英単語帳 使い方 について
英単語を覚える為に、英単語帳を使う必要がある方や、学校で渡された英単語帳の中の英単語を覚えなければならない方もいるかと思う。
本日は 『 英単語帳 使い方 について』をテーマにお伝えしたい。
理想的な英単語帳の選び方
英単語帳を自分で選ぶ場合、私がお伝えしたいのは〝既に知っている英単語が8割位あるものを選んで下さい〟ということである。
英単語帳を使う目的は、勿論語彙力をアップさせて、スピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの向上に繋げるためである。
多くの人は、頭の中の英単語数を増やそうと、英単語帳を買う時に沢山知らない英単語が載っているものを選ぼうとするが、分からない英単語が多すぎると、印象に残らなくて覚えていく事ができない。
従って〝自分が知っているものが沢山載っている英単語帳を選ぶ〟方が英単語を頭の中で印象付けることが出来る。
何冊かの英単語帳を必要に応じて使い切る方が、語彙力を増やす為の時間を無駄にしないで済む。
長期記憶の観点から英単語を覚える
英単語を覚える時には、可能な限り印象に残る覚え方、長期記憶の観点から考えて記憶をしていく方がよい。
1日100個英単語を覚えても、次の日に70個忘れてしまうのであれば、相当な回数を反復して復習する必要が出てくる。
少しずつしか進めなくても、印象に残るのであれば、復習の時間は少なくて済む。得てして、沢山の英単語を覚える事に気が行ってしまうが、英単語学習は長距離レースであるので、最終的に何が得であるのか?を考えた方が良い。
英単語帳の中の英単語を覚える時に、長期的な記憶に変える為の方法として、私の経験から以下のようなものが有効であった。
・語源に着目する。
・発音に着目する。
・反意語 同意語に着目する。
・分野別に英単語を覚える。
・友人と英単語クイズをする。
・実際に英会話で使ってみる。
英単語の意味だけが解れば良いのか?使えないといけないのか?
英単語帳を使い英単語を覚えていく時には、英単語の意味だけを覚えていれば良いのか?使えなければならないのか?という問題が出てくる。
例えば、動物や植物の名前などは、意味を理解していて、日本語⇔英語 双方向からアプローチ出来れば事足りるが、動詞を実際に使えるようにしていく為には、文法的な知識との関連性も出てくる。
最終的に英単語を、英会話、英語リーディング、英語リスニング、英語ライティングなどで使えるようにしていく為には、必要に応じて可能な限り長期記憶の観点から考えて英単語帳を使っていく方がよい。
綴りと英単語だけ覚えても、読み方が解らないと、英会話で使うことはできないし、リスニングで聞き取ることもできない。後で覚え直しが必要になってしまう。
英単語帳から英単語を覚える時には、常に〝この情報はどこまで知っておくことが重要であるか?〟と問いかけをしながら使っていく事が大切である。