英語脳 作り方 について。

 

〝英語脳〟という言葉を耳にしたり、目にしたりするかと思う。英語脳形成は難しく感じるかもしれないが、正しいやり方をすれば誰でも獲得出来る。

 

本日は『 英語脳 作り方 について』をテーマにお伝えしたい。

 

 

英語脳はどのように獲得するか?

英語脳 作り方 について

 

英語脳というのは、様々な解釈があるかもしれないが、一般的には〝日本語を介することなく英語で直接考えることが出来る脳〟と考えて良いと思う。

 

『英語脳をどうやれば獲得できるのか?』という疑問を誰しも持っていると思うが、 シンプルに言うと、英語を通じて意味のある情報をやり取りすれば良い。

 

例えば、〝買い物に行き自分で必要なものを英語を通じて購入する〟とか〝英字新聞を読み、書かれている内容を理解し、新たな情報を得る〟などだ。

 

そのような時間を増やしていくと、段々と英語でダイレクトに考えられるようになる英語脳が形成される。従って、英語4技能をバランスよく使い力を伸ばすことが英語脳獲得に大きく役立つという事になる。

 

 

リーディング・リスニングは情報を得る為に。

英語脳 作り方 について2

 

英語脳を形成する為に、リーディングやリスニングを行うには、多読学習や多聴を行う事である。英語で書かれた新聞を読み内容を理解したり、英語のニュースなどを聞き取り情報を得たり、海外のドラマを英語で視聴し楽しむ などという事を継続していくと、英語脳の形成に役立つ。

 

ここで一つ注意しなければいけないことは、読むものや聴くものを、自分の英語レベルに合わせて選択するということである。自分の内容より難しすぎるものを読んだり聞いたりしていても、雑音を聞いているのとあまり変わりないので、脳はあまりうまく動いてくれない。

 

英語教師と相談しながら段階的に難易度を少しずつ上げて行くと良い。

 

ライティング・スピーキングは相手にメッセージを伝える感覚を大切にする。

英語脳 作り方 について5

 

ライティングやスピーキングを行う際に、実際にE-mailや英会話をしながら、相手にメッセージを伝え、英語でやりとりをすることは英語脳獲得に役立つ。自分の伝えたメッセージに対して必ず反応があるからだ。〝重要な事は自分の言いたい事を伝える〟ということである。

 

より効率的にライティングやスピーキングを通じて英語脳を形成したければ、可能なかぎり英文法理解をしっかり行い、短文英作文など基本的な英語力をシッカリ上げてからメッセージをやりとりする方が良い。

 

間違ってもやっては行けないのは、英語を話す機会が大切だからと、でたらめな英文でやりとりをし続けたり、英単語だけで交流するということだ。人間の交流は深まるかもしれないが、脳は育ってくれない。〝英語NO〟になってしまう。

 

 

最終的には慣れである。

英語脳 作り方 について6

 

英語脳獲得は、これまで述べてきたように、英語を通じて情報のやりとりをすることで形成される。そして、そのプロセスに慣れると、それなりの英語脳が出来ている。

 

多少の失敗は恐れず〝習うより慣れろ〟の精神で英語をどんどん活用する機会を持つと良い。 

 

はじめから正しい形で情報を脳に入れる。

英語脳 作り方 について7

 

短文英作文と英文法理解の重要性について既に述べたが、これらが重要なのは、正しい形で英語のアウトプットとインプットを行う為である。

 

正しい英語を理解していないと、英文を読む時に内容理解を誤る原因の一つになったり、英会話の際に、自分の言ったことが相手にうまく伝わらない などという問題が起きてくる。

 

これを可能な限り回避するためにも、最初から正しい形で英語を頭に入れることが重要になる。そして、これに必要なのが短文英作文と英文法の体系的な理解ということになる。

 

英語 活用方法 について考える

英語学習をしていると、誰しも英語力をアップさせることを中心に考える。ところが〝自分にとって本当に必要な英語力が何であるか?〟を把握している人は意外に少ない。

 

今回は『 英語 活用方法 について 』をテーマにお伝えしたい。

 

英語の活用方法は人によって違う

英語 活用方法

 

英語学習をしている人の中には、今のご時勢、英会話学習やTOEIC学習に挑戦している方が多いと思う。

 

ここで重要になってくるのは『本当に英会話やTOEIC学習が必要でやっているのか?』ということである。

 

会社からTOEICスコア取得などを求められて、自分の意志に関係なく学習せざる負えない方もいるかもしれないが、英会話スクールに勧められたり、友人がやっているからと『なんとなくやっている』と言う人も多いのではないかと思う。

 

学習を楽しんでいて苦痛でなかったり、時間が沢山あるのであれば、そのまま続ければ良いと思うが、逆である場合は、再検討する必要がある。

 

というのも〝人に寄って求められる英語技能は違う〟からである。そして〝技能の習得度合いの程度も異なって来るから〟である。

 

例えば、英会話学習と一言で言っても、その範囲は幅広い。

 

エンジニアで〝自分の仕事について説明する力は求められるが、日常的な会話はあまり必要ない〟と言う人や、逆にセールスに携わり〝日常会話が必要で特に相手と緊密な関係を築く必要がある〟と言う人もいいる。

 

このように、英会話と言っても範囲が広いので〝自分が何をする必要があるのか?に応じて、学ぶべき内容が変わってくる〟。

 

従って〝自分はどのような英語力が必要なのか?〟をジックリ検討する事が英語学習そのものをするのと同じかそれ以上に重要になる。

 

英会話・英語リーディングどちらが必要か?

英語 活用方法3

 

英語学習をする時の大きな分岐点は〝英会話が出来る必要があるのか?〟〝英語リーディングが出来る必要があるのか?〟であると思う。

 

例えば、販売職に携わり英語でお客さんと接する必要があり英文を読む必要がない人は、〝英会話が出来ることが最優先〟である。

 

状況に応じて、自社商品・サービスを口頭で説明する力が必要になる場合もあるかもしれない。このタイプの方達は英会話学習をすることを最優先させなければならない。

 

一方、専門的な仕事をしている人で〝英会話は必要ないけれど、E-mailが大量に相手から送られてくるので、スラスラ読んで理解しなければならない〟とか〝自分の専門領域について英語リーディング力が求められる〟となると英語リーディングの力が重要になるので、この力を素早く上げることが必要である。

 

状況によっては、どちらも必要である と言う方もいるかもしれないが、この時も〝まず、どちらが最初に必要なのか?〟を考える必要がある。

 

 

必要な英語に応じて英語学習の順番が異なる。

英語 活用方法4

 

 

英会話が必要な人は・・・ 英語リスニング力、簡単な英作能力疑問文をスラスラ作れる力英語発想能力 などが必要になる。

 

英語リーディング力が必要な人は・・・ 豊富な語彙力、英文法に関する体系的な知識 、背景知識 などが必要になる。

 

〝自分が本当に必要な英語が何か?によって、求められる英語力に大きな違いが生まれ、学習する内容も大きく異なる〟という事である。

 

日常の英語学習をする時に、上記を頭に入れながら、英語学習のスケジュールを組むと良い。そうする事で、英語学習時間のロスをかなり減らすことが出来る。

 

英語学習時間に関して興味がある方は英語学習プランを参照してみて欲しい。

 

基礎学習は全ての英語に通じる

英語 活用方法5jpg

 

英会話学習、英語リーディング学習 どちらが重要な場合でも、基礎的な英語力は共通するので、基礎的な英語学習は避けられない。

 

具体的に言うと、〝基礎的な英文法〟、〝基礎的な英単語の習得〟 である。

 

これらを避けると、上達スピードが上がらないばかりか、最悪の場合英語力が向上しない。従って気分とは関係無しに、この力を向上させることを優先する事をお勧めする。

 

英会話 会話力 英語が出来るのに会話が出来ない原因は?

