説明する文〟のことです。

 

 

形容詞節にはどのようなものがあるか?

 

 

・形容詞節には2つのパターンがあります。「関係代名詞」と「関係副詞」です。

 

以下でそれぞれのケースについて例示します。

 

 

関係代名詞が形容詞節で使われる場合

 

1.The girl who is studying at the desk is my sister.(机で勉強している女の子は私の妹です。)

2.These are the computers which are going to be used in the school next year.(これらは来年その学校で使われるコンピュータです。)

3.I know the boy whose farther owns the company.(私は父がその会社を所有している男の子を知っています。)

4.This is the book whose title is very eye-cathing.(これがタイトルが目を引く本です。)

5.The man whom she loves is very young.(彼女が愛するその男はとても若い。)

6.The bicycle which he bought was very reasonable.(彼が買った自転車はとてもお手頃です。)

 

 

・1番の文では、関係代名詞主格 whoを使っています。 who~studying までが形容詞節になっています。先行詞 The girl を修飾しています。

・2番の文では、関係代名詞主格 whichを使っています。 which~next year までが形容詞節になっています。先行詞 the computers を修飾しています。

 

・3番の文では、関係代名詞所有格 whoseを使っています。 whose~company までが形容詞節になっています。先行詞 the boy を修飾しています。

・4番の文では、関係代名詞所有格 whoseを使っています。 whose~eye-catching までが形容詞節になっています。先行詞 the book を修飾しています。

 

・5番の文では、関係代名詞目的格 whomを使っています。 whom~loves までが形容詞節になっています。先行詞 The man を修飾しています。

・6番の文では、関係代名詞目的格 whichを使っています。 whom~loves までが形容詞節になっています。先行詞 The bicycle を修飾しています。

 

関係副詞が形容詞節で使われる場合

形容詞節3

 

1.This is the date when the author first published the book. (これがその著者が最初にその本を出版した日です。)

2.I want to visit the location where they filmed this movie.(私は彼らがこの映画を撮影した場所を訪れたい。)

3.The way how we process your personal data is secret.(我々があなたの個人データを処理する方法は秘密です。)

4.I know the reason why he could improve English in such a short time.(私は彼がそんなに短期間に英語を上達することが出来た理由を知っています。)

 

 

・1番の文では関係副詞 when を使っています。when~book までが形容詞節になっています。先行詞 the dateを修飾しています。

・2番の文では関係副詞 where を使っています。where~movie までが形容詞節になっています。先行詞 the locationを修飾しています。

 

・3番の文では関係副詞 how を使っています。how~data までが形容詞節になっています。先行詞 The wayを修飾しています。

・4番の文では関係副詞 why を使っています。why~time までが形容詞節になっています。先行詞 the reasonを修飾しています。

 

 

形容詞節と名詞節 見分け方 

 

形容詞節と名詞節の違い見分け方がわからない!と思う方もいるでしょう。例えば以下のような形です。

 

1.I don’t know where she lives. (私は彼女が何処に住んでいるのかわかりません。)

2.This is the place where she lives.(これは彼女が住んでいる場所です。)

3.Do you know when the dispute was resolved?(あなたはその論争がいつ解決されたのか知っていますか?)

4.I cannot remember the year  when the dispute was resolved.(私はその論争が解決された年を思い出せない。)

 

上記4つの文下線部分が名詞節か形容詞節なのか?と迷っても以下の考え方が理解出来れば大丈夫です。

 

名詞節とは、節(=文)が文中の名詞を置ける位置に配置されているものです。ですから、文章全体が主語、目的語、補語、前置詞の目的語のいずれかになっているものです。

形容詞節とは、節が名詞を説明するものです。 

 

上記問題に関してですが・・・

 

1番のwhere~lives は他動詞knowの目的語の位置に配置されているので、名詞節です。

2番のwhere~lives は the place を修飾する形になっているので、形容詞節です。

3番のwhen~resolvedは他動詞knowの目的語の位置に配置されているので、名詞節です。

4番のwhen~resolvedは the year を修飾する形になっているので、形容詞節です。

 

 

冒頭の問題解説

冒頭の問題解説です。

 

1番の問題「2000 was the year when the student got serious.」

日本語訳:2000年はその学生が真面目になった年です。

・関係副詞のwhenを使っています。先行詞は時間を表す言葉〝the year〟になっています。

 

2番の問題「I don’t like people who tell lies.」

日本語訳:私は嘘をつく人達が好きではありません。

・関係代名詞主格のwhoを使っています。先行詞は〝people〟になっています。

 

3番の問題「Please select the word whose meaning is the same as the underlined word in the sentence.」

日本語訳:意味が文中の下線が引かれた単語と同じ単語を選びなさい。

・関係代名詞所有格whoseを使っています。先行詞は〝the word〟になっています。

・underlinedの部分は過去分詞修飾になっています。

 

4番の問題「The area where ghosts often appear is located near the station.」

日本語訳:幽霊がよく現れるその地域は駅の近くに位置しています。

・関係副詞 を使っています。先行詞は場所を表す言葉〝The area〟になっています。

 

5番の問題「Does she know the man whom he met here last week?」

日本語訳:彼が先週ここで会ったその男の人を知っていますか?

・関係代名詞目的格whomを使っています。先行詞は〝the man〟になっています。

 

6番~10番の問題は名詞節と形容詞節の判別、和訳です。

 

6番の問題「Do you know who cleans this room every day?」

日本語訳:あなたは誰がこの部屋を毎日掃除するか知っていますか?

・名詞節です。

・who~every day が疑問詞主語の疑問文になっており目的語の位置で使われています。

 

7番の問題「This is the day when they will be getting married.」

日本語訳:これは彼らが結婚する日です。

・形容詞節です。

・whenは関係副詞のwhenで先行詞the day を when~married までが修飾しています。

 

8番の問題「Please tell me where you want to go.」

日本語訳:あなたが何処へ行きたいか私に教えて下さい。

・名詞節です。

・tellは第4文型を取れる動詞です。

・tellの2つ目の目的語の位置にwhere~goまでの間接疑問文が入っている形です。

 

9番の問題「I don’t know the reason why she always complains of others.」

日本語訳:私は彼女がいつも他人の文句を言っている理由がわかりません。

・形容詞節です。

・whyは関係副詞で先行詞the reasonをwhy~othersまでが修飾しています。

 

10番の問題「The girl who is standing by the car is my sister.」

日本語訳:車の傍に立っている女の子は私の妹です。

・形容詞節です。

・whoは関係代名詞主格で先行詞 The girlをwho~my sisterまでが修飾しています。

 

 

重要文法用語まとめ

 

・形容詞節

形容詞の働き

名詞節

文章の中で名詞を置ける位置

関係代名詞 主格 who

関係代名詞 主格 which

関係代名詞 所有格 whose

関係代名詞 目的格 whom

関係代名詞 目的格 which

関係副詞

過去分詞修飾

疑問詞主語

第4文型

自動詞 他動詞

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

節=文=主語と動詞を持った構造

形容詞=名詞を詳しく説明する言葉

形容詞節は「関係代名詞」と「関係副詞」の2種類

 

というポイントが解ると理解はサクサク進むはずです!

 

 

名詞節を基礎からあっさり着実に理解しょう!

名詞節を基礎からあっさり着実に理解しよう!

