接頭辞 fore〝前もって〟知っておきたい3つの意味

接頭辞 fore〝前もって〟知っておきたい3つの意味

 

英単語学習をしている時に「fore」が付いている英単語を目撃することがあるかと思います。

本日は、接頭辞「fore」が付く英単語をまとめてみました。

 

 

接頭辞 fore のポイント

 

 

接頭辞 fore は〝動詞〟 〝名詞〟 〝形容詞〟に付く。

接頭辞 fore の意味は?

 

 

接頭辞 fore の意味

 

 

接頭辞〝fore〟は〝前の方の〟〝昔の〟〝前もって〟の意味があります。

 

 

 

接頭辞 fore が付く動詞は?

 

 

・forearm(前もって武装する。)

・forecast(~を予測する。)

・foreordain(~を予め決める。)

・foresee(~を予測する。)

・foreshadow(~の前兆になる。)

・foreshorten(~を普通より早くやめる。)

・forestall(~を未然に防ぐ。)

・foretell(~を予見する。)

 

 

接頭辞 fore が付く名詞は?

接頭辞 fore2

 

 

・forearm(前腕)

・forebrain(前脳)

・forecourt(前庭)

・forefather(先祖)

・forefoot(前足)

・foreknowledge(前知識)

・foreleg(前脚)

・forenoon(午前)

・forerunner(先駆者)

・foreshore(なぎさ)

・foresight(先見)

・foretaste(試し)

・forethought(用心)

 

 

foreが付く形容詞は?

 

・forearmed(前もって武装した)

・foredoomed(前もって運命づけられた)

・foremost(最も優れた)

・foreshortened(小さく見える)

 

 

接頭辞 fore と同じような意味を持つ接頭辞は?

 

 

接頭辞 fore と同じような意味を持つ接頭辞には「pre」「pro」があります。

 

 

 

一緒に覚えておきたい接頭辞・接尾辞

接頭辞 fore3

 

 

<接頭辞>

anti    (〝反〟〝抗〟〝対〟)

dis   (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)

en     (〝~の中に入れる〟〝~にする〟)

inter (〝~の間〟〝相互の〟)

im  (〝反〟〝無〟〝不〟)

ir     (〝反〟〝無〟〝不〟)

il    (不〟〝非〟〝無〟)

sub    (〝~の下〟〝副〟) 

 

 

<接尾辞>

en     (〝~にする〟〝~になる〟)

fy      (〝~化する〟〝~にする〟)

phobia (〝~恐怖症〟〝~嫌い〟)

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

・接頭辞「fore」は〝動詞〟〝名詞〟〝形容詞〟に付く

・3つの意味〝前の方の〟〝昔の〟〝前もって〟  を持っています。

 

自分が既に習得している単語があれば、その単語を基に考えると更に理解が深まるはずです。

 

英語 動物 イディオム 干支編 20個を覚えよう!

英語 動物 イディオム 干支編 20個を覚えよう!

 

年末が近付いてきて、年賀状の事を考えて方もいると思います。ある時ふと「干支に関連する動物を使ったイディオムにはどのようなものがあるのだろう?」と思いました。

 

今回は「英語 動物 イディオム 干支シリーズ」についてお伝えしたいと思います。

 

 

英語 動物 イディオム の問題に挑戦してみましょう!

英語 動物 イディオム2

 

 

(  )内に干支に関連する動物の単語が入ります。どのような単語が入るか考えてみましょう!

 

1.The country man goes to bed with the (          )s.

(その田舎の男は夜早く寝ます。)

 

2. She got a terrible cold and she was as sick as a (       ) for 5days.

(彼女は酷い風邪を引いて5日間酷く具合が悪かった。)

 

3.The student is as quiet as a (   ).

(その生徒はとても静かでおとなしいです。)

 

4.She looks as scared as a (   ).

(彼女はビクビクしているように見えます。)

 

5.She is a (       ) in the grass.

(彼女は信用できない人です。)

 

6.His daughter was the black (       ) of the family.

(彼の娘は一家の厄介者だった。)

 

7.The famous actress lived high off the (     ).