英会話 会話力 英語が出来るのに会話が出来ない原因は?

 

英会話が出来ないと言う人の多くは、英語力に問題がある人が多いが、そこそこの英語力であるにも関わらず〝英会話が出来ない〟と言う人がいる。   本日は「 英会話 会話力 」についてお伝えしたい。

 

英語が出来るのに英会話が出来ない人がいる。

英会話 会話力3  

 

英語の基礎力はシッカリしており、英会話教室などでネイティブ講師などと沢山英会話をしているのに、英会話が上手にならないと言う方がいる。 

 

原因を細かく分析していくと、このような方の問題は〝会話力がない〟場合が多い。   英語力があるのにも関わらず、会話が続かない人は英語知識を増やすだけではなくて、会話力そのものを磨かなくてはならない。   そして、これに対するトレーニングは単に英語を口から沢山出していれば良いというものではない。  

 

英会話=英語力+会話力

英会話 会話力1  

 

英会話力というのは、英語力と会話力の2つがある状態を指す。   どちらが欠けても英会話力は成立しない。よって英会話力を向上させる場合、以下の状況が存在する事をまず考えて置かなければならない。  

 

1.会話力はあるが、英語力が無いケース。

2.英語力はあるが、会話力が無いケース。

3.英語力も無いし、会話力も無いケース。

4.英語力も有るし、会話力もあるケース。  

 

1番に該当する人は、英語力を高める訓練をすれば良い。具体的に言うと、短い英文をスラスラ作れるようにする訓練疑問文をスラスラ作れるようにする力の養成が出来ればよい。  

 

2番に該当する方は会話力を養成しなければならない。  

 

3番に該当する方は英語力、会話力どちらの力も必要になるので、一番時間がかかるケースだろう。  

 

4番に該当する方は、ドンドン英語を活用する機会を設けると、さらに英会話力は向上する。  

 

 英語力があっても会話力が無くて困る場面がある。

英会話 会話力8  

 

海外で暮らしていると、ホストファミリーと英会話などをしなければならない場面が出てくる。この時に、英語力も必要であるが、それ以上に重要であるのは、積極性と会話力である。   会話力が無いと、とてもでは無いが家族と良好な関係が気付けない。

 

そして、何より間が持たない。海外で暮らす事を考えている人は、会話力を徹底して磨くことをオススメする。

 

会話が続かない人に見られる2つのタイプ

英会話 会話力2  

 

会話が続かないと言う人には大きく分けて2つのケースが存在すると思う。  

 

・相手の質問に答えるのみで会話が終わってしまう人。

・相手から話を振られても、何を話せば良いのか分からない人。   『自分は英語力はそこそこあるのに、いまいち英会話力がない・・・』と思う方は、上記2つに該当していないか考えてみて欲しい。  

 

相手の質問に答えるのみで会話が続かない人

 

相手の質問に答えるのみで、会話が続かない人がいる。  

 

例えば・・・  

 

Aさん「昨日のサッカー日本代表の試合観ましたか?」  

 

Bさん「いいえ。観ませんでした。」  

 

Aさん「サッカーあまり興味ないですか?」 

 

Bさん「はい。ありません。」   と答えるだけでは、会話はそれ以上続かない。  

 

ところが・・・・  

 

Aさん「昨日のサッカー日本代表の試合観ましたか?」  

 

Bさん「いいえ。観なかったのですが、どんな感じだったんですか?」  

 

Aさん「フォワードの〇○が試合終了直前で同点ゴールを決めたところで調度試合終わったんですよ。」  

 

Bさん「〇○は確か怪我から復帰したばかりですよね?」  

Aさん「まだ、本調子という感じ無かったですけど、かなり良い感じでしたよ。」  

 

Bさん「イタリアに戻って、また活躍すれば良いですね。海外でサッカーの試合観戦したことありますか?」  

 

となると・・・会話はどんどん続く。  

 

質問に答えるだけでは、質問する側も疲れるし、会話が盛り上がらなくて、話が発展しない。どちらが一方が質問を延々と続け、もう一方が答えるのみ という展開になってしまう。   このような人は、英語の質問に沢山答えるだけでは「会話力」は伸びないだろう。やみくもに英会話量を稼ぐ練習をしていても、なんら解決に繋がらない。

 

何を相手に話せば良いのか分からない人

英会話 会話力9  

 

会話が続かないと言う人には、何を話せば良いのか分からないと言う人もいる。  

 

Aさん:「今日新しいスーツ着てみたんですよ」  

 

Bさん:「そうですか。(ウっ・・・何を話せば良いのか分からない・・・)」終了。  

 

これでは、どうしても会話が続きません。  

 

ところが・・・  

Aさん:「今日新しいスーツ着てみたんですよ」  

 

Bさん:「いいですね~見せてくださいよ~」  

 

Aさん:「これなんですよ。」  

 

Bさん:「何か高そうな感じですね。ブランドスーツですか?」  

 

Aさん:「ボーナス出たんで、奮発したんですよ。」  

 

Bさん:「良かったですね~。どこで買ったんですか?」   となると話はドンドン膨らむ。  

 

経験からだが、このタイプの人は自分の興味がある事は驚く位話が出来るのにも関わらず、興味が無い事に関しては殆ど何も話せないと言う方が多いように感じる。   また、話せる範囲の話題が非常に限定されているようにも感じる。

 

 

話に付加価値を付ける練習の必要性

英会話 会話力6  

 

『質問に答えるのみで終始してしまうパターンの人』も、『話を振られても何を話せば分からないパターンの人』も、どちらの場合も〝単に質問に答えるだけではなく、質問に対して自分の意見を付随させる練習=話に付加価値を付ける練習〟が必要になる。  

 

話に付加価値を付ける訓練の方法。

英会話 会話力7  

 

私がお奨めするのはQ&A型の英会話本を利用して、質問されたことに自分で答え、さらに付加価値を加える練習をすることだ。  

 

この時に必ずしも英語で答える必要はない。まず、日本語で答える練習をしてみると良い。英語力を上げることが目的ではなくて、会話力を伸ばすために付加価値を付ける練習をするためである。  

 

例えば・・・

 

Q:『今日の天気はどうですか?』

 