 

名詞節と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、名詞との関係が分ると案外簡単です。名詞節が理解できるようになると、英文を読む際に素早く文章構造を把握する助けになります。

 

名詞節を理解して英文読解に役立てましょう!

 

名詞節について理解出来ると以下の英文の文章構造がスッキリ見えてきます!

 

以下の英文を文章構造に気を付けながら和訳して下さい。

 

1.Whether they will agree or not is not clear.

2.We care about where our vegetables come from.

3.This is not what she told us.

4.I don’t know if he will come to the meeting.

5.The news is that our new CEO will be selected in one month.

6.I will welcome whoever wants to join us.

 

 

名詞節のポイント

 

名詞節を理解するためのポイントは以下になります。

 

1.文章で名詞を置ける位置を理解する。

2.名詞節として使える文法項目を理解し頭に入れておく。

 

 

 

名詞節とは?

名詞節2

 

 

節=文のことです。文とは 主語と動詞 を持った構造のことです。 ですから、名詞節とは文が名詞の役割を果たすものです。

 

・I know Ken.(私はケンを知っている。)ケンは名詞です。

 

・Iknow that he is Ken.(私は彼がケンであることを知っている。) that he is Ken目的語の位置で使っています。

 

 

名詞の位置との関係

 

英文の中で名詞を置ける位置は限定されています。(※ 文章で名詞を置ける位置4つ )

 

主語

補語

目的語

前置詞の目的語

 

の4つです。

 

 

名詞節も基本的にこの位置で使うことになります。ですから、名詞節全般について理解するには、名詞の位置について確実に理解する必要があります。

 

 

名詞節にはどのようなものがあるか?

名詞節3

 

名詞節には様々な種類があります。以下でそれぞれの接続詞について触れたいと思います。

 

名詞の置ける位置 〝主語〟〝補語〟〝目的語〟〝前置詞の目的語〟との関係を考えながら観てみると、より理解が深まります。

 

 

that節

 

that 節 は名詞節として使われます。

 

1.That she will win the election is certain.(彼女が選挙で勝つことは確かです。)

2.The truth is that he is not my son.(真実は彼は私の息子ではないということです。)

3.I know that she loves icecream.(私は彼女がアイスクリームが好きであることを知っています。)

4.His comments were remarkable in that he expressed everyone’s emotion.(彼のコメントは皆の感情を表したという点において驚くべきものです。) 

 

1番の文では that 節を主語の位置で使っています。この文は主語が長いので〝形式主語〟を使って書き換えることが出来ます。

 

2番の文では that 節を補語の位置で使っています。

 

3番の文では that 節を目的語の位置で使っています。

 

4番の文では that 節を前置詞の目的語の位置で使っています。

 

接続詞 that について更に詳細を知りたい方は ※ 接続詞 that 名詞節はこれでスッキリ! を参照してみて下さい。

 

whether

 

名詞節として whether 節を使うこともできます。 

 

1.I haven’t told her whether I am going to stay here or not.(私は彼女にここに留まるかどうか彼女に伝えていない。)

 

2.The study will examine the question of whether the medicine can prolong good health.(その研究はその薬が良好な健康状態を伸ばすかという問題を調査します。

 

1番の文では whether 節を動詞 told の目的語の位置で使っています。(※動詞 tell は 第4文型 SVOOで使える動詞なので、目的語を2つ取ることが出来ます。)

 

2番の文では whether 節を前置詞の目的語の位置で使っています。

 

さらに whether 節について更に知りたい方は ※  全ての位置で使える〝whether〟 を参照してみて下さい。

 

 

if

名詞節4

 

名詞節として if 節を使うことも出来ます。例えば以下のような形です。

 

・I don’t know if it will be sunny tomorrow.(私は明日晴れかどうかわかりません。)

 

if 節を他動詞 know の目的語の位置で使っています。

 

・if 節を名詞節として使った時には、動詞の目的語の位置でのみ使えます。

詳細を知りたい方は ※ 極めて限られた位置でしか使えない 〝if〟  を参照してみて下さい。 

 

 

間接疑問文

 

1.I would like to know which is better.(私はどちらがより良いか知りたいです。)

2.I am not interested in why you voted for him.(私は何故あなたが彼に投票したのかに興味はありません。)

 

1番の文では間接疑問文を動詞knowの目的語の位置で使っています。

2番の文では間接疑問文を前置詞inの目的語の位置で使っています。

 

・更に間接疑問文について知りたい方は ※ 間接疑問文 語順にお気をつけ下さい。 を参照してみて下さい。

 

関係代名詞 what

 

関係代名詞 what を名詞節として使う事が出来ます。 

 

1.What I want to tell you is that I want you to enjoy studying English.(私があなたに伝えたいことは、私はあなたに英語を勉強することを楽しんで欲しいということです。)

2.She couldn’t believe what she was hearing.(彼女は彼女が聞いたことを信じることが出来なかった。)

3.This is what he told me yesterday.(これは彼女が昨日私に伝えてくれたことです。)

4.I started to write about what he found.(私は彼が発見したものについての報告を書き始めた。)

 

・1番の文では関係代名詞 whatを主語の位置で使っています。thatは接続詞として使われ、wantは 動詞 人 to doの形で使われています。enjoy は動名詞のみを目的語に取る動詞ですので、studyingになっています。 

 

・2番の文では関係代名詞 whatを他動詞 believe 目的語の位置で使っています。

 

・3番の文では関係代名詞 whatを補語の位置で使っています。

 

・4番の文では関係代名詞 whatを前置詞の目的語の位置で使っています。

 

・詳細を更に知りたい方は ※ 関係代名詞 what 使い方が3つのポイントで解かる! を参照してみて下さい。

 

 

複合関係代名詞

 

1.Whatever the teacher says will be on the test.(その先生が言う事は何でもテストに出ます。)

2.Help yourself to whichever you want.(どれでもお望みのものを召し上がって下さい。)

 

・1番の文では複合関係代名詞 whatever を主語の位置で使っています。

・2番の文では複合関係代名詞 whichever を前置詞の目的語の位置で使っています。

 

※以下のそれぞれの複合関係代名詞について知ることが出来ます。詳細を知りたい方は参照してみて下さい。

 

複合関係代名詞 whatever 知っておくべき2つのパターン!

複合関係代名詞 whoever 2つのポイントを理解しよう!

複合関係代名詞 whichever 2つの使い方の違い 書き換えは大丈夫?