(その有名女優は贅沢に暮らした。)

 

8.Do we have to stay until the (        ) come home?

(私達は長い間居なければなりませんか?)

 

9.He worked like a (      ) to buy the house.

(彼はその家を買うためにがむしゃらに働いた。)

 

10.The fat man eats like a(         ).

(その太った男性は大食いします。)

 

 

子(ね)~鼠

 

ねずみに関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・as poor as a church mouse(ひどく貧乏な) 

⇒The musician is as poor as a mouse.(その音楽家はひどく貧乏です。)

 

・as quiet as a mouse(とても静かでおとなしい) 

⇒Jane is as quiet as a mouse.(ジェーンはとても静かでおとなしいです。)

 

どちらのイディオムも原級比較を使ったものになっています。

 

丑(うし)~牛

 

牛に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・until(till) the cows come home(長い間)

⇒Many fans will wait until(till) the cows come home.(多くのファンは長い間待つでしょう。)

 

・until は 副詞節を導く従属接続詞として使われています。

 

 

寅(とら)~虎

英語 動物 イディオム3

 

虎に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・fight like a tiger(猛然と闘う)

 

⇒The soldier fought like a tiger to survive.(その兵士は生き残るために猛然と闘った。)

 

 

卯(う)~兎

 

ウサギに関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

・breed like rabbits (沢山の子を産む)

⇒ Mice breed like rabbits. (ネズミは沢山の子を産みます。)

 

・as scared as a rabbit (ビクビクして)

⇒ He looks as scared as a rabbit. (彼はビクビクしているように見えます。)

・looksは第2文型SVCの形で使われています。

 

・run like a rabbit (一目散に見える)

⇒ I jumped and ran like a rabbit.(私は跳んで一目散に逃げた。)

 

 

辰(たつ)~龍

 

龍=dragon ですが、この英語イディオムは見つかりませんでした。イディオムで検索をかけてみると・・・「Enter the dragon」と出てきました。

 

これはイディオムなのかと思い調べてみると・・・

英語 動物 イディオム4

 

あの有名なブルースリー主演の「燃えよドラゴン」という映画タイトルでした。今日まで私はこの映画の英語タイトルがこのような物であるとは知りませんでした。

 

 

巳(み)~蛇

 

蛇に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

・a snake in the grass (信用できない人)

⇒ He looked friendly to everyone but was a snake in the grass.(彼は皆にフレンドリーであるように見えたが信用できない人だった。)

 

・have snakes in one’s boots (アルコール中毒になっている。)

⇒ She drinks 3 bottles of wine every night. She  has snakes in her boots.(彼女は毎晩3本のワインボトルを空ける。彼女はアル中になっている。)

・ブーツの中に蛇が入っている状態を想像すると、このイディオムの感覚が掴めます。

 

 

午(うま)~馬

英語 動物 イディオム5

 

馬に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・ eat like a horse (大食いする。)

⇒ The sumo wrestler eats like a horse. (その相撲力士は大食いします。)

 

・play the horses (競馬で賭ける) 

⇒ The man played the horses when he was young.(その男は若かった時、競馬で賭けていた。)

 

・work like a horse (がむしゃらに働く 元気に働く)

⇒He worked like a horse to buy the cool car.(彼はそのカッコいい車を買うためにがむしゃらに働いた。)

・to buy the cool car では不定詞の副詞的用法を使っています。

 

 

未(ひつじ)~羊

 

羊に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・make sheep’s eyes at~ (~に色目を使う)

⇒ The girl made sheep’ eyes at the boy.(その若い女性はその少年に色目を使った。)

 

・the black sheep of the family (一家の厄介者)

⇒ His son was the black sheep of the family.(彼の息子は一家の厄介者だった。)

 

 

申(さる)~猿

 

猿に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・monkey around (ふざける)

⇒ If you monkey around , you will waste a lot of time. (ふざけていると沢山の時間を失うよ。)

 

 

酉(とり)~鳥

英語 動物 イディオム6

 

に関連するイディオムは以下のようなものがあります。

 

・go to bed with the chickens  (夜早く寝る)

