接尾辞 fy を知って動詞の数を確実に増やそう!
TOEICの問題などに品詞の識別を問う問題が出題されます。そんな時に〝接尾辞〟の知識があると便利です。
自分が既に習得している英単語を少し加工するだけで語彙を増やしたり文章構造を把握するために役立つのは非常にお得です!今回は〝接尾辞 fy〟についてお伝えしたいと思います。
接尾辞 fy の意味
・接尾辞 fy は 英単語の一番後ろに配置し〝動詞化〟するために使われます。
・〝~化する〟〝~にする〟のような意味になります。
例えば以下のような例です。
・simple(単純な)+fy ⇒ simplify ~(~を単純化する)
TOEICの品詞識別の問題などで 〝fy が付いている単語は動詞である可能性が高い〟という事を知っているだけで、正しい品詞を選択できる可能性は高まります。
接尾辞 fy が付く英単語
※身近な単語に fy を付けるだけで知っている動詞の数を増やすことが出来ます!
・acidify(~を酸性化する) acid(酸) acid rain (酸性雨)
・alkalify(~をアルカリ化する)
・ammonify(~をアンモニアと化合させる)
・amplify(~を増幅させる)
・beautify(~を美しくさせる ~を美化する)
・calcify(~を石灰化させる) 歯の再石灰化を促進させる リカルデント というガムがあります。
・citify(~を都市化する)
・clarify(~を明確にする)
・classify(~を分類する)
・cockneyfy(~をロンドン子化させる)
・codify(~を法典に編む)
・compactify(~をコンパクトにする)
・cost-justify(支出を正当化する)
・counterexemplify(~を反証する)
・crucify(~を張り付けにする) cross 十字架 crusader 十字軍戦士
・damnify(~を侵害する)
・declassify(~の秘密を解除する)
・dehumidify(~から除湿する)
・detoxify(解毒する) デトックス
・disqualify(資格を奪う) disqualified=DSQ 失格
・dissatisfy(不満を抱かせる)
・diversify(~を多様化する)
・electrify(~を電化させる)
・falsify(~を偽る) false(偽りの) true false questions=○×問題
・justify(~を正当化する)
・liquify(液化する) liquid 液体
・magnify(~を拡大する)
・minify(小さくする)
・notify(~に通告する)
・personify(~を擬人化する)
・qualify(~に資格を与える)
・reunify(~を再統合する)
・specify(~を具体的に述べる)
・terrify(~を恐れさせる)
・testify(~を証言する)
・unify(~を統合する)
・verify(~を証明する)
・vilify(~を中傷する)
・vinify(~を醸造する) vine tree=ブドウの木
・vivify(~に活気を与える) vivid =鮮やかな
・Yankeefy(~をヤンキー化する)
知っていると便利な 接頭辞
以下のような接頭辞を知っておくと語彙力UPに役立ちます!
・anti
・dis (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)
・in
・im (〝反〟〝無〟〝不〟)
・ir (〝反〟〝無〟〝不〟)
・il (〝不〟〝非〟〝無〟)
・sub (〝~の下〟〝副〟)
・un
まとめ
いかがだったでしょうか? 既知の単語にfyを付けるだけで(~する ~化する)という意味を表し動詞化できるものがかなりあります。
英単語の記憶は大変ですが、頭の中に一つ引っ掛かりを付けて上げるだけで記憶の定着は変わってきます。丸暗記も必要ですが接尾辞を知ると無味乾燥な記憶から解放され面白いものです。