 

 

 

冒頭の問題解説

名詞節5

 

問題1「Whether they will agree or not is not clear.」

日本語訳は「彼が同意するかどうかは明らかではありません。」です。

・接続詞Whether~clear までが主語の位置で使われています。

 

問題2「We care about where our vegetables come from.」

日本語訳は「私達は野菜が何処から来るのか気に掛ける。」です。

・where~fromまでの間接疑問文が前置詞の目的語の位置で使われています。

 

問題3「This is not what she told us.」

日本語訳は「これは彼女が私に言ったことです。」です。

・関係代名詞what~usまでが補語の位置で使われています。

 

問題4「I don’t know if he will come to the meeting.」

日本語訳は「私は彼が会議に来るかどうか分かりません。」です。

・接続詞if~meeting 他動詞knowの目的語の位置で使われています。

 

 

問題5「The news is that our new CEO will be selected in one month.」

日本語訳は「そのニュースは我々の新しいCEOは1か月で選ばれるということです。」です。

・接続詞 that~month が補語の位置で使われています。

 

問題6「I will welcome whoever wants to join us.」

日本語訳は「私は我々に加わりたい人は誰でも歓迎です。」です。

・複合関係代名詞 whoever ~us までが他動詞 welcome の目的語の位置で使われています。

 

 

 

重要文法用語まとめ

 

名詞の位置

自動詞 他動詞

接続詞 that

接続詞 whether

接続詞 if

間接疑問文

関係代名詞 what

複合関係代名詞 whatever

複合関係代名詞 whoever

複合関係代名詞 whichever

自動詞 他動詞

動詞 人 to do

動名詞のみを目的語に取る動詞

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

1.名詞を置ける位置 を理解すること。

2.名詞を置ける位置で使える文法事項を理解すること。 

 

の2点がわかると名詞節の理解が一層深まり、リーディング、ライティング、スピーキングで応用していけるはずです。

 

 

複合関係代名詞 whatever 知っておくべき2つのパターン!

複合関係代名詞 whatever 知っておくべき2つのパターン!

 

前回は複合関係代名詞 whicheverについてでした。2つの使い方があるところがポイントでした。今回のwhateverも同じ考え方をします。

 

複合関係代名詞 whateverが解ると以下の問題が出来るようになります!

 

whateverの使い方に着目しながら以下の英文を和訳して下さい。

 

1.Please help yourself to whatever you need.

2.Just be quiet whatever happens to us.

3.Whatever trouble happens to you, you don’t have to panic.

4.Whatever he says annoys me.

5.Please eat whatever food you like here.

 

 

複合関係代名詞 whateverのポイント

 

複合関係代名詞のポイントは以下になります。

 

2つの使い方がある。

品詞との関連性を理解する。

 

 

複合関係代名詞 whatever 区別は大丈夫? whateverの〝意味〟が使い方で変わる!

複合関係代名詞 whatever2

 

複合関係代名詞 whatever は2つの使い方があります。

 

1.名詞節として使う場合

2.副詞節として使う場合

 

使い方により、訳し方が違うので確実に理解し区別できる必要があります。

それでは、それぞれの場合について以下で説明していきます。

 

(※2つの使い方があるのは whoeverwhichever も同様です。) 

 

複合関係代名詞 whateverを名詞節として使う時 

 

複合関係代名詞 whatever を名詞節として使う場合、以下のような形になります。

(※文中で名詞を置ける位置について理解すると更に理解が深まります!)

 

1.Whatever he says will be important for us.(彼が言う事はなんでも私達にとって重要です。)

2.Please do whatever you want.(どうぞ あなたが好きなことなんでもして下さい。)

3.Please help yourself to whatever you would like to eat.(どうぞあなたが食べたいものを召し上がって下さい。)

 

1番の英文では whatever を主語の位置で使っています。

 

2番の英文では動詞 do は他動詞として使われています。 ですから、whatever を目的語の位置で使っています。(※自動詞 他動詞 について詳しくしりたい方は〝  自動詞 他動詞 見分け方 もう悩まないで!  〟を参照してみて下さい。)

 

3番の英文では whatever を前置詞の目的語の位置で使っています。

 

whateverを名詞節で使った時には「~するものは何でも」という意味になります。

 

複合関係代名詞 whateverを名詞節で使った時の書き換え

 

複合関係代名詞 whatever を名詞節で使った場合「 anything that」で書き換えることが出来ます。

 

・Do whatever you would like to do.(あなたがしたいものは何でもしましょう。)

=Do anything that you would like to do.

 

 

複合関係代名詞 whateverを副詞節として使う時

複合関係代名詞 whatever3

 

whateverを副詞節として使う場合、以下のような形になります。

 

・Whatever happens to us, we can do what we want.(たとえ我々に何が起ころうとも、私達は私達が望むことを出来ます。) 

 

whatever~ を副詞節で使った時の日本語訳は「どんな事が~しようとも」になります。

 

複合関係代名詞 whateverを副詞節で使った時の書き換え

 

whateverを副詞節として使う場合「no matter what」で書き換えることが出来ます

 

Whatever he may say , don’t listen to him.(彼が何を言っても、彼に耳を傾けてはいけません。)

No matter what he may say, don’t listen to him.

 

 

関係形容詞 whatever 名詞 s v の形

 

whatever 名詞 S Vというように whatever の直後の名詞が来ている場合、whateverは関係形容詞として使われています。以下のような使い方があります。

 

1.Could you give me whatever information you have about the news?(そのニュースについて知っている情報はなんでも私にくれませんか?)

 

2.Whatever choice you choose, they will help you.(あなたがどんな選択をしても、彼らはあなたを助けるでしょう。)

 

1番では、whatever~以下が動詞giveの目的語として使われています。名詞節として使われています。giveは第4文型 SVOO型動詞なので目的語を2つ取ることが出来ます。

 

2番ではwhatever~以下が副詞節として使われています。

 

 

冒頭の問題解説

複合関係代名詞 whatever4

 

冒頭の問題の解説です。

 

 

1番の問題「Please help yourself to whatever you need.」ですが

日本語訳は「どうぞあなたが必要なものは何でもご自由に取って下さい。」です。

・〝whatever~〟が前置詞の目的語の位置で使われているので、名詞節として使われています。

 

2番の問題「Just be quiet whatever happens to us.」ですが

日本語訳は「我々に何が起こっても、ただ静かにしていなさい。」です。

・〝whatever~〟が副詞節として使われています。

 

3番の問題「Whatever trouble happens to you, you don’t have to panic.」ですが

日本語訳は「どのようなトラブルがあなたに起こっても、あなたはパニックに陥る必要はありません。」です。

・〝whatever〟の直後に名詞があるので関係形容詞として使われ、副詞節として使われています。

 

 

4番の問題「Whatever he says annoys me.」ですが

日本語訳は「彼が言う事は何でも私をイライラさせます。」です。

・〝whatever〟が主語の位置で使われているので名詞節として使われています。

 

5番の問題「Please eat whatever food you like here.」ですが

日本語訳は「ここにあるあなたが好きな食べ物は何でも食べて下さい。」です。

〝whatever〟の直後に名詞があるので関係形容詞として使われています。動詞eatの目的語の位置で使われているので名詞節として使われています。

 

 

重要文法用語まとめ

 

複合関係代名詞 whoever

複合関係代名詞 whichever

名詞節

文中で名詞を置ける位置

・副詞節

関係代名詞 what

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?複合関係代名詞 whateverについての理解は深まりましたか?

 

名詞節として使う時は「~するものは何でも」の意味になり→〝anything that 〟で書き換えることが出来る

副詞節として使う時は「どんなことが~しようとも」の意味になり→〝no matter what〟で書き換えることが出来る

 

ポイントを理解して、英作文や英会話で使えるようになりましょう!

 

 

複合関係代名詞 whichever 2つの使い方の違い 書き換えは大丈夫?

複合関係代名詞 whichever2つの使い方の違い 書き換えは大丈夫?

 

前回は複合関係代名詞 whoever についての説明でした。この時に2つの使われ方があることについてお伝えしました。今回の複合関係代名詞whicheverも同じ考え方になります。

 

複合関係代名詞 whicheverが解ると以下の問題が出来るようになります!

