品詞が分かるだけで、より正確に文章の構造を把握する助けとなり、読解がラクになります。また、英単語を覚える際には、接尾辞の知識があるだけで、既に知っている単語を活かしながら語彙を豊富にすることが出来ます。
今回は 接尾辞 al についてです。
接尾辞 al のポイント
接尾辞 alは「名詞+al」で形容詞化します。
接尾辞 al の付く英単語
abyssal 計り知れない
accidental 偶然の
acctional 動作の
additional 補足的な
affectional 愛情の
agricultural 農業の
anecdotal 逸話の
architectural 建築の
associational 協会の
basal 基礎の
behavioral 行動の
bridal 花嫁の
ceremonial 儀式の
coastal 海辺の
comical こっけいな
compartmental 仕切りのある
complemental 補足の
conceptional 概念の
confessional 告白の
confrontational 対立の
congressional 議会の
constitutional 憲法の
conventional 従来の
departmental 部門の
documental 文書の
educational 教育の
equational 方程式の
exceptional 例外の
experimental 実験の
fictional 架空の
foundational 基礎的な
govermental 政府の
horizontal 水平の
illustrational 図解の
incidental 偶然の
intuitional 直感の
judgemental 判断の
motional 運動の
national 国の
observational 観察の
occasional たまの
optional 任意の
original 初めの
passional 情熱の
populational 人口の
recreational 休養の
seasonal 季節の
structural 構造上の
suspicional 疑い深い
translational 翻訳の
visional 幻の
vocational 職業上の
一緒に覚えておきたい 接頭辞 接尾辞
<接頭辞>
・anti (〝反〟〝抗〟〝対〟)
・dis (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)
・en (〝~の中に入れる〟〝~にする〟)
・fore (〝前の方の〟〝昔の〟〝前もって〟)
・inter (〝~の間〟〝相互の〟)
・im (〝反〟〝無〟〝不〟)
・ir (〝反〟〝無〟〝不〟)
・il (〝不〟〝非〟〝無〟)
・pre (“~より前の” “前もって” “~の前にある”)
・sub (〝~の下〟〝副〟)
・tri (〝3〟〝3倍〟〝3重〟)
<接尾辞>
・age (“~なこと” “~の状態” “料金” “グループ”)
・en (〝~にする〟〝~になる〟)
・fy (〝~化する〟〝~にする〟)
・phobia (〝~恐怖症〟〝~嫌い〟)
・tion (“動詞+tion” “形容詞+tion”で名詞化する )
・ment (“動詞+ment”で名詞化する)
・ly (“形容詞+ly”で副詞化する)
まとめ
いかがだったでしょうか?以下がポイントになります。
既に知っている名詞に al を付けるだけで認識できる形容詞の数が一気に増えます。逆に、もし語尾に al が付く英単語を見つけたら、alを切り離して名詞にできないか確認してみて下さい。名詞の語彙を増やすキッカケになるかもしれません