⇒ The old man goes to bed with the chickens.( その老人男性は夜早く寝ます。)

 

 

戌(いぬ)~犬

 

犬に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・as sick as a dog (ひどく具合が悪い)

⇒ I got a bad cold and I was as sick as a dog for 2days.(私は酷い風邪を引いて2日間酷く具合が悪かった。)

 

・die like a dog (みじめな死を遂げる)

⇒ The old woman died like a dog.(その老女はみじめな死を遂げた)

 

 

亥(い)~猪

 

猪=wild boarに関連するイディオムは残念ながらありませんでした。似たような動物である hog=成長したブタ に関するイディオムには以下のようなものがあります。

 

・go the whole hog (徹底的にやる)

⇒ We went the whole hog for analyzing the data.(私達はそのデータを分析することに対して徹底的にやった。)

 

・live high off the hog ( 贅沢に暮らす )

⇒ She has been living high off ever since she hit the jackpot.(彼女は宝くじに当たって以来贅沢に暮らしている。)

・has been living の部分は現在完了進行形を使っています。

 

冒頭の問題の答えと解説

英語 動物 イディオム7

冒頭の問題の答えです。

 

1.The country man goes to bed with the(chicken)s.

(その田舎の男は夜早く寝ます。)

 

2. She got a terrible cold and she was as sick as a (dog)for 5days.

(彼女は酷い風邪を引いて5日間酷く具合が悪かった。)

 

3.The student is as quiet as a(mouse).

(その生徒はとても静かでおとなしいです。)

 

4.She looks as scared as a (rabbit).

(彼女はビクビクしているように見えます。)

 

5.She is a (snake) in the grass.

(彼女は信用できない人です。)

 

6.His daughter was the black (sheep) of the family.

(彼の娘は一家の厄介者だった。)

 

7.The famous actress lived high off the (hog).

(その有名女優は贅沢に暮らした。)

 

8.Do we have to stay until the (cows) come home?

(私達は長い間居なければなりませんか?)

 

9.He worked like a (horse) to buy the house.

(彼はその家を買うためにがむしゃらに働いた。)

 

10.The fat man eats like a (horse).

(その太った男性は大食いします。)

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

干支の動物の順番は覚えているので、それに関連するイディオムを覚えると、丸暗記するよりも覚えやすいと思います。また、それぞれの動物のイメージを掴むと記憶が更に深まるはずです。

 

接頭辞 il 知っておくべきスペルとの関連性

接頭辞 il 知っておくべきスペルとの関連性

 

前回までの接頭辞〝im〟と〝ir〟はそれぞれ似たような意味を持ち、後ろにくる綴りが限定されるものでした。

 

今回も、同じ意味を持ち綴りと関連性がある接頭辞〝il〟についてお伝えしたいと思います。

 

接頭辞 ilのポイント

接頭辞 il2 

 

・接頭辞 il のポイントは以下になります。

 

接頭辞 il はどのような意味を持つか?

接頭辞 il と綴りとの関係

接頭辞 il を持つ英単語にはどのようなものがあるか?

 

 

接頭辞 il の意味

 

・接頭辞 il は〝不〟〝非〟〝無〟 の意味になります。

 

 

接頭辞 il と綴りとの関係

 

接頭辞 il は綴りとの関係が強い接頭辞です。

 

綴りが〝l〟の前で使われます。

 

ですから〝il〟が付く英単語は極めて限定的であることが分かります。

 

※綴りとの関連性がある接頭辞には以下のようなものもあります。

 

im

ir

 

 

接頭辞 il の付く英単語は?

接頭辞 il3

 

・上で述べたように〝il〟の付く英単語は数が限られます。そして、ilが付く形で英単語を覚えておくと、これを外した時の意味も自動的に覚えられるので非常にお得です。

 

・illegal(不法な)

・illegality(不法)

・illegible(読みにくい)

・illegitimacy(非合法)

・illigitimate(非合法の)

・illiberal(心の狭い)

・illiberality(心の狭いこと)

・illicit(不法な)

・illimitable(無限の)

・illiteracy(読み書きができないこと)

・illiterate(読み書きができない)

・illogical(非論理的な)

 

 

ilと同じような意味を持つ接頭辞は?