複合関係代名詞 whichever2

 

以下の英文を和訳してみましょう!

 

1.Whichever you think is better.

2.Whichever you read , you will find it difficult.

3.It is the same to me whichever team wins.

4.You usually buy whichever your heart likes.

5.Your teacher can assist you whichever decision you make.

 

 

 

複合関係代名詞 whichever のポイント

 

複合関係代名詞 whichever のポイントは以下になります。

 

2つの使い方がある。

品詞との関連性を理解する。

 

 

複合関係代名詞 whichever 2つの使い方 区別は大丈夫?

複合関係代名詞 whichever3

 

・複合関係代名詞 whichever には2つの使い方があります。以下のような形です。

 

1.whicheverを名詞節として使う場合。

2.whicheverを副詞節として使う場合。

 

2つの使い方があるので、確実に区別できる必要があります。

 

それぞれの場合について以下で説明したいと思います。

 

 

複合関係代名詞 whichever を名詞節として使う場合

 

複合関係代名詞 whicheverを名詞節として使う場合は以下のような形になります。(※使い方を確実に理解するためには、まず文中で名詞を置ける位置について理解する必要があります。)

 

1.Whichever you select will be shipped to you.(あなたが選ぶものはどちらでも、あなたに届けられるでしょう。)

 

2.You may choose whichever makes you feel comfortable.(あなたはあなたを心地よくするもの何でも選んでよいです。)

 

1番では whicheverを主語の位置で使っています。

 

2番の動詞chooseは他動詞で使われています。whicheverをその目的語の位置で使っています。(※自動詞 他動詞についてより詳細を知りたい方は〝自動詞 他動詞 見分け方 もう悩まないで!〟)

 

 

Whichever ~ を名詞節で使った時は 「~するものはどちら(どれ)でも」というになります。

 

 

複合関係代名詞 whicheverを名詞節で使った場合の書き換え

 

複合関係代名詞 whichever を名詞節で使う場合は 「any one that」で書き換えることが出来ます

 

・Choose whichever you like.(あなたが好きなものどれでも選びなさい)

=Choose any one that you like.

 

複合関係代名詞 whichever を副詞節として使う場合

 

whicheverを副詞節として使う場合、以下のような形になります。

 

・Whichever you choose, you will feel comfortable.(例えあなたがどちらを選んでも、あなたは心地よく感じるでしょう。) 

(・feelは第2文型SVCの形で使われています。)

 

Whichever ~ を副詞節で使った場合の日本語訳は「どちら(どれ)を~しようとも」というになります。

 

 

複合関係代名詞 whichever を副詞節で使った場合の書き換え

 

複合関係代名詞 whicheverを副詞節として使う場合「no matter which 」で書き換えることが出来ます

 

・Whichever you choose , you will enjoy a large private space.(あなたがどちらを選んだとしても、あなたは大きなプライベート空間を享受するでしょう。)

=No matter which you choose, you will enjoy a large private space.

 

whichever 名詞 の形について

複合関係代名詞 whichever4

 

・Whicheverの後ろに名詞が付く形があります。以下のような形です。

 

1.You can buy whichever pen you like.(あなたはあなたが好きなペンをどれでも買っても良い。)

2.Whichever route you take, it will be a long trip.(どちらのルートをあなたが選択しても、長旅になるでしょう。)

 

1.2ともにwhicheverの直後に名詞が付いています。このようにwhicheverの直後に名詞が付く形で使われている場合、このwhicheverを複合関係形容詞と呼びます

 

1番の文章では whichever は目的語の位置で使われています。つまり名詞節です。一方、2番では副詞節として使われています。このように whichever 名詞にも 2つの形があります

 

 

冒頭の問題解説

複合関係代名詞 whichever5

 

1の問題「Whichever you think is better.」

日本語訳は「あなたが考えるのはどちらでもより良いです。」です。

Whicheverが主語の位置で使われているので名詞節として使われています。

・betterはgoodの比較級として使われています。

 

2の問題「Whichever you read , you will find it difficult.」

日本語訳は「どちらをあなたが読んでも、それは難しいと分かるでしょう。」です。

・Whicheverは副詞節として使われています。

・動詞 findは第5文型SVOCの形で使われています。

 

 

3の問題「It is the same to me whichever team wins.」

日本語訳は「どちらのチームが勝ったとしても私にとっては同じです。」です。

・Whicheverは副詞節として使われています。

 

4の問題「You usually buy whichever your heart likes.」

日本語訳は「あなたはたいていあなたの心が好きであると思うどちらでも買います。」です。

・whicheverが動詞buyの目的語の位置で使われているので名詞節として使われています。

 

5の問題「Your teacher can assist you whichever decision you make.」

日本語訳は「どちらの決定をあなたがしても、あなたの先生はあなたを支えることが出来るでしょう」です。

 

・whichever+名詞の形になっています。

・whicheverは副詞節として使われています。

 

 

重要文法用語まとめ

 

複合関係代名詞 whoever

名詞節

文中で名詞置ける位置

・副詞節

第2文型SVC

第5文型SVOC

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか? 複合関係代名詞 whichever は・・・・

 

名詞節として使う時は「~するものはどちら(どれ)でも」の意味になり→〝any one that〟で書き換えることが出来る

 

副詞節として使う時は「どちら(どれ)が~しようとも」の意味になり→〝no matter which〟で書き換えることが出来る

 

ポイントを理解して英作文などでも自由自在に使えるようになりましょう!

 

複合関係代名詞 whoever 2つのポイントを理解しよう!

複合関係代名詞 whoever 2つのポイントを理解しよう!

 

英文法問題を解いている時に〝時々 whoever が正解になる問題を見るけど、いまいちピンとこないよな~〟と思う方もいるかもしれません。

 

今回は〝複合関係代名詞 whoever〟 をテーマにお伝えしたいと思います。

 

複合関係代名詞 whoever が解ると以下の問題が理解できるようになります!

 複合関係代名詞whoever2

 

以下の英文を日本語にしてみましょう。そして同じ意味になるように書き換えをしてみましょう。

 

1.An entrepreneur is whoever starts a business.

2.Whoever cooks , the same dish will be ready.

3.In the produce section, fresh vegetables are on sale to whoever wants to buy them.

4.Believe in yourself whoever likes you or not.

5.Whoever knows me knows what Formula1 means to me.

 

 

複合関係代名詞 whoever のポイント

 

複合関係代名詞 whoever のポイントは以下になります。

 

名詞節と副詞節で使う場合の2パターンがある

品詞との関連性を理解する。

 

 

複合関係代名詞whoever 2つの使い方

複合関係代名詞whoever3

 

複合関係代名詞 whoever には2つの使い方があります。以下のような形です。

 

1.I greet whoever comes to visit my house.(私は家に訪問してくる人誰にでも挨拶をします。)

2.Don’t open the door whoever comes.(たとえ誰が来てもドアを開けないで下さい。)

 

1の英文では複合関係代名詞 whoeverを名詞節として使っています。2の英文では副詞節で使っています。それぞれ使い方が違うので意味が異なります

 

以下でそれぞれの場合について解説していきます。

 

複合関係代名詞 whoever を名詞節として使う場合

 

複合関係代名詞 whoever を名詞節で使う場合は以下のような形になります。以下の英文を理解するには、まず文中で名詞を置ける位置をシッカリ理解することが重要になります。

 

1.Whoever wants to buy the flat will have to wait for another 3 months.(そのアパートを買いたい人は誰でももう3か月待たなければなりません。)

2.Your target customer is whoever wants to buy your product.(あなたのターゲット顧客はあなたの製品を買いたい人誰でもです。)

3.I will welcome whoever wants to study English hard.(私は英語を一生懸命学習したい人は誰でも歓迎します。)

4.Iwill give the dictionary to whoever wants it.(私は欲しい人誰にでもその辞書をあげます。)

 

1番の英文では whoever を主語の位置で使っています。

 

2番の英文では補語の位置で使われています。

 

3番の英文では目的語で使われています。目的語を本当に理解するためには、自動詞・他動詞の理解が必要になります。理解が不十分な方は〝自動詞 他動詞 見分け方 もう悩まないで!〟で確認してみましょう!

