英検 対策について
英検 対策について
英検対策をオススメする理由
大学入学試験、TOEIC試験など様々な試験がありますが、基礎が整備されていない状態ではなかなか良い結果は出ないものです。
この場合の基礎と言うのは、単語力、文法力、リーディング力、リスニング力です。
英検は5級から始まり段階的にレベルアップするので、これらの基礎力を少しずつ伸ばしていく上で非常に有効な試験です。2025年度からは、英検準2級と2級の間に、英検準2級プラスも追加され、さらに少しずつ確実に力を伸ばしていくのを助けてくれるでしょう。
ある程度英語力がある人にとっては、大学入学試験でもTOEIC試験でも、勉強した分だけ結果が出るようになります。ですから、学習自体が面白くなってくるので英語学習はあまり苦になりません。そして、ますます出来るようになるのです。
ところが、基礎力が無い場合、結果が出ないため難しく感じたり苦手意識を持つ原因になるものです。
例えば、英検準2級程度(語彙力水準では3500~3600語程度)の方が難関大学の入試問題(語彙力水準では7500語程度)に挑戦しても歯が立たないことは勿論、共通テストを受験してもリーディング、リスニングを合わせても200点中100点程度になるでしょう。TOEIC試験を受けても450点程度となるでしょう。
勉強しているのに、なかなか模擬試験で結果が出ない高校生や、TOEICスコアが上がらない社会人の方も多いことでしょう。
この背景にあるものは、ズバリ基礎力の不足です。ざっくりですが、英検2級まで取得されていない方は基礎力が不足しています。単語水準ではおよそ5000語程度です。
基礎力を一気に上げるのは難しいものです。ですが、段階的に上げていけばそんなに苦にならないものです。英単語を3000個覚えなさいと言われると大変ですが、1000単語ずつ目標に向かって覚えていけば、そうでもないでしょう。
近年の大学入試英語、TOEIC試験は長文化が進んでいます。大量の英文をスラスラ読むことが出来なければ、解答する為に考える時間すらなくなります。
厳しい言い方をすれば、スラスラ読むことが出来なければスタートラインにすら立てないのです。
絶対的な基礎力を身につける為にも、英検2級までは段階的に早く取得してしまいましょう。(中学生の間に取れると、その後の英語学習はラクになり、生涯に渡って続く英語学習人生もラクになります。)
英検 S-CBTを活用すれば最高の状態で力を測れ伸ばせる!
従来型の英検は春、秋、冬の年3回の受験機会しかありません。そして、英検一次試験、二次試験と2回の試験を受験する必要があります。忙しい方にとっては、スケジュールをやりくりするのが大変かもしれません。
ところが現在は、S-CBTを活用することによって、ほぼ毎週土日の受験が可能になっています。
力が付いた段階でスグに受験し実力をスグに計測することが可能な為、英語力を効率良く伸ばすことが可能でしょう。また、S-CBTは一次試験(リーディング、ライティング、リスニング)、二次試験(スピーキング)を一日で完了することが出来るため、時間的にも効率が良いと言えるでしょう。
S-CBTのもう一つのメリットは、面接=二次試験をより良い状態で受験することが挙げられるでしょう。
従来型の二次試験は対人になります。ですから、緊張したり、場合によっては面接官との相性の問題も生じる可能性もありますが、S-CBT型の面接ではこういった可能性を極限まで低くしてくれると言えるでしょう。
英検対策を行いながら総合的な英語力を養成しS-CBTで受験をすれば、無理なく効率的に英語学習を進めることが出来ます。
英検対策と大学入学試験結果の関係
当英語教室では、ほぼ毎年現役医学部合格者を輩出しておりますが、共通するのは中学卒業までに英検2級を取得された方、高校3年生までに英検準1級までを取得された方が多いとことです。そのような方達は、共通テストで9割程度を得点したり、現役で医学部を始めとする難関大学に合格されています。
英検2級から準1級までは単語習得語数が一度に2500語程度増えるため、難易度がかなり高くなります。(個人的意見としては、英検2級プラスという級も設定して欲しいところです。)
ですから、早い段階から少しずつ英検学習に取り組むことで、無理なく大きな壁を乗り越えることが出来るでしょう。
大学入学試験にも有効な英検取得
近年は、英検を取得すると大学入試でも有利になるケースが多々あります。詳しくは以下のリンクを御覧下さい。

早めに英検学習に取り組んで損はないでしょう。
英検合格実績
以下の合格実績をご覧ください。それぞれの生徒さんの成績表とコメントをクリックするとチェック出来ます。(これでも一部です。)
・英検準1級合格 Tさん (中学生 準2・2級 8か月で合格!)