接頭辞 il4

 

・ilと同じような意味を持つ接頭辞には以下のようなものがあります。

 

dis   (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)

・in

im  (〝反〟〝無〟〝不〟)

ir     (〝反〟〝無〟〝不〟)

・un

・anti

 

その他の接頭辞

 

・その他の覚えておくと便利な接頭辞です。

 

sub (〝~の下〟〝副〟)

 

 

まとめ

 

・いかがだったでしょうか?接頭辞 il の理解は進みましたか?

 

・〝不〟〝非〟〝無〟の意味を持っている。

綴り〝l〟の前で使われる。

 

という2点を抑えておくと、綴りも覚えやすくなりボキャブラリービルディングの手掛かりになると思います。

 

接頭辞 ir 綴りとの関係をたったの2分で理解しよう!

接頭辞 ir 綴りとの関係をたったの2分で理解しよう!

 

前回の〝接頭辞 im〟 は綴りとの関連性が強いのが特徴でした。規則性を理解する事で英単語を増やすのがラクになったはずです。

 

今回も同じ意味を持ち、綴りとの関連性がある〝接頭辞 ir〟 についてお伝えしたいと思います。

 

 

接頭辞 ir のポイント

接頭辞 ir2

 

・接頭辞 ir のポイントは以下になります。

 

接頭辞 ir はどのような意味を持つか?

接頭辞 ir と綴りとの関係 

接頭辞 ir を持つ英単語にはどのようなものがあるか?

 

 

接頭辞 ir の意味

 

・接頭辞 ir は〝無〟〝不〟〝非〟 の意味になります。

 

 

接頭辞 ir と綴りとの関係

 

・接頭辞 ir は綴りとの関係が強い接頭辞です。

 

〝r〟の前で使われます。

 

このルールを知っておくとかなり便利になります。

 

 

接頭辞 ir の付く英単語は?

接頭辞 ir3

 

・上で述べたように綴り〝r〟の前に置かれる形になるので数はかなり限られます。irを付けた形で英単語を覚えておくと、これを外した形の意味もほぼ自動的に解るので英単語学習を進める上で非常にお得です。

 

・irrational(不合理な)

・irrationality(不合理)

・irreconcilable(和解できない)

・irrecoverable(取り戻せない)

・irredeemable(買い戻せない)

・irreducible(削減できない)

・irrefutable(論破できない)

・irregular(不規則な)

・irregularity(不規則)

・irrelevant(無関係の)

・irrelevance(無関係)

・irreligion(無宗教)

・irremediable(不治の)

・irremovable(取り除けない)

・irreparable(修復できない)

・irreplaceable(取り換えられない)

・irrepressible(抑えられない)

・irresistible(抵抗できない)

・irresolute(決断力のない)

・irresponsible(無責任な)

・irretrievable(取り返しのつかない)

・irreverence(非礼・不敬)

・irreverent(不敬な)

・irreversible(裏返しできない)

・irrevocable(呼び戻しできない)

 

 

irと同じような意味を持つ接頭辞は?

接頭辞 ir4

 

・irと同じような意味を持つ接頭辞には以下のようなものがあります。

 

dis  (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)

・in

il

im  (〝無〟〝不〟〝非〟)

・un

・anti

 

 

その他の接頭辞

・その他の覚えておくと便利な接頭辞です。

 

sub (〝~の下〟〝副〟)

 

 

まとめ

 

・いかがだったでしょうか?接頭辞 ir の理解は進みましたか? 

 

〝無〟〝不〟〝非〟の意味を持っている。

綴り〝r〟の前で使われる。 

 

というポイントを知っておくと、理解が進み英単語の綴りを覚えるのにも役立ちます。

 

接頭辞 im 綴りとの関係を知って英単語を2倍に!

接頭辞 im 綴りとの関係を知って英単語を2倍に!

