英語で趣味の本をバリバリ読み英語力を獲得しよう!

今年の札幌は2月下旬なのに非常に寒く感じます。私自身が少し痩せて脂肪が減ったことと関係があるのかもしれません・・・。

 

さて、英語学習をする時に、英字新聞などを読んだりする事も勿論有効ですが、自分の趣味に関して英語で読んで観るのも、色々な効果があると体験から断言出来ます。

 

今回は『英語で趣味の本をバリバリ読み英語力を獲得しよう!』をテーマにお伝えしたいと思います。

 

趣味のおかげで挫折しないで済んだ私の英語学習

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私の英語学習は、高校2年生10月時点で(定期テストで26点)からというかなり悲惨な状態から、本格的にスタートとなったのですが、当時はとにかくモチベーションを維持するのが大変でした。

 

英語力をアップするにあたり、英文法の理解を始めとして、基礎的な部分から開始する事となったのですが、わからない事が多すぎて、スグに机を離れてしまいたくなる禁断症状に見舞われたのです。(笑)

 

そんな時に、私が救われたのは、私の趣味であるF1レースに関連する情報を、英語でチラチラと読んでみること出来たからでした。自分が学習した文法事項や英単語の語法などが、どのように使われているか?を確認する事が割合スムーズに出来、英語に対する抵抗感が和らいだのです。

 

 

趣味のおかげで発展したリーディング力

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留学していた時に、通学時間が片道1時間余りあったので、揺れるバスの中で半分乗り物酔いをしながら、F1ドライバーに関するペーパーバックを読んだものですが、これを1か月あまり集中してやることで、英文を大量に読んでも量に圧倒されるということが少なくなりました。

 

量をこなすことが出来るようになると、さらに英単語や英語表現などを自然に吸収できるようになりました。例えば『bona fide=誠実な 真実の』という表現はナイジェル・マンセル氏の自叙伝から吸収した表現です。

 

 

豊富な背景知識が英文リーディングをラクにする。

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※私が実際に読んだ AYRTON SENNA’S PRINCIPLES OF RACE DRIVING より。

 

英語力が低い状態の時でも、背景知識が豊富な分野を英語で読むのはかなり楽です。基本的な英文法を理解していて、英文構造を正確にとらえることが出来れば、背景知識のおかげで、かなりの確率で正しく理解しながら英文を読み進める事が出来るようになります。

 

例えば、アイルトン・セナの書籍の中で、ステアリングの握り方に関する記述があるのですが、私は彼の握り方をレース中継の車載カメラの映像からよく知っていたのです。ですから、彼の言わんとしている事がよく理解できたのです。

 

また『ジャン・アレジ氏は鈴木亜久里氏のように割合上の方で握っていて、セナの握り方とは違っていたな・・・』と考え、一層の理解を深めながら読むことも出来たのです。それもこれも背景知識のおかげです。

 

ところが、同じ英語知識量でも、自分が知らない分野に関して英語で理解しようとすると相当難しくなります。そうすると、理解不足の為に嫌気がさしモチベーションも下がり、量をこなす学習をすることが難しくなります。量をこなせないから、英単語や英語表現を吸収できるスピードがさらに落ちて・・・英語学習は悪循環に陥ります。

 

 

使える形で沢山の語彙や表現を吸収しよう!

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英語で趣味に関する英文を沢山読み進めていくと、知らず知らずの間に使える形で沢山の語彙や英語表現を吸収できるようになります。

 

英検を始めとして、今現在変わりつつある英語試験では、従来のリーディングやリスニングに加えて、ライティングやスピーキングも、より重視されるようになっています。

 

この時に重要になってくるのは“英単語の数を知っているだけではなくて、どれだけ使える形で頭の中にそれらのストックがあるか?”という事であると思います。

 

自分の興味がある趣味の分野の情報を英語でインプットする事で、使える英語表現のストックを沢山増やせるようになります。楽しみながら、継続する事で、アウトプットの力も自然に向上してくるのです。