・英検2級合格 Mさん中学生 3級 準2級 2級 1年4か月で合格!
最新英検結果・実績
最新の英検結果・実績はX(旧ツイッター)とインスタグラムで公開しています。興味のある方は御覧下さい。
適切な英検対策というのは、状況に応じて千差万別である。
少人数制教室ながら、これまでコンスタントに生徒さんが結果を残してきたのは、適切な対策を行っているからです。単純にこれだけです。
英検合格を狙うには、英検の問題演習だけをやっていれば良いという話ではありません。 問題演習を繰り返すだけで合格できるように試験は設計されていません。
合格できる力を身につけた上で、問題演習をこなすことが重要になります。
英文法力×英単語力×リスニング力×ライティング力(面接時にはスピーキング力も)これらがうまくバランスよく、かみ合わなければ、上位級になればなるほど、合格するのが難しくなります。
当英語教室の英検対策は状況に応じてやり方が変わってきます。 英検取得を目指す方でも、基礎的な英語力に問題を抱えている方は(特に英文法)、この部分から対策を開始していく場合があります。(時間がかかるようですが、こちらの方がトータルでは短時間で合格に近づくので、結果として、時間もコストも安くあがるのです。また、きちんとした作業をここでやっておくと、後にTOEIC、TOEFL、英会話いずれかを行う時に、短期間で上達出来るのです。また、英語力を使って仕事をする時にも応用が利くのでお得なのです。それは英語力アップに必要なバックボーンは一緒であるからです。)
効率よく適切な対策を行っていくのに、重要であることは、生徒さんによって状況は千差万別であり、この状況を正確に把握することです。
適切な英検対策とは?
もし、英検のリスニング問題部分で問題があるという方がいたとしましょう。そして・・・ 『英検リスニングで点数が伸びないのですが?』どうしたら良いのですか?と質問されたとします。この時に『大量に英語を聞いて下さい』と答えたとしましょう。
私から見ると、これは適切なアドバイスには思えないのです。
話しは変わる様ですが、もし皆さんが咳が出ているとします。そして、それがなかなか改善されない場合、病院に行くでしょう。
〝風邪です〟と診断されて、薬を飲んだとします。状況が一向に変わらず、そんな状態が半年間続いて、それでも〝風邪です〟と言う医師がいたとしたら〝この医者はヤブではないだろうか?本当に治療はうまく進んでいるのだろうか?〟と思うはずです。
咳が出ているのにも、風邪の場合、ぜんそくの場合、肺がんの場合など素人でも考えうる状況が様々あります。そして、その状況に応じて、治療は変わるはずです。
『英語が聞こえない』というのもまさにこの状況と同じで、様々な状況があるのです。
・英語の音そのものがうまく聞き取れていない。
・音は聞こえるけれど、音声が速過ぎて追いていけない。
・音は聞こえるけれど、文字にした時に意味がうまく掴めない。
音がうまく聞き取れないのであれば、音を聞き取る為の効率的な訓練が必要になります。 音は聞き取れるけれどスピードに負けるのであれば、これは主にリーディング力(速読力)を改善する必要があります。 文字にした時に意味がつかめないのであれば、これは英単語力、英文法力、英語構文把握力などが不足していることになりますので、この対策をしていかなければなりません。
それぞれの状況に応じて、指示・対策が変わってきます。そして、当然ながら日頃の学習の仕方まで大きく変わります。
状況に応じた日頃の英検学習が結果を大きく変える。
教室に通って指導を受けている時間よりも、日常の英検学習時間の方が長いのが一般的です。 この時に、自分が何を・どこまで・どの位 学習する必要があるか? が明確でなければ、時間も労力もお金も無駄にしてしまいます。。
英語教室に通って問題演習をするだけではなくて、講師から”自分の英検学習を進めて行くうえで何が足りないのか?”そして、”それに対してどのような対策をしていけば良いのか?”という指導を受けることが一番重要なことであると私は考えています。