 

4番の英文では前置詞の目的語の位置で使われています。

 

複合関係代名詞 whoever を名詞節として使う時には、whoever = anyone who という関係が成り立ちます。ですから、意味は「~なのは誰でも」という意味になります。(この場合の who は関係代名詞 主格 です。)

 

このように 複合関係代名詞 whoever を「~なのは誰でも」という意味で使う時には、必ず英文中の名詞の置ける位置で使われることになります。

 

複合関係代名詞 whoever を副詞節として使う場合

複合関係代名詞whoever4

 

複合関係代名詞 whoever を副詞節で使う場合は以下のような形になります。

 

・Whoever disagrees with it, the truth will prevail.(例え誰がそれに同意しなくても、真実は広まります。) 

 

〝Whoever〟を副詞節として使っています。ですから、文章と文章を繋ぐ形になっています。副詞節について詳細を知りたい方は「副詞節を導く従属接続詞4つのポイント」を参照してみて下さい。

 

Whoever=No matter who と書き換える事ができます

→No matter who disagrees with it, the truth will prevail.(例え誰がそれに同意しなくても、真実は広まります。) 

 

 

冒頭の問題解説

複合関係代名詞whoever5

 

冒頭の問題の解説です。

 

1番の問題「An entrepreneur is whoever starts a business.」ですが・・ 

日本語訳は「起業家というのはビジネスを始めた誰かです。」です。

 

書き換えは「An entrepreneur is anyone who starts a business.」となります。

「whoever starts a business」は補語になっているので、名詞節扱いです。

 

2番の問題「Whoever cooks , the same dish will be ready.」ですが・・ 

日本語訳は「たとえ誰が調理しても、同じ料理が出来上がるでしょう。」です。

 

書き換えは「No matter who cooks , the same dis will be ready.」となります。

「Whoever cooks 」は副詞節になっているため、文と文を繋ぐ構造になっています。

 

3番の問題「In the produce section, fresh vegetables are on sale to whoever wants to buy them.」ですが・・ 

日本語訳は「野菜売り場では、新鮮な野菜を買いたい人誰にでもセールになっています。」です。

 

書き換えは「In the produce section, fresh vegetables are on sale to anyone who wants to buy them.」となります。

「whoever wants to buy them」が前置詞toの目的語になっているので、名詞節扱いです。

 

4番の問題「Believe in yourself whoever likes you or not.」ですが・・ 

日本語訳は「たとえ誰があなたを好きであろうとなかろうと、あなた自身を信じなさい。」です。

 

書き換えは「Believe in yourself no matter who likes you or not.」となります。

「no matter who likes you or not. 」は副詞節になっているため、文と文を繋ぐ構造になっています。

 

5番の問題「Whoever knows me knows what Formula1 means to me.」ですが・・ 

日本語訳は「私を知っている人は誰でもFormula1が私にとって何であるかを知っています。」です。

 

書き換えは「Anyone who knows me knows what Formula1 means to me.」となります。

「 Whoever knows me 」が主語になっているので、名詞節扱いになります。

 

 

重要文法用語まとめ

 

名詞節

副詞節

・名詞

・副詞

自動詞 他動詞

関係代名詞 主格

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?複合関係代名詞 whoeverは・・・

 

名詞節の場合=~なのは誰でも=anyone who で書き換え出来る。

副詞節場合=たとえ誰が~でも=no matter who で書き換え出来る。

 

という形になります。

 

前置詞 関係代名詞 なぜ がコレで解決!

前置詞   関係代名詞 なぜ がコレで解決!

 

関係代名詞について学んでいると、前置詞+関係代名詞 のような形が出てきて難しく感じることがあります。私が初めてこの形を見た時は、非常にチンプンカンプンだった記憶があります。

 

今から考えれば、理解するのに非常に困難を感じた理由は〝複合的な要因〟が隠れていたからでした。今回は「前置詞 関係代名詞」についてお伝えしながら、この複合的な要因についても触れたいと思います。

 

 

前置詞 関係代名詞が理解出来ると以下の問題が解るようになります。

前置詞 関係代名詞2

 

・以下の(   )内に適切な前置詞を入れて文章を完成させて下さい。

 

1.This is the role (  ) which she became famous.

2.Do you remember the day (  ) which we met each other first?

3.I don’t know the temperature (  ) which ice starts to form.

4.There are a few things (  ) which I believe.

 

・以下の英文の誤りをみつけて下さい。

 

5.Do you know the country which he went?

6.She knows the school for that he works.

7.Do you remember the town to which he visited?

8.The city on which she lives is Sapporo. 

 

 

 

前置詞 関係代名詞のポイント

 

関係代名詞 目的格を理解する。

前置詞+関係代名詞の前置詞が使われる理由を理解する。

どのような場合に前置詞+関係代名詞 になるのか?幾つかのパターンを知る。

 

 

関係代名詞 基本は大丈夫?

前置詞 関係代名詞3

 

前置詞+関係代名詞を理解するには、関係代名詞の基本について理解が出来ていなければなりません。

 

特に関係代名詞 目的格のところが重要になります。まず、この部分の知識を正確に理解することで、前置詞+関係代名詞の理解もスムーズに進みますから、焦らずにこちらで基礎固めをして下さい。

 

関係代名詞 目的格 理解は大丈夫ですか?

 

 

 

前置詞 関係代名詞 どうしてこのような形になるのか?

前置詞 関係代名詞4

 

以下のような英文を見ることがあります。

 

・This is the city in which he was born.(これは彼が生まれた街です。)

 

このような形を見た時に〝どうしてin which という形になるのか?〟と考える方が多いと思います。このような形になるのは上記の英文が元々以下のような2つの英文であった為です。

 

A:This is the city.

B:He was born in the city. 

 

関係代名詞のページで述べたように、〝骨格で使う文〟と〝説明で使う文〟を組み合わせる時には、説明として使う文の中で重複する部分を削らなければなりません。削ると以下のような形になります。

 

A:This is the city.

B:He was born in the city

 

削った部分が前置詞の目的語になっており、削った部分がthe city=物なので、使える関係代名詞は以下の表の中の目的格〝which〟か〝that〟になります。

 

  主格 所有格 目的格
 人 who whose whom
 物 which whose which
 人・物 that  that

 

 

上記AとBの部分を関係代名詞 目的格を使って繋ぐと以下のような形になります。

 

This is the city which he was born in.