A:『晴れていますが、昨日よりも少し寒いですね。ですが、昨年に比べるとまだ良いかもしれません。もっと寒かったですから。温度の変化が激しくて昨年のこの時期はもっと風邪を引いていました。』  

 

Q:『どの位の間日本に住んでいるのですか?』

 

A:『3年住んでいます。最初の頃よりかなり日本語は上手になってコミュニケーションは取れるようになり、テレビを観ていても大体わかるようになりましたが、まだ漢字で苦しんでいます。僕の友達で日本語を勉強した人何人かいますが、皆漢字で苦しんでいます。何か漢字習得に良い方法はありますか?』    

 

話に付加価値が付けられるようになると英会話が更に出来るようになる。

 

 

話に付加価値が付けられるようになると、さらに英会話は上達する。  

 

それは、会話を通じて言葉のキャッチボールが増えて、自分が考えてもいないことを答えなければならなかったり、会話の流れから自分が考えた事も無い事を質問しなければならなくなるからだ。  

 

そのようなやり取りを通じて、自分が知らない英単語を覚える機会が増えたり、上手に使いこなせない英文法項目を再度学習する必要に迫られる。このようなプロセスと増やしていくと、自分の頭の中の英語ソフトウェア―が格段に進化する。  

 

英語を勉強するだけで英会話が出来るようになる職業

英会話 会話力4  

 

生徒さんを観ていると、英語を勉強するだけで英会話が出来るようになる職業の人達がいる。それは『営業職』の人である。英語をキチンと勉強しない人は、勿論上達しないが、キチンと学習した人の中で会話が出来るようにならなかった人は、今まで誰一人としていない。

 

この理由は、会話力が日常の仕事の中で身についているからであると思う。   あえて名前は出さないが、人と接する職業であっても英会話が苦手な人が多い職業もある。この職業の人は、相手から質問を受けて答えることは多いかもしれないが、相手の質問に対して付加価値を付けて返答する必要が無いためであろう というのが私の考えである。  

2015年6月11日 | カテゴリー : 英会話 | 投稿者 : HOSHINO

短文 英作文 練習が英会話を上達させる。

 

英会話学習をする時に、何から手をつければよいのか分からないとか、英会話を個人レッスンで受けていて大量に話をしているにも関わらず、なかなか上達しないという方がいるかと思う。

 

本日は英会話を短期間で上達させるために必要な練習、短文 英作文 練習について述べたい。

 

短文 英作文 練習の必要性

短文 英作文 練習が英会話を上達させる。

英会話ができないと言う方に、何人もお会いしてきたが、英会話ができないと一口に言っても様々な症状がある。

 

多くの症状があるのは確かなのだが、英会話が出来ない原因を大きく2つに分けると以下になる。

 

①簡単な英作すら瞬時に出来ない。

②簡単な英作は出来るが、それをうまく運用することができない。

 

英会話ができないと嘆く方の多くは、実は①に相当している。簡単な事を疑問文なども含めて口からスラスラだすことがで出来ない。英会話などままならない状態である。(※疑問文に関するポイントに関しては〝英会話 疑問文 を味方に付けよう!〟を参照頂きたい。)

 

以下の日本語を瞬時に英作出来るだろうか?

 

1.あれは彼女が時々行くラーメン屋さんです。

2.彼女は何故忙しいのですか?

3.彼女は30年あまり札幌に住んでいます。

4.法隆寺は築何年ですか?

5。それは昨日彼が言ったことですか?

 

このような日本語をスラスラ口から英文で出せない人は、個人 英会話レッスンなどで大量に話す機会を設けても、殆ど上達出来ないし、レッスン時間が無駄になる。

 

従って、これができない人は、これを徹底的に行う必要がある。(※個人 英会話レッスンをうまく活用する方法に関しては〝英会話 個人レッスンで効率的に上達する方法〟を参照頂きたい。)

 

短文 英作文 練習を行う前に

短文 英作文 練習が英会話を上達させる。2

短文 英作文 練習を行う際に、1つ出来なければいけないことがある。

 

それは英文法の体系的な理解である。短文英作文を練習する理由は、大量の簡単な英文を口から瞬時に出す練習を繰り返すことによって、英会話に必要な型(英文パターン)を体に覚えさせることにある。

 

従って、文法の理解ができていないと、大量の練習をこなすことができないので、時間ばかりかかって効率的な練習することができない。

 

また、文章を理解しながら練習することもできないので、応用力が育ちにくいという欠点がある。

 

英文法の理解ができていない人は、短い文章を口から出す練習を行う前に、まず英文法の理解ある程度進める必要がある。(※英文法の体系的な理解をどのように進めるか?について関心がある方は〝英文法力 を効率的に高める学習手順〟を参照頂きたい。)

 

短文 英作文 練習に有効な教材は?

短文 英作文 練習が英会話を上達させる。5

短文英作文練習を行うのにあたり、どのような教材を使うのが有効であるかと言うと、森沢洋介先生の『瞬間英作文』シリーズである。

 

この教材をうまく使うと、短時間でかなりのことが言えるようになる。また、中学校レベルの英文法をガッチリ理解することにも繋がるので、後々、英検対策TOEIC対策を行う際にも非常に有効になる。

 

練習はどのように行うべきか?

短文 英作文 練習が英会話を上達させる。3

「瞬間英作文」などを使って、練習をする際に、絶対にやってはいけない事は『英文を意味もなく覚えること』である。これをやると、応用力が育たない。

 

例えば〝あなたは学生ですか?〟という英文を覚えても・・・・

 

〝彼女は先生ですか?〟となったり〝あなたは昨年学生でしたか?〟と変化しただけで、口からうまく英文を出せないという状態なる。これでは、練習自体が意味をなさない。

 

従って、絶対に丸暗記をしてはいけない。

 

また、どの程度学習するべきか?という事であるが、人にも寄るので、一概には言えないが、毎日ではなくても、週に3~4日程度は練習をしたい。

 

体に馴染む感じがするようになるまで、反復した方が良い。通勤・通学時間などの空き時間に行うとあまりストレスなく行うことが出来ると思う。

 

どこまで練習するべきか?

