涙溢れる・・英語 学習 私の失敗談
私自身が英語学習を進める上で数多くの失敗をしている。
生徒さんも含めて、多くの英語学習者の方達に、同じ間違いは繰り返して欲しくないと思っている。本日は『涙溢れる・・ 英語 学習 私の失敗談 』をテーマにお伝えしたい。
失敗1:英単語の数を増やす事ばかりに意識が行き過ぎた。
私が英語学習を本格的に始めた時は、とにかく英単語の数を増やすことばかり考えていた。
そのおかげで英単語の数はかなり増えて、英字新聞などを読んだり、英検やTOEICの問題を得くのは楽になった。ところが、ある日『自分で覚えた英単語が簡単な物でも使えない』という事に気がついた。英会話をする時にも、正確に使えない。英作文でも使えない・・・。
英単語の数を増やすことばかり考えていて『英単語の運用の仕方を考えていなかった』というお粗末な状態である。
失敗2:音読を蔑ろにした。
英文リーディングの時は、黙読ばかりやっていた。色々な文章が段々読めるようになったのだが、数年経った時に『音読をしておけば、もっと色々な知識を長期記憶で身に付ける事が出来たな・・・』と後悔した。
音読に関しては、私の経験からすると、そんなにガリガリ真剣にやらなくても、英文を読むときに、一度だけでも声に出して読むと良い。長い目でみると、膨大な知識を無理なく身に付ける手助けになる。
失敗3:簡単な英作文のトレーニングを全くやらなかった。
海外に住む段階で、ゆっくりであればある程度英文を読むことは出来たが、英会話はまったく出来なかった。
現地に入ってから、ぶっつけ本番で、自分の文法知識と英単語知識をもと英作文をしていた。せめて現地に入る前に、『簡単な英作文をドンドンおこなっていく練習をしておけば、スムーズに英会話を開始する事が出来ただろう・・・』と後悔している。
失敗4:生の英語を聞くことを蔑ろにした。
海外生活をしている間は、生の英語を聞くことは勿論あったが、生活に必要な英語というのは、基礎的な英語力があればそれなりにどうにかなってしまう。言い換えると、手加減無しの英語を耳にする機会というのは、意外に限定的である。
手加減無しの英語を聞き取れるようにするためには、映画やドラマといった生の英語に沢山触れることが必要である。英語のニュースなどの生の英語を聞いたり、英検やTOEICなどの英語は沢山聞いたが、ジャンルを問わないドラマや映画の英語を、もう少し早い段階から大量に聞き始めると良かったと後悔している。生の英語に比べると、英検1級のリスニング問題の理解などは赤子の手を捻るようなものである。