・This is the city that he was born in.

 

前置詞〝in〟を最後に残したくなければ、以下の形も可能です。

 

・This is the city in which he was born. 

 

このような形が〝前置詞+関係代名詞〟です。

 

ただし、in thatのような前置詞+関係代名詞thatの形は不可です。

 

 

前置詞+関係代名詞には、前置詞+whichだけではなく以下のような形もあります。

 

・The people with whom he works are very kind.(彼が一緒に働いている人達はとても親切だ。)

 

上記の英文は元々以下のような2つの英文です。

 

A:The people are very kind.

B:He works with the people.

 

A文を骨格とし、B文を説明で使う形になるので、説明として使うB文の中で重複する部分を削らなければなりません。削ると以下のような形になります。

 

A:The people are very kind.

B:He works with the people.

 

削った部分が前置詞の目的語になっており、削った部分がthe people=人なので、使える関係代名詞は以下の表の中の目的格〝whom〟か〝that〟になります。

 

  主格 所有格 目的格
 人 who whose whom
 物 which whose which
 人・物 that  that

 

上記AとBの部分を関係代名詞 目的格を使って繋ぐと以下のような形になります。

 

The people whom he works with are very kind.

The people that he works with are very kind.

 

前置詞〝with〟を最後に残したくなければ、以下の形も可能です。

 

The people with whom he works are very kind.

 

このような形が〝前置詞+関係代名詞〟です。

 

ただし、with thatのような前置詞+関係代名詞thatの形は不可です。

 

 

このようにして考えていくと、前置詞 + 関係代名詞を理解するためには、以下の条件が必要になります。

 

関係代名詞 目的格の基本をシッカリ理解出来ていること。

前置詞が使われる理由を知らなければならない。 

 

前置詞が使われる理由を知る為には、様々な前置詞+関係代名詞の形を理解し、その前置詞が何故必要になるのか?を理解する必要があります。以下でそれについて述べたいと思います。

 

関係代名詞 前置詞の種類にはどのようなものがあるか?

前置詞 関係代名詞5

 

 

1.She left for the school at which she works.

(彼女は彼女が働く学校へ向けて出発した。)

・at which になっているのは、work at ~ ~で働く という形でworkを使う為です。

・上記の文は・・

 

・She left for the school.

・She works at the school.

の2つに分けることが出来ます。

 

2.They will return to the contries from which they came.

(彼らは彼らがやってきた国へ戻るつもりだ。)

・from which になっているのは、 come from ~  ~来るという形でcomeを使う為です。

 

3.That is a comment up with which I can not put.

(あれは私が我慢できないコメントです。)

・up with which になっているのは、 put up with~  ~を我慢する という句動詞でputを使う為です。

 

4.The tree under which the body was buried is growing.

(その死体が埋められた木は成長している。)

・under which になっているのは、bury under~  ~の下に埋める という形でburyを使う為です。

 

5.You are not responsible for things over which you have no control.

(あなたは管理できない事柄に対して責任はない。)

・over which になっているのは、have control over ~  ~の支配 ~の管理 という形で名詞 control を使う為です。

 

6.They became aware of new areas into which investigation need to be made.

(彼らは調査が必要とされる新しい分野に気付いた。)

・into which になっているのは、 investigation into ~  ~への調査 という形でinvestigationを使う為です。

 

 

 

前置詞 関係代名詞 完全文とは?

前置詞 関係代名詞6

 

 

参考書などで 〝前置詞+関係代名詞 の場合、関係代名詞の後ろは完全な文である〟と説明されている場合があるのですが、ここがよく解らないと生徒さんなどに尋ねられることがあります。

 

これまでに前置詞+関係代名詞の様々な例を記してきましたが、実際に関係代名詞の後ろをみてみると完全な文であることが解ります。

 

例えば〝She left for the school at which she works.〟という文ですが、関係代名詞より後ろは〝she works〟だけで完全な形になっています。完全な文と言うのは、その文だけで意味が成立し文法的に正しい文のことです。〝彼女は働く〟workは自動詞として使われているので、主語+動詞 という第1文型になって成立しています。

 

もう一つ別な文章で検証したいと思います。

 

You are not responsible for things over which you have no control.〟という文ですが、関係代名詞より後ろは完全な形になっています。〝you have no control〟(あなたは管理しない)この文だけで成立し文法的に正しい形です。have ~ は他動詞として使われており、後ろに目的語が使われているので完全な文と言うことになります。

 

このようにしてみると、前置詞+関係代名詞 の後ろは完全な文であると正確に判断するには、関係代名詞の知識に加えて・・・

 

動詞が自動詞か?他動詞か?

自動詞の時に一緒に使われる前置詞を知る。

句動詞の知識

名詞や形容詞と一緒に使われる前置詞 

 

などの総合的な知識が必要になります。

 

このような知識も日常学習において、少しずつストックしていくことが大切です。

 

 

関係代名詞 in which where

 

・前置詞+関係代名詞 について学ぶと in which と関係副詞のwhere の書き換えなどが気になると思います。簡単に下に記してみたいと思います。 

 

Japan is the contry in which I was born.(日本は私が生まれた国です。)

上述したように、前置詞を関係代名詞の直前に置くという事は、関係代名詞以下にその前置詞が必要になるからですが、上記の英文の場合以下のように英文を分けることが出来ます。

 

・Japan is the country.

・I was born in the country.

the countryの部分が重複しているので削り、削った部分が名詞で前置詞の目的語になっている為、関係代名詞の目的格を使います。

 

一方、関係副詞を使って同じ内容を記している以下の文ですが・・

 

・Japan is the country where I was born. 元々の形は以下のような2つの文章に分けることになります。

 

・Japan is the country.

・I was born in the country. 前置詞inのところまで含め〝in the country=その国で〟という副詞の働きをする部分を削ることになるため〝関係副詞〟のwhereを使う形になります。関係副詞について詳細を知りたい方は・・ 

 

関係副詞 関係代名詞との違いが判る男になろう! を参照してみて下さい。

 

 

冒頭の問題解説

前置詞 関係代名詞7

 

・冒頭の問題解説です。

 

1番~4番は空欄に正しい前置詞を入れる問題です。

 

1番の問題:This is the role (for) which she became famous.

(これは彼女が有名になった役です。)

・形容詞famousとforを一緒に使っています。became famous for the role=その役で有名になった。 famous for ~ ~で有名 と言う形です。この前置詞forが関係代名詞の前に付いた形になります。

・becomeは第2文型で使われています。

 

2.Do you remember the day (on) which we met each other first?

(あなたは私達が初めてあった日を覚えていますか?)

・we met each other first on the day.   〝その日に〟=on the day の前置詞 on が関係代名詞の前に付いた形になります。

・first は動詞を修飾する副詞です。目的語があるので、その後ろに配置されています。

 

3.I don’t know the temperature (at) which ice starts to form.

(私は氷が出来始める温度を知りません。)

・ice starts to form at the temperature  〝その温度で〟=at the temperature の前置詞 at が関係代名詞の前に付いた形になります。

 

4.There are a few things (in) which I believe.

(私が信じる少しの事柄があります。)

・believe in  ~ 〝~を信じる〟の前置詞 in が関係代名詞の前に付いた形になります。believe は他動詞でも使えますが、この場合は自動詞として使っているので、目的語を取るために前置詞inが必要になっています。

 

5番から8番は文中の間違いを探す問題です。  

5.Do you know the country which he went? 