短文 英作文 練習が英会話を上達させる。6

 

様々な英文パターンを、素早く特に意識する事無しに使うことが出来るようになれば、短文 英作文 練習は終了して良い。

 

〝素早く〟と敢て申し上げるのは、ゆっくり考えると英作を出来るだけの知識を持った人が、勘違いをしない為である。

 

ゆっくり英作を出来る位では、プレッシャーに晒される会話では使い物にならないからだ。〝英文法も理解できて、ゆっくり英作出来る という段階では、もう一段階足りない〟と言う事である。

 

スピーディーにあまり考える事がなく短文 英作がスラスラ出来るようになれば、そこから先の練習は、多読学習英単語力増強を通じて、英語の細かな表現力を養うことである。

 

 

短文 英作文を実際の英会話に応用させる。

短文 英作文 練習が英会話を上達させる。4

 

瞬間英作文シリーズなどで、英会話に必要な短文英作文のトレーニング終了した後は、どんどん英会話を行ってみると良い。

 

時々いらっしゃるのが、トレーニングの段階ではスラスラ、英文を口から出すことができるのに、実戦でそれをうまく応用することができない というケースだ。

 

このような方達は、自分が短文英作文の訓練で練習した英文を、眺め『自分であれば、これをどのような形で使うことができるであろうか?』とシュミレーションしてみることが有効である。

 

また、自分が口からうまく出さなかった英文をあとで分かるようにメモして置いたり、録音をしておくなどして、英会話レッスンの後などに『あれはどのように言えば良かったか?』と反芻してみることも非常に有効である。

 

2015年5月13日 | カテゴリー : 英会話 | 投稿者 : HOSHINO

英会話 モチベーション を維持する方法

 

英会話 モチベーション を維持する方法

 

英会話や英語学習のモチベーションを維持できなくて、やめてしまうという方が結構いるかと思う。今回は〝英会話 モチベーション〟を維持するための方法 をテーマにお伝えしたい。

 

英会話 モチベーションが維持できず挫折する人のパターン

英語学習モチベーションを維持する方法5

 

英会話学習 や英語学習 のモチベーション維持が出来ない人には特徴がある。例えば以下のようなものだ。

 

① 社会人になり仕事が忙しくなり英語学習に時間を投入することができない。

② 英会話初心者の人が効果を実感できなくて継続できない。

③ 英語学習のコツや学習方法を理解していないので、上達する前に挫折してしまう。

 

いずれの場合も〝英会話や英語が上達するためのサイクルづくりがうまくいっていない〟というところが問題だ。日々のサイクル形成が重要になる。

 

 

英会話 モチベーション を日々維持する為には

英語学習モチベーションを維持する方法2

 

英会話学習をする時にモチベーションが続かないという人の中には、学習そのものをきちんと行わないので、結果として上達できず挫折してしまうという方が結構いる。これでは絶対に上達できない。

 

このような方達は、まず日々の学習をきちんと行うところから始めなければならない。

 

その際、社会人の方達は、仕事が忙しくなると、それを理由に学習を継続しなくなるパターンが多い。また学生のように、時間が沢山あっても、ダラダラ過ごして学習しなくなるケースも多い。

 

従って、日々継続する工夫をする必要がある。そこで以下のやり方をお勧めする。

 

・通勤・通学時間をうまく使う。

・定期的に英語学習をする場に通う。

・英語を使う環境に強制的に身を置く。

 

通勤・通学時間を英会話学習に充てモチベーションを維持する。

英語学習モチベーションを維持する方法4 

 

家ではなかなか勉強しないという人や、忙しくて英語学習をする時間がないという人は、通勤通学時間を英会話学習に充てることをお勧めする。自分の通勤・通学の行動を分析すると、かなりのことができる。

 

例えば私の場合、以前本格的に英語を勉強していた時には、通勤に時間がかかっていたので、以下のように時間を割り振っていた。

 

・最寄駅までの往復30分間はリスニング学習に充てる。

・列車で移動中の往復1時間はリーディング学習や文法学習に充てる。(状況によっては、英単語学習やリスニングに切り替えることもあった。)

 

これだけで毎日確実に1時間半は英語学習が出来ていた。

 

自分の日常行動を分析し、その行動の中に英語学習を組み込むことを強くお勧めする。

 

今はスマートフォンなどもあるので、それをうまく活用すると英単語学習などを通勤時間などに非常に効率よく進めることができる。(※英単語の覚え方に関しては 英単語 覚え方 を参照頂きたい。)

 

また、出勤時間を30分程度早め、スターバックスなどのカフェに出掛け、学習する時間などを組み込むのも良い。1杯500円程度のコーヒー代で英語学習をする機会を買えるのであれば安いものだ。

 

定期的に英語学習をする場に身を置きモチベーションを維持する。

英語学習モチベーションを維持する方法

 

英会話初心者や英語を本気で勉強したい人は、ある一定期間スクールに通うなどして定期的に英語に触れる機会を持った方がモチベーションが維持しやすくなる。

 

実際に自分が学習したこと等を、積極的に活用し、アウトプットしてみることで、成果を確認しやすくなるというメリットもある。そしてそれが次のモチベーションを呼び起こす。(※英会話 個人 レッスン で効率的に上達する方法 を参照頂きたい。)

 

英会話・英語を使う環境に身を置きモチベーションを維持する。

 

外国の友人がいる人であれば、定期的にE-mailを送る、身近にそのような人が居る人は、英語で話をしてみる。英語でゲームをしてみる。携帯をすべて英語モードにしてみる・・・等。

 

とにかく英語に触れる習慣を強制的に確保するよう仕向けてみると良い。

 

また、会社などで、英語試験取得を推奨する場合は積極的にそれらの取得するようにすることで、モチベーションが維持しやすくなる。

 

モチベーションを維持するその他の方法

英語学習モチベーションを維持する方法3

 

英会話学習をするためのサイクルづくりに焦点を当てた、モチベーション維持の方法についてこれまで述べてきたが、別のやり方もある。それは以下のようなものだ。

 

・海外を留学する。

・外国人が働くお店に出かける。

・海外旅行に出かける。

 

海外留学をする。

 

社会人になるとなかなか時間が取れなくて難しいかもしれないが、学生さんは時間がたくさんあるので、短期・長期どちらでも良いのだが海外留学してみると、その後の英語学習のモチベーションはしやすくなる。

 

何より、自分の英語力がどの程度のものであるか客観的に悟ることができる。(※海外留学 英会話 に興味がある方は 海外留学 英会話 を上達させる為に。を参照頂きたい。)

 

外国人の働くお店に出掛けてみる。

英語学習モチベーションを維持する方法6

 

外国人女性が働くお店に出掛けてみて、英会話をしてみるのも、一つのモチベーション維持になるかも知れない。

 

私がもし、英会話初心者で、何から学習すれば良いのか分からないという場合、このようなお店に出掛けてみて、まず片言でも良いから英語で話しかけてみる。そうするとおそらく、疑問文が出来ると相手から色々と話を聞きだすことができる という方向に考えが向くと思うので、疑問文を作るための勉強するようになると思う。(疑問文の学習の仕方について興味がある方は、英会話 疑問文 を味方に付けよう! を参照してみた欲しい。)

 

とにかく面白い方法を実践してみることが、英会話・英語学習のモチベーション維持に非常に役に立つ。

 

 

海外旅行をしてみる。

英語学習モチベーションを維持する方法7

 

頭にどんなに沢山知識を詰め込んでも、それを実際に稼働させる事無しでは、なかなか英会話学習のモチベーション維持するのは難しい。

 

そこで、旅行が好きな人は海外旅行をしてみて、実際に使う事を強くお勧めする。1年に1回とか2回とか外国に出掛け、自分の習得した知識を使ってみると、必要なことが見えてくる。

 

もちろん旅行の度に、自分が出来なかった事を記録しておき、次の旅行の時に何を改善すると良いのか?を考えることが重要になる。そして、これが意外に重要であるが、旅行の手配等を旅行代理店に任せるのではなくて、全て自分で行ってみると良い。

 

宿泊先の手配を英語Eーmailでやりとりをしながら進めると、様々な事を吸収することができる。

 

英語試験を活用しモチベーションを上げる。

 

英会話をする時には、アウトプットだけではなくて、インプットがどうしても必要になる。

 

英会話レッスンを受けながら、インプット量増やすことももちろんできるが、英検対策 TOEIC対策 を行いながら、知識を拡大していくこともできる。短期的に、試験を活用し、モチベーションをうまく維持するというのも、なかなか有効である。

 

 

2015年5月7日 | カテゴリー : 英会話 | 投稿者 : HOSHINO

英会話 疑問文 を味方に付けよう!