 

前回の接頭辞は 〝無〟〝不〟の意味を持つ dis でしたが、今回も同じ意味を持つ接頭辞です。

 

ですが、綴りとの関係が強くなる接頭辞ですので使える範囲が限られます。限定的なものですのでボキャビルを進める上で知っておくと大変便利です。

 

今回は接頭辞〝im〟についてお伝えしたいと思います。

 

 

接頭辞 im のポイント

接頭辞 im 2

 

・接頭辞 im のポイントは以下になります。

 

接頭辞 im はどのような意味を持つか?

接頭辞 im と綴りとの関係

接頭辞 im を持つ英単語にはどのようなものがあるか?

 

 

接頭辞 im の意味

 

 

・接頭辞 im は〝無〟〝不〟〝非〟 になります。

 

 

接頭辞 im と綴りとの関係

 

・接頭辞 im は綴りとの関係が強い接頭辞です。

 

b〟〝p〟〝m〟の前で使われます。

 

これを知っておくだけで、かなりラクになるはずです。

 

 

接頭辞 im の付く英単語は?

接頭辞 im 3

 

上術のように〝b〟〝m〟〝p〟の前に置かれるので英単語は数が絞られます。imの付いた形で英単語を覚えると、それを取り外した言葉も覚えたことになるので効率は2倍になります。

 

・imbalance(不均衡)

・immaterial(無形の)

・immature(未熟な)

・immedicable(不治の)

・immiscible(混合できない)

・immodest(下品な)

・immortal(不死の)

・immovable(動かせない)

・impalpable(容易に理解できない)

・impartial(偏らない)

・impassable(通行不能の)

・impatient(我慢できない)

・impeccable(罪を犯すことのない)

・impenetrable(突き通すことが出来ない)

・imperceptible(感知できない)

・imperishable(不滅の)

・impermanent(永続的でない)

・impermissible(容認できない)

・impersonal(非個人的な)

・impiety(不信心)

・impolite(無作法な)

・impossible(不可能な)

・impotent(無気力な)

・impractical(非現実的な)

・improper(ふさわしくない)

・improvident(先見の明のない)

・imprudent(不謹慎な)

 

 

im と同じような意味を持つ接頭辞は?

接頭辞 im 4

・imと同じような意味を持つ接頭辞には以下のようなものがあります。

 

dis

・in

・il

・ir

・un

・anti

 

その他の接頭辞

 

その他の覚えておくと役に立つ接頭辞です。

 

dis  (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)

sub (〝~の下〟〝副〟)

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?接頭辞 im の理解は進みましたか?

 

〝無〟〝不〟〝非〟の意味を持っている。

〝b〟〝m〟〝p〟の前で使われる。 

 

というポイントを理解しておくと語彙力拡大に役立つと思います。

 

 

接頭辞 dis の知っておくべき4つの意味

接頭辞 dis の知っておくべき4つの意味

 

ツイッター内の呟きをみていると「ディスられた」という表現にたまに出会います。この言葉の語源について調べてみると「〝disrespect=~を軽蔑する〟を由来とする説がある 」などと書かれています。

 

disrespectの〝接頭辞 dis〟 の部分だけが日本語内で使われている面白い言葉であると思います。

 

今回は『接頭辞 dis』の付く言葉についてまとめてみたいと思います。

 

接頭辞 dis のポイント

接頭辞 dis2

 

・接頭辞 dis のポイントは以下になります。

 

接頭辞 dis はどのような意味を持つか?

接頭辞 disが付く英単語にはどのような物があるか?

接頭辞 dis と同じような意味を持つ接頭辞は?

 

 

接頭辞 dis の意味

 

・接頭辞 dis は〝動詞に付く場合〟と〝形容詞や名詞に付く場合〟があります。

 

動詞に付いた場合は『分離』『反』などの意味を作ります。

形容詞や名詞に付いた場合は『無』『不』などの意味を作ります。

 

 

接頭辞 disが付く動詞は?