(あなたは彼が言った国を知っていますか?)

の文ですが・・・正解は以下のような形になります。

 

Do you know the country which he went to?

Do you know the country to which he went?

・whichを活かして正解にするには上記の形になります。動詞wentは自動詞ですので前置詞toが必要になります。

 

6.She knows the school for that he works.

(彼女は彼が働く学校を知っています。)

 の文ですが・・・正解は以下のような形になります。

 

・She knows the school that he works for(またはin、at).

・workは自動詞で使われているので 前置詞 for,in,atのいずれかが必要になります。

・関係代名詞thatを使っているので関係代名詞の前に前置詞を置くことはできません。

 

7.Do you remember the town to which he visited?

(あなたは彼が訪れた街を覚えていますか?

の文ですが・・・正解は以下のような形になります。

 

Do you remember the town which he visited?

・前置詞toを削らなければなりません。

・visitは他動詞で目的語を取ることが出来る為、前置詞toは必要ありません。

 

8.The city on which she lives is Sapporo. 

(彼女が住んでいる都市は札幌です。)

の文ですが・・・正解は以下のような形になります。

 

The city in which she lives is Sapporo.

The city which she lives in is Sapporo.

 

・whichを活かして正解にするには上記の形になります。

・動詞liveは自動詞で目的語を取る時には前置詞inになります。

 

 

 

重要文法用語まとめ

 

関係代名詞 目的格

自動詞 他動詞

名詞の置ける位置

関係副詞

第2文型

副詞

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

前置詞+関係代名詞を本格的に理解するためには、関係代名詞 目的格の基本は勿論、自動詞や他動詞なども含め幅広い知識が必要になります。一つ一つの理解を着実に固めることで、シッカリと理解出来るようになります。

 

接尾辞 phobia を覚えて〝恐怖症〟の単語をまとめて覚えよう!

接尾辞 phobia を覚えて〝恐怖症〟の単語をまとめて覚えよう!

 

「高所恐怖症」「閉所恐怖症」などは日本語でもなじみのある〝恐怖症〟です。英単語には日本語では馴染みのない恐怖症もあります。

 

今回は「接尾辞 phobia=恐怖症」が付く英単語をまとめてみました。

 

 

接尾辞 phobia の2つの意味

 

接尾辞 phobia は ・・・

 

~恐怖症

~嫌い

 

の意味を持ちます。 

 

 

接尾辞 phobia が付く英単語

接尾辞 phobia2

 

・acarophobia(ダニ恐怖症)

・acrophobia(高所恐怖症)

・agoraphobia(広場恐怖症)

・Americanphobia(アメリカ嫌い)

・androphobia(男性嫌い)

・Angrophobia(英国嫌い)

・aquaphobia(水嫌い)

・arachnophobia(蜘蛛嫌い)

・astraphobia(雷恐怖症)

・bacteriophobia(バクテリア恐怖症)

・bibliophobia(書物恐怖症)

・cancerphobia(ガン恐怖症)

・claustrophobia(閉所恐怖症)

・cyberphobia(コンピューター恐怖症)

・demonophobia(悪霊恐怖症)

・fatophobia(肥満恐怖症)

・gerontophobia(老化恐怖)

・gynephobia(女性恐怖)

・hemophobia(血液恐怖症)

・homophobia(同性愛恐怖症)

・hydrophobia(水恐怖症)

・logophobia(言語恐怖症)

・micirophobia(微生物恐怖症)

・monophobia(孤独恐怖症)

・necrophobia(死亡恐怖症)

・Negrophobia(黒人恐怖症)

・neophobia(新奇恐怖症)

・noctiphobia(闇夜恐怖症)

・photoohobia(光線恐怖症)

・pyrophobia(火恐怖症)

・radiophobia(放射線恐怖症)

・schoolphobia(学校嫌い)

・symbolophobia(シンボル恐怖症)

・technophobia(技術恐怖症)

・toxiphobia(毒恐怖症)

・xenophobia(外国人嫌い)

・zoophobia(動物恐怖症)

 

 

あわせて覚えておきたい接頭辞 接尾辞

接尾辞 phobia3

 

以下のような接頭辞・接尾辞を知っておくと語彙力UPに役立ちます!

 

<接頭辞>

anti    (〝反〟〝抗〟〝対〟)

dis   (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)

en     (〝~の中に入れる〟〝~にする〟)

inter (〝~の間〟〝相互の〟)

im  (〝反〟〝無〟〝不〟)

ir     (〝反〟〝無〟〝不〟)

il    (不〟〝非〟〝無〟)

sub    (〝~の下〟〝副〟) 

 

<接尾辞>

en     (〝~にする〟〝~になる〟)

fy      (〝~化する〟〝~にする〟)

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

既に知っている接頭辞などに「phobia 」を付けるともう一つ別な英単語を増やすことが出来るかも知れません。

 

接頭辞 en 知るとお得な3つの品詞との関係性

接頭辞 en 知るとお得な3つの品詞との関係性

 

既に知っている英単語を少し加工するだけで、英単語を増やすことが出来る場合があります。今回は接頭辞 en についてお伝えしたいと思います。

 

 

接頭辞 en のポイント

接頭辞 en2

 

接頭辞 en のポイントは以下になります。

 

名詞・動詞に付き「~の中に入れる」の意味になる。

名詞・形容詞に付き「~にする」の意味になる。

 

 

接頭辞 en が付く英単語

接頭辞 en3

 

 

・enable(~を可能にさせる) ※ 動詞 人 to do 型の動詞

・enact(〝法律〟を制定する)

・encage(~を檻に閉じ込める)

・encamp(キャンプする)

・enchain(~を鎖でつなぐ)

・enchant(~をうっとりさせる)

・encipher(~を暗号にする)

・enclose(~を囲む)

・enclosure(包囲)

・encode(~をコード化する)

・encompass(~を取り囲む)

・encourage(~を励ます) ※ 動詞 人 to do 型の動詞

・encouragement(激励)

・endanger(~を危険にさらす)

・endear(~をいとおしくさせる)

・enforce(~を施行する)

・enlarge(~を拡大する)

・enlighten(~を啓蒙する)  ※接尾辞 en も使われています。

・enlist(~を軍隊に入れる)

・enliven(~を活気づける) ※接尾辞 en も使われています。

・enrage(~を怒らせる)

・enrich(~を豊かにする)

・ensanguine(~を血で染める)

・enslave(~を奴隷にする)

・ensnare(~を罠にかける)

・ensure(~を確実にする)

・entomb(~を墓に入れる)

・entrain(~を列車に乗せる)

・entrench(~を塹壕で囲む)

 

 

あわせて覚えておきたい 接頭辞 接尾辞

接頭辞 en4

 

以下のような接頭辞・接尾辞を知っておくと語彙力UPに役立ちます!

 

<接頭辞>

 

anti    (〝反〟〝抗〟〝対〟)

dis   (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)

inter (〝~の間〟〝相互の〟)

im  (〝反〟〝無〟〝不〟)

ir     (〝反〟〝無〟〝不〟)

il    (不〟〝非〟〝無〟)

sub    (〝~の下〟〝副〟) 

 

<接尾辞>

 

en     (〝~にする〟〝~になる〟)

fy      (〝~化する〟〝~にする〟)

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

既に知っている動詞 名詞  形容詞に「接頭辞 en」を付けるだけで語彙が増やせるはずです。

 

 

when 使い分け 5つのパターン 区別は大丈夫?

when 使い分け 5つのパターン 区別は大丈夫?