英会話 疑問文 を味方に付けよう!

 

外国人と日常英会話をする時に、意外に重要になるのは疑問文の作成能力である。

 

また、トラベル英会話 ホームステイ英会話 など様々なシチュエーションで、この力が求められる 。

 

今回は 英会話 疑問文 作成能力と獲得方法についてお伝えしたい。

 

英会話 疑問文 を作れることのメリット

英会話 疑問文4

英会話をする際、疑問文が重要であるが、具体的にどのようなケースで重要になるということがイメージできない方もいると思う。それは、主に以下の2つである。

 

・リスニング能力の不足を補う

・英会話が盛り上がる。

 

 

リスニング能力の不足を補える。

 

自分のリスニング能力がある程度の水準にあり、様々な英語を聞き取る力があれば、相手にどんどん話をさせておいても、あまり困る事は無い。

 

ところが、初心者や聞き取りに不安を感じている人はこの状態にしておくと、大変困った状況になる。

 

そこで、疑問文を作る力が非常に重要である。ある程度疑問文さえ作れると、相手の答えの方向が決まってくるからだ。

 

〝あなたはラーメンが好きですか?〟と尋ねられて〝私はかつてタバコを吸っていました。〟と言う答えは帰ってこない。〝好きです。〟〝麺類はあまり食べません。〟〝コレステロールが高いので控えています。〟せいぜいそのような答えになってしまう。

 

答えの方向が非常に明確になっているので、英語での聞き取り能力をかなり向上させることができる。

 

英会話が盛り上がる。

英会話 疑問文5

疑問文をある程度作ることができると、英会話は非常に盛り上がる。

 

相手に質問をすると、一般的に相手が自分に対して興味を持ってると考える。そうすると、話がどんどん膨らむので、会話が盛り上がるようになる。

 

ところが、逆に疑問文が全く出来ない場合、相手の質問が途切れた段階で、英会話はストップしてしまう。したがって、様々な事柄に対して疑問文を作れるようになることが重要である。

 

最低限どのような疑問文を作れるようにしておくべきか?

 

疑問文作成能力に於いてどのようなポイントが重要になるか?というと主に以下になる。

 

・YES NOを要求する疑問文作成能力

・5W1Hに関連する疑問文作成能力

・時制を明確に出来る力

 

様々なタイプの英会話 疑問文 を練習しておく

英会話 疑問文11

疑問文能力を高めたければ、Yes No型の疑問文、5W1H型の疑問文が重要であるという話をしたが、具体的にそれらについてお伝えしたい。

 

Yes Noタイプの疑問文

英会話 疑問文3

相手に〝はい〟〝いいえ〟を求める疑問文である。これらの疑問文は主に、以下のタイプの疑問文ができるとよい。

 

be動詞タイプ

 

・Are you Japanese?

・Is there a subway station near here?

 

助動詞タイプ

 

〝依頼〟や〝許可〟を尋ねる疑問文などでも使われるので、様々な場面で重要になる。

 

・Can (Could)you help me?

・May I have orange juice?

・Shall we dance?

 

一般動詞タイプ

 

Do you like chocolate?

 

7W1Hタイプの疑問文

英会話 疑問文

Where型

 

〝場所〟を尋ねる時に使う疑問文がこれである。

 

・Where is my bag?

 

Which型

 

〝選択〟を求める時に使われる疑問文がこれである。

 

・Which do you like better, tea or coffee?

 

Who型

 

〝誰か?〟を尋ねる時に使われる疑問文がこれである。

 

・Who is she?

 

Whose型

 

〝所有〟を尋ねる疑問文でこれが使われる。

 

・Whose bicycle is that?

 

What型

 

〝何であるか?〟〝時間〟〝種類〟を求める疑問文など、会話のキーになるものが入っているので、正確に使えるようにしたい。

 

・What is this?

・What time do you go to school every day?

・What kind of food do you like?

 

When型

 

〝いつ〟かを尋ねる時に使う疑問文である。

 

・When is your birthday?

 

Why型

英会話 疑問文10

〝理由・原因〟を尋ねる時に使う疑問詞である。

 

・Why are you so busy?

 

 

How型

 

Howを使った疑問文はバリエーションが多いが、非常に重要なものばかりである。〝手段〟〝金額・量〟〝所要時間〟〝距離〟〝かかる金額〟〝頻度〟〝数〟〝回数〟を尋ねる疑問文と関連してくる。

 

・How do you go to school?

・How much is this book?

・How long does it take to go to Sapporo station by car?

・How far is it to the store?

・How much does it cost to go to Tokyo by airplane?

・How often do you eat out?

・How many CDs do you have?

・How many times do you go to Tokyo every year?

 

時制は確実にしておく。

英会話 疑問文8

様々な種類の疑問文が作れるようになった段階で、もう一つ重要になる事は、時間関係をしっかり表現出来るようになることだ。例えば・・・

 

Where is Sapporo station?

Where was Sapporo station?

 

is か was が違うだけで、疑問文の背景にある状況がかなり違ってしまう。

was になってしまうと「札幌駅が別なところに移動したのだろうか?」「札幌駅は消えてしまったのか?」と考えてしまう。

そのようなこともあり、現在、過去、未来 最低3つの時制をしっかり区別できるようにしておく必要はある。

 

英会話 疑問文 に必要な発想力

英会話 疑問文9

様々な疑問文を作れるようになった後で重要な事は、どのような場面でその疑問文を作ることができるのか?ジックリ考えてみる事である。

 

トラベル英会話で自分が疑問を発するケースと、ホームステイ英会話で疑問をぶつけるケースでは使う表現は異なってくる。

 

そして、どの疑問パターンを使うのか?は最終的に話者の考え方とリンクしてくるので、自ら状況を考えながら、想定される疑問文を考えることが重要だ。

 

普段、自ら練習する時は、可能であれば、自分が聞きたいことに対して、3種類ぐらい疑問文を作る方法がないか考えてみると良い。

 

例えば、自分が札幌駅に行きたい場面があるとする。この時に・・・〝札幌駅はどこですか?〟と疑問文が作れると良いのだが、これ以外に、どのような方法で、疑問文を作成できるかどうか考えてみることが重要である。

 

・札幌駅を知っていますか?

・ここから札幌駅までどのようにしていくことができますか?

 

本来質問したい〝札幌駅はどこか?〟という質問とは駆け離れているかもしれないが、実際に英会話で情報を獲得したい時には、〝1つの方法を思いつかなかったらアウト〟という状態では困る。最終的に、情報を獲得するという目的が達成できれば良い。

 

日頃からそのような思考訓練をしていないと、なかなかその状態には到達できない。したがってそのような訓練が非常に重要になる。

 

 英会話 初心者 の為の省エネ疑問文

英会話 疑問文6

疑問文を作る時に、英会話初心者の方は、語順を操作することが大変で、うまく作れない場合がある。

そんな時は、2つの視点を考えると楽になる。

 

・語尾をあげて疑問文にする。

・疑問詞と文章を分けて疑問文にする。

 

〝文法的に正確ではない〟とか〝ブロークンだ〟といえばそうなのかもしれないが、英会話をツールと考えた時に重要であることは、コミュニケーションが取れるか否か?ということである。

 

したがって、まずコミュニケーションが取れる状態を初心者は作り上げて、後から正確に英会話 疑問文 を作れるようにするというのも一つの考え方である。

 

語尾をあげて疑問文にする。

 

You like chocolate.

〝あなたはチョコレートが好きです〟

の語尾に〝?〟を付けイントネーションを上げるだけで疑問文になるのでお勧めである。

You like chocolate?

〝あなたはチョコレートが好きですか?〟とすることができる。

 

疑問詞と文章を分けて疑問文にする。

英会話 疑問文7

語尾を上げて疑問文にする形にして・・

・You are tired?

〝あなたは疲れているんですか?〟とする。そして・・・その後でスグに

Why?

〝なぜ?〟と続けると・・・相手は

何故あなたは疲れているんですか?〟と理解してくれる。

 

更に疑問文作成能力を高める為に

 

訓練を続けていくと、ある程度疑問文を作ることが出来るようになるとは思うのだが、それでも実戦になると、想定外の状況が起きる。

 

自分が思いもつかなかったような内容を相手に尋ねなければならないような場面だ。

 

そういった状況があれば、必ず状況と尋ねたかった事を、ノートなどに書き留めておきデータセーブしておくべきである。時々そのノートを見返して、新たな疑問文を、作れるようにしておくと、英会話に必要な疑問文作成能力を高めることができる。

 

2015年5月2日 | カテゴリー : 英会話 | 投稿者 : HOSHINO

英会話 個人 レッスン で効率的に上達する方法。

英会話 個人 レッスン で効率的に上達する方法。

 

英会話 レッスンを、ネイティブ講師などからマンツーマンで、オンライン や カフェで受講することができるようになってきている。

 

今回は〝どのようにすれば、英会話講師から効率的にレッスンを受けることができるか?〟をお伝えしたい。

 

英会話 個人 レッスン をする際に気を付ける事

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。

 

英会話をプライベートレッスンで受ける際は、そのメリットを最大限活用したいものだが、重要であるポイントは以下である。

 

・講師に英会話 上達のノウハウがあるか?

・講師は英会話学習の長期展望の中で指導していけるか?

 

英会話教室という空間に、英語を話す力をもった人間を講師と表現し、配置しているケースもあるかもしれないので、上記質問をすることで真相が判る。

 

 

講師に英会話 上達のノウハウがある場合

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。2

 

指導を英会話教師から受ける際に、ノウハウを持っている先生か確認する場合は、以下の質問をしてみると良い。

 

・英会話はどのようにすれば上達するのですか?

 

この時に「沢山話せば上達します」と答えると、大概ノウハウが無いと考えて良いと思うのだが、確認の為に以下の質問をしてみれば良いと思う。

 

・沢山英会話をしたのに私は上達しなかったのですが、どうしてですか?

 

嘘でも構わないので、この質問をしてみることをお奨めする。指導に関して方向性が見えている先生は、それなりの返答をするものだ。

 

ビジョンを示すことができる先生の場合は、その先生のもとで指導を受けると良いと思う。

 

ただし後述するが、英会話レッスンを受ける際には、レッスン毎に自分で問題意識を持ってレッスンを受けることが重要である。

 

 

講師に英会話 上達のノウハウが無い場合

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。3

 

英会話講師に英会話 上達のノウハウが無いと判断できる場合は、レッスンにあたり、以下の3点を考えておくことをお奨めする。

 

・英会話をする際は、自分がどんどん話をする。

・英会話量を稼ぐ場と考える。

・レッスン内でやるべきことを自分で考えておく。

 

英会話をする際は自ら主導権を握る!

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。4

英会話を本気で上達させたいと思うのであれば、自らドンドン英語で話しかけるべきだ。

 

相手がネイティブ講師の時は、こちらから話をしなければ、向うが積極的に英語を投げかけてくるので、この状態のままでいると、獲得できるのは、リスニング能力の向上と語彙習得位になってしまう。

 

逆に、こちらからどんどん英語を投げかけていくと、こちらが英語を話す時間は当然ながら長くなるので、英会話力向上に繋がる。

 

 

英会話量を稼ぐ場と考える。

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。5

指導のノウハウがない講師の場合は(ネイティブ講師の場合に多いのだが)、少々乱暴な言い方かもしれないが、英会話をする為のマシンであると考えた方が良い。

 

自分の口から英語を発した時に、どのような返答がなされるのか?と実験するような感覚でレッスンに挑むと良い。この時に、うまく通じなければ〝どのように言えば良いのか?〟と英語で質問することだ。

 

その際、知らなかった英単語や英語表現などはキチンと書き留めておき、スマホなどで撮影し後で復習して欲しい。(※英単語の効率的な復習方法に関しては 英単語 覚え方 を参照頂けると嬉しい。)

 

レッスン内でやるべきことを自分で考えておく。

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。6

英会話量を稼ぐ場として指導を受ける際には、自ら〝英会話マシン〟を利用する心構えが必要である。

もし、私が生徒さんの立場であり、このようなケースに遭遇している場合は以下のように、英会話量を稼ぐことを考える。

 

・講師の趣味・嗜好を聞きだし、それについて質問をする。

・講師の出身国の新聞記事やニュースサイトの記事について自ら読み、内容について尋ねる。(見聞を拡げることにも繋がる。)

 

ネイティブの 英会話 個人 レッスン を受ける前に獲得しておくべき力。

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。7

マンツーマンでの英会話レッスンを受ける際に重要であることは、英語での情報をどんどん飛び交う状態にさせる事である。

 

それは、話者が英語を沢山口から出し、聞き手が大量に英語を話してもらえる状態にするということだ。その点を考慮すると以下の能力が必要になる。

 

・簡単な答えを次々口から出せる状態にしておくこと。

・疑問文を次々に英語で作れる状態があること。

 

これら2つの能力が獲得出来ていない場合は、なかなか英語が飛び交う状態にはならないので、ネイティブ講師のプライベートレッスンはあまり効率が良くなるというのが私の意見だ。(※英会話疑問文能力を向上させたい方は「 英会話 疑問文 を味方に付けよう!」を参照して欲しい。)

 

英会話 個人 レッスン で効率よく習得できる事。

 

英会話 個人 レッスンで習得できることは、主に以下の3点である。

 

・英単語の習得

・リスニング力の向上

・文化的な背景

 