 

※2018年11月29日加筆

英文を読んでいると様々なwhenに遭遇します。何となく和訳したけれど「どうもスッキリしないな・・」という事はないでしょうか?本日は when の使い分け・区別についてお伝えしたいと思います。

 

 

when の使い分けが解ると以下の英文を上手に和訳出来るようになります!

when 使い分け2

 

以下の英文を和訳してみましょう!また when の種類について考えてみて下さい。

 

1.Do you know when the meeting was?

2.Do you know the time when the bus will arrive?

3.Do you know when to start?

4.When is your interview?

5.I wanted to do it when I was 20years old.

 

 

when 使い分けのポイント

 

when 使い分けのポイントは以下になります。

 

どのような種類のwhenがあるのか?種類を知っておく。

様々な種類のwhenがどのような特徴を持つのか知っておく。

 

 

疑問詞 when

 

when が〝いつ〟という意味を表す形です。

 

・When is her birthday?(彼女の誕生日はいつですか?)

 

When~?〟ですので、疑問詞のwhenを判別するのは難しくないですね。

 

 

 

間接疑問文 when

when 使い分け3

 

文章の途中に疑問詞whenが入ってきた形です。例えば以下のような形です。

 

1.I don’t know when her birthday is.(私は彼女の誕生日がいつかわかりません。)

2.Do you know when her birthday is?(あなたは彼女の誕生日がいつか知っていますか?)

 

・1番の形は I don’t know の他動詞 know~ の目的語の位置に〝When is her birthday ?〟が間接疑問文として入った形になっています。

 

・2番の形は Do you know~? という疑問文の他動詞 know~ の目的語の位置に〝When is her birthday ?〟が間接疑問文として入った形になっています。

 

目的語は名詞になります。間接疑問文は名詞の働きをする文法項目の1つです。(=文章全体が名詞の働きになるものを〝名詞節〟と言います。)文中でwhenを見つけた時に、間接疑問文のwhenに気付けるためには、名詞を置ける位でwhenが使われていないか?注意することが重要になります。

 

※自動詞 他動詞の判別に迷う方は「自動詞 他動詞 見分け方 もう悩まないで!」を参照してみて下さい。

 

※基礎からこのパターンを学びたい方は「間接疑問文 語順にお気を付け下さい。」を参照してみて下さい。

 

 

副詞節を導く従属接続詞 when

 

副詞節を導く従属接続詞 when は〝~なとき〟という訳になります。

・When I go shopping, I buy some food.(私が買い物に行くとき、私は食べ物を買います。)

 

書き換えて、以下のような形にすることも可能です。

・I buy some food when I go shopping. 

 

副詞節を導く従属接続詞 whenは間接疑問文のwhenなどとは違い、文中の名詞を置ける位置では使えないという特徴があります。

 

※基礎からこのパターンを学びたい方は「副詞節を導く従属接続詞4つのポイント」を参照してみて下さい。

 

 

疑問詞 to do のwhen

when 使い分け4

 

・She didn’t know when to leave.(彼女はいつ出発するべきか分かりませんでした。)

 

when to 動詞の原形という形が文章の名詞の置ける位置に入ってきてるものです。

 

whenの後ろに to+動詞の原形=不定詞が来ているので、判別する事は容易です。

 

※基礎からこのパターンを学びたい方は「疑問詞 to do 不定詞は使える位置を考えるとワカル!」を参照してみて下さい。

 

 

 

関係副詞 when

 

関係副詞 when を使った文章は以下になります。

 

・Do you know the date when these pictures were taken? (あなたはこれらの写真が撮られた日付を知っていますか?)

 

関係副詞のwhenは前に時間を表す先行詞が必要になります。

 

基礎からこのパターンについて学びたい方は「関係副詞 関係代名詞との違いが判る男になろう!」を参照してみて下さい。

 

 

whenが文中に出てきた時の判別方法

 

英文を読んでいる時に、特に文章の途中の位置にwhenが現れた時に判別するのがわからない という方もいると思います。以下のように考えていくとわかります。

 

1.I always buy some food when I go shopping.

2.She doesn’t know when I go shopping. 

3.She doesn’t know the time when I go shoping.

 

・1番のwhenは副詞節を導く従属接続詞です。

・2番のwhenは間接疑問文の中で使われている疑問詞のwhenです。動詞 know は他動詞で目的語を取れる動詞ですので、文章の名詞を置ける位置でwhenが使われています。副詞節を導く従属接続詞のwhenはこのように名詞を置ける位置で使う事は出来ません。また関係副詞のwhenも同様です。関係副詞のwhenの場合は、前に詳しく説明される名詞=先行詞が必要になります。

・3番のwhenは関係副詞のwhenです。前に先行詞があります。また、文章の中の名詞を置ける位置にありません。ですから、関係副詞になります。

 

もう一度まとめてみます。

 

文章の名詞を置ける位置にwhenがあれば間接疑問文のwhenで〝いつ〟という訳になる。

文章の名詞を置ける位置にwhenがありto doがあれば疑問詞+to doの形で〝いつ~するべきか〟という訳になる。

文章の名所を置ける位置にwhenがなく、先行詞がなければ副詞節を導く従属接続詞で〝~する時〟という訳になる。

文章の名詞を置ける位置にwhenがなく、先行詞があれば関係副詞なので、それ自体を訳する事は出来ない。

 

 

 

冒頭の問題解説

 

when 使い分け5

 

冒頭の問題解説です。

 

1の問題「Do you know when the meeting was?」

日本語訳:「あなたは会議がいつだったのかわかりますか?」

whenは〝間接疑問文の中の疑問詞〟になります。

 

2の問題「Do you know the time when the bus will arrive?」

日本語訳:「あなたはバスが到着する時間を知っていますか?」

whenは〝関係副詞のwhen〟になります。

 

3の問題「Do you know when to start?」

日本語訳:「あなたはいつ始めるべきか知っていますか?」

whenは〝疑問詞 to doのwhen〟になります。

 

4の問題「When is your interview?」

日本語訳:あなたの面接はいつですか?

whenは〝疑問詞〟になります。

 

5の問題「I wanted to do it when I was 20years old.」

日本語訳:「私が20歳の時私はそれをしたかった。」

whenは〝副詞節を導く従属接続詞when〟になります。

 

 

重要文法用語

 

間接疑問文

副詞節を導く従属接続詞

疑問詞 to do

関係副詞

名詞を置ける位置

名詞節

自動詞 他動詞 見分け方

・疑問詞

 

その他 英文構造解析に役立つ文法項目

 

that 使い方を理解しよう!

ing 英語 進行形 現在分詞 動名詞 分詞構文 見分け方

英語 代名詞 〝it〟 使い方 知っておくべき5種類

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?様々なwhenの判別が出来るようになりましたか?

 

whenが文中の名詞の置ける位置で使われているかどうか? が一番大きなポイントになります。

 

文中でwhenが現れたら、それを判別できるようになるまで何回も練習してみましょう。