英単語を効率的に習得する。

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。8

英会話のやりとりを通じて、英単語を覚えることが非常に楽になる。英単語帳で漫然と覚えるよりも楽になるので、非常にお奨めである。

 

私が、生徒さんによくお勧めするのは、授業の前に自分が知らない英単語を数個用意して、自ら使ってみることだ。相手の反応をみながら使うと案外楽に覚えられる。

 

特に、リーディングやリスニングを行っても中々出会う可能性のない英単語などを覚える際には有効だ。

 

例えば、消費者運動家を意味する〝consumer activist〟という英単語をなかなか覚えられない場合に、先生がアメリカ人であれば〝ラルフネーダーは消費者運動家としてかなり有名なはずだが、私は知らないので知っている事を話してくれませんか?〟と疑問をぶつけると、エピソードと共にこの表現を吸収することができる。

 

リスニング力を向上させる。

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。9

 

英会話を通じて、特にネイティブ講師の場合は、リスニング量を稼ぐことができる。

 

ある程度リスニング能力が育った状態で、英会話量にウエイトを置いたレッスンを受講すると、大量の英語が飛び交う事になるので、効果的だ。

 

目的意識を持って、自ら質問をし、集中して英語を聴いていると、ダラダラ英語を聴き流す場合に比べ〝聞ける耳〟は育ちやすい。

 

文化的な背景を学ぶ

英会話 個人 レッスンで効率的に上達する方法。10

先生がネイティブ講師の場合、様々な疑問をぶつけることによって、日本国内に居ながらにして相手の国や文化についてかなりの事を吸収できる。

 

英字新聞などが読めるようになっても、文化的な背景を知らない為に、イマイチ納得できないという場合が多い。そんな時に、相手の国のニュースサイトや英字新聞の記事を使いながら、様々な疑問を英語で投げかけていくと、理解が増すように思う。(※英字新聞を利用した学習に関しては「英字新聞 学習法」を参照頂きたい。)

 

そこでやはり重要になってくるのが、英語で疑問文を作成する力 ということになる。

 

どのような疑問をぶつける事ができるのか?何度も考えてみることが重要だ。また、レッスン毎に様々な質問を相手に投げかけ、答えの様子を観ながら、より修正していくことで、疑問文作成は能力は向上する。

 

2015年5月1日 | カテゴリー : 英会話 | 投稿者 : HOSHINO

英会話 教室 活用法

 

 

英会話 教室に通っている方は〝自分の英会話力を伸ばしたい〟〝英会話が出来るようになりたい〟と思い通っていると思う。

 

一般的に、英会話 教室 では英会話をする時間を沢山取る と言う人が多いと思うが、時間をかけた割にあまり上達していないと感じる人もいるかと思う。

 

案外、伸び悩む多くの方が〝具体的にどのような力を伸ばしたいのか?〟が明確でないように思う。今回は英会話力を最短で伸ばす為の「英会話 教室 活用法」についてお伝えしたい。

 

英会話 教室 に通う目的は明確か?

英会話 教室 活用法9

 

英会話 教室に通う時に、シッカリ考えた方が良い事は、自分が通う目的を明確にすることだ。そうすることで、より効率的に自分の英会話力を伸ばすことが出来る。

 

〝英会話 教室 に通う目的を明確に と言われても解からない〟という方もいるかと思う。その時は以下の3点について考えてみると良いと思う。

 

・英会話 教室 で英会話をする量を稼ぎたいのか?

・英会話をする為の基礎的な力が不足しているので、英会話 教室を通じて総合的な力を向上させたいのか?

・英会話 教室 で自分の 英会話上の問題点を探りながら、弱点を潰すのか?

 

大きく分けて上記3つで考えていくと、自分がしなければならない事が明確になると思う。

 

英会話を沢山する為に 英会話 教室 を活用

英会話 教室 活用法4

 

英会話量を稼ぎたくて 英会話 教室 を利用したい という方は以下の点について考えてみると、より上手く英会話量を稼げると思う。 

 

・英会話をする為の基礎力が備わっているか? or 基礎力が備わっていないか?

 

 

英会話の基礎力がある人は会話量を稼げば上達する。⇒英会話 教室 を英会話量を稼ぐ為に活用するべき。

 

英会話をする為の基礎力がある方は、英会話を短時間に沢山こなすだけで、かなりのスピードで上達する。

 

実際、私の生徒さんの中にも、英検準1級の1次試験(ペーパーテスト)に合格してから3週間で2次試験(口頭試験)に合格した方もいるのだが、この方は、ペーパー試験まで英会話は、ほぼ皆無という状態であった。(※この生徒さんに関する情報はこちら 英検準1級合格 SATORUさん をご覧下さい。)

 

ところが、基礎力が整備されていたので、英会話練習を開始すると驚くスピードで上達し、3週間でパスしてしまった。

 

また、私が海外留学中にあった日本人達を観察していると、簡単な英文を瞬時に作成したり、英文を読んだりする力のある人達は、英会話がスグに上達していたが、英文法の知識が少なかったり、基礎力が少ない人達は、殆ど上達していなかった。

 

英会話の基礎力が無い人は会話量を増やしても時間もお金もムダになる。⇒基礎力整備に 英会話 教室 を活用するべき。

 

英会話の基礎力が無い人は、会話量を増やしても、残念ながら殆ど上達しない。

 

これは、キャッチボールを満足に出来ない人が野球の試合をやっても、殆ど試合にならないのと非常に似ている。

 

基礎力が無いと、英語を素早く運用する事が出来ない為、英会話をする為の時間だけが無駄になるからだ。

 

基礎力を可能な限り整備し、会話量を稼ぐ学習にスムーズに移行したいものだ。

 

英会話の基礎から整備する為に活用

英会話 教室 活用法2

 

英会話 教室 を〝英会話の基礎をきちんと形成する〟為に活用するという方法もある。

 

一見、時間がかかる方法に思えるかも知れないが、最終的に道具としての英会話を目指すのであれば、基礎整備をきちんとやってから、英会話量を稼ぐ学習に移行した方が、時間もコストも無駄をしない。

 

基礎力が無い状態で量を稼ぐ英会話学習を行うと、ブロークンな英語になったり、自分の話せる領域が限定的になる。

 

基礎力が頑強であればあるほど、TOEIC、英検、TOEFL 試験高得点は勿論、トラベル英会話学習がスムーズに進むなど様々な応用力にも繋がる。(※トラベル英会話学習について知りたい方は→ 海外旅行 英会話 勉強法 を参考にしてみて欲しい。)

 

英会話をする為に必要な基礎力は以下である。

 

・短い文章を次々作れるか?

・英文法力があるか?

・英語リスニング力はあるか?

・語彙力はあるか?

・相手に通じる発音であるか?

・発想力に優れているか?

 

 

短い英文をスラスラ作れるか?

 

英会話量を稼ぐ学習をする前に、短い英文をスラスラ口から出せるようにする訓練が非常に有効で重要になる。

 

英会話は、突き詰めて考えると、全て短い文章のやりとり である。

 

したがって、自分の考えていることを、口から短い英文で表現できる状態に1秒でも早く到達することが重要だ。それさえ出来れば、英会話学習の7割位は完了したようなものだ。

 

短い英文を、口からスラスラ出せるようにする為には、英文法の体系的な理解をするほうが、より効率的に学習を進める事が出来る。

 

英文法力はあるか?

英会話 教室 活用法5

 

英文法の知識が豊富であればあるほど、口から出す英文のバリエーションは増える。体系的に英文法知識を整備したいものだ。

 

例えば、「She」「Ramen」「eat」という3つの言葉あった時に、英文法の知識があまりない人は・・・

 

・彼女は毎週ラーメンを食べる。

・彼女は昨日ラーメンを食べた。

・彼女は明日ラーメンを食べる予定だ。

 

位しか英文を作り出せないかもしれない。

 

ところが、英文法知識が豊富であると・・・

 

・ラーメンを食べることが、彼女の趣味だ。

・ラーメンを食べる為に、彼女は中の島に行った。

・彼女はラーメンを食べる時間がない。

・彼女がラーメンを食べる時、一人で中の島に行く。

・ラーメンを食べているあの女性は、私の生徒さんだ。

・私は彼女にラーメンを毎日食べないで欲しい。

・彼女がラーメンを食べているお店は、中の島にある。

・ラーメンを食べているあの女性を見て下さい。

 

などと、少しの英単語を加えるだけで、かなりバリエーションが拡がる。

 

基礎力がない状態で英会話量を稼ぐ学習を始めると、スピードは上がるかもしれないが、話せる範囲は限定的になってしまうことが判ると思う。

 

英文法知識が豊富であれば、あるほど、応用力を一気に高めることが出来る。英会話を始めとする体系的な英文法力構築に関しては〝 英文法力を効率的に高める学習手順 〟を参考にしてみて欲しい。

 

英語を聞き取る力はあるか?

英会話 教室 活用法7

 

英会話は、自分が口から英語を出す力=発話力、相手の言った英語を聞き取る力=リスニング力の2つが必要になる。

 

相手が言っている英語を正しく聞き取る事が出来ない人は、リスニング力を日常的に向上させていく必要がある。

 

リスニング学習は主に〝正確に音を聞き取る訓練〟と〝大量の英語を聞く訓練〟2つが必要だ。これら2つの訓練をみっちりやると、日常英会話の聴き取りは非常に楽になる。

 

語彙力はあるか?

 

英文法力が豊富であっても、最終的には、語彙力の豊富さが重要になる。

 

特に、英会話量を稼ぎたい時には、中学校3年間で習う1000語は確実に知らないと、いくら英文法の力があっても難しい。

 

例えば、疑問文を作り、自分の知らない英単語の意味を尋ねるという状況があるとしよう・・・

 

・〝school〟とはどのような意味ですか?

 

これに対する説明が全て英語でされることになる。

 

〝school というのは学生が学校で先生から何かを学ぶ空間です。〟などと説明されることになるのだが、この説明を理解できないと、質問しても答えに辿り付く事ができない。

 

説明を理解できるためにも、最低限の英単語力は必要になる。

 

これらの必須英単語を獲得するには、英文法書や、短い英文をスラスラ作る為のトレーニングで使用するテキストの単語を少しずつ覚えてしまえば良い。

(英単語力強化全般に興味がある方は「 英単語 覚え方 」を参照頂きたい。)

 

発音・アクセント矯正は出来ているか?

英会話 教室 活用法6

 

英会話をする為の基礎力が充実した段階で、英会話を大量にこなす学習に移行するべきなのだが、一つ気に留めて置いた方が良いのが、発音の問題だ。

 

英語の発音がある程度の水準に達していないと、自分の言ったことが相手に通じない という状態が出てくる。

 

ただ、〝発音はネイティブのように完璧ではなくても困らない〟というのが、私の経験論からの結論だ。経験上、注意するべき発音は以下である。

 

・Lの発音 Lick など

・Rの発音 Rice など (LとRの違いを出せないと、liverとriverの違いが出せない などと言う場合がある。)

・THの発音 Thick など (ThとSの違いを出せないと、thickとsickの違いが出せない などという場合がある。)

・Fの発音 Future など

・Vの発音 Vivid など

 

発音よりも注意すべき事は、アクセントであると思う。同じ英単語を綺麗な発音で話していても、アクセントが違っているだけで、伝わりにくい場面がある。

 

蛇足だが、発音とアクセントを相手が理解出来るか?どうかは、ネイティブスピーカーの場合、知的水準の高い・低いが関係している場合も多い。

 

知的水準の高い人は、文脈や相手の話の流れを理解していて、あまり発音が良くなくても通じることが多い。

 

 

英会話の為の発想力はあるか?

英会話 教室 活用法8

 

英会話が出来ないという人の中には〝英会話をする為の発想力に欠けている〟という場合がある。

 

英会話は、単に英語力があるだけでは向上させることが出来ない。

 

例えば、どんなに英会話力がある方でも、会話のキャッチボールができなければ、相手との英会話は続かない。そして、言葉のキャッチボールが出来る為には、様々な分野に関して相手と話が継続できる必要がある。

 

英会話のキャッチボールが出来るようになる為には、私は以下のポイントが重要になると考えている。

 

様々な分野に関する知識

・自分が知らない分野に関しても英会話を続ける為の技術(主に疑問文を駆使しながら、相手から情報を引き出ように努めることが重要。)

 

日常的に様々な分野をテーマにしながら、英会話をする練習で発想力は鍛えることが出来る。

 

 

英会話上の弱点を潰すために活用

英会話 教室 活用法3

 

英会話 教室を利用する目的として、自分の弱点を潰す為に活用する方法もある。人によって、英文法が弱い、短い英文を口から出す訓練が足りない・・・など状況は様々である。弱点を潰す為には・・・・

 

・英会話をする上で自分の弱点を正確に把握することが必要

 

自分で英会話上の弱点が解からない人は、教室で弱点を指摘してもらい、その部分を潰すために積極的に活用すると良い。

 

 

英会話をする上での自分の弱点はきちんと把握出来ているか?

 

英会話が中々上達しないという方には、必ず何か原因がある。

 

特に〝ネイティブスピーカーと何となくコミュニケーションが取れるけれど、上達の壁にぶつかっている〟と言う方は・・・・

 

・英文法の体系的な理解不足

・語彙力が不足している

・発想力に欠けている

 

など伸び悩みの原因が背後にあるケースが多いので、弱点を把握し潰すことが重要になる。

 

弱点を見極めた上で具体的な解決策を探る。

 

英文法の理解が不足していて、ブロークンな英語しか話せないと言う人は、英会話をする量を減らして、英文法の理解をキッチリやることが重要になる。

 

また、聞き取り能力が低くて、その原因が実はリーディング力にあると言う場合、英会話練習の他に、日常的にリーディング学習を行う必要がある。

 

弱点は千差万別であるが、問題点を把握し、具体的な解決策があれば、必ずまた英会話力は伸びるものだ。