接頭辞 dis3

 

・接頭辞 dis が付く動詞には以下のようなものがあります。

 

・disable(~を出来なくさせる)

・disagree(意見が合わない)

・disappear(消失する)

・disappoint(~を失望させる)

・disapprove(~に不賛成である)

・disclose(~を発表する)

・discompose(~を失わさせる)

・discover(~を発見する)

・discredit(~を信用しない)

・disembark(~降りる)

・disintegrate(~をバラバラにする)

・dislocate(~を脱臼させる)

・dismount(~降りる)

・disobey(~に従わない)

・disorient(道に迷う)

・disregard(~に注意を払わない)

・dissatisfy(~に不満を持たせる)

・distrust(~を信用しない)

 

接頭辞 dis が付く形容詞は?

・接頭辞 dis が付く形容詞は以下のようなものがあります。

 

・disadvantaged(不利な)

・disagreeable(不愉快な)

・disconnected(切れ切れの)

・discordant(不協和の)

・disengaged(約束の無い)

・dishonest(不正直な)

 

接頭辞 dis が付く名詞は?

接頭辞 dis4

 

接頭辞 dis が名詞に付く場合 〝無〟〝不〟の意味を持ちますが、ほとんどが〝不〟になります。

 

・disablility(能力を欠く状態)

・disadvantage(不利)

・disaffection(不満)

・disagreement(不一致)

・disallowance(拒否)

・disapproval(不承認)

・disbelief(不信)

・discomfort(不快)

・discontent(不満)

・discontinuance(中止)

・discord(不一致)

・disease(病気)

・disfavor(不快)

・disgrace(不名誉)

・disharmony(不調和)

・dishonor(不名誉)

・disinfection(殺菌)

・disloyalty(不忠実)

・disorder(無秩序)

・disproportion(不釣り合い)

・dissatisfaction(不満足)

 

 

dis と同じような意味を持つ接頭辞は?

・disと同じような意味を持つ接頭辞には以下のようなものがあります。

 

・in

il

im

・un

・anti

 

その他の接頭辞

 

・その他の覚えておくと役に立つ接頭辞です。

 

sub(〝~の下〟〝副〟)

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?接頭辞 dis の理解は進みましたか?

 

動詞の前に付く時は〝分離〟〝反〟の意味を持つ

名詞や形容詞の前に付く時は〝無〟〝不〟の意味を持つ  

 

というポイントを理解し知っている英単語と組み合わせてみると、英単語数がイッキに頭の中に増えると思います。

 

 

接頭辞 sub を知って急速に英単語を増やそう!

接頭辞 sub を知って急速に英単語を増やそう!

 

地下鉄に乗りながらスマホでネット記事を読んでいると『サブカルチャー』=『下位文化』という言葉が目に飛び込んできました。

 

ふと語源について考えてみると・・・「接頭語のsubを使っているな。そういえば自分が今乗っている〝地下鉄〟=〝subway〟もやはりsubを使っているな~」と思いました。

 

回は『接頭語 sub』の付く言葉をまとめてみたいと思います。

 

接頭辞 sub のポイント

 

 

・接頭語 sub のポイントは以下になります。

 

接頭語 subはどのような意味を持つか?

subが付くよく耳にする英単語はどのような物があるか?

〝sub〟と同じような意味を持つ接頭辞にはどのようなものがあるか?

 

 

接頭辞 sub が使われているカタカナになっている英単語

接頭辞 sub2

 

『subがカタカナ語になっている英単語にはどのような物があるか?』と簡単に振り返ると、接頭辞subの意味が掴みやすくなり覚えやすくなります。

 

・subculture(サブカルチャー) →下位文化

・subway(サブウェイ)→地下鉄

・subtitle(サブタイトル)→副題

・subliminal(サブリミナル)→意識下の

 

 

接頭辞 sub の意味

接頭辞 sub3

 

接頭語 subは以下のような意味があります。

 

〝~の下に〟

〝副〟〝従〟

 

 

接頭辞 sub が『~の下』の意味で使われている英単語

接頭辞 sub が『~の下』の意味で使われている英単語には以下のようなものがあります。sub+〝 〟という構造になっているので案外覚えやすいと思います。

 

・subaqua(潜水の)

・subcommitee(小委員会)

・subcompact(小型自動車)

・subcontract(下請け)

・submarine(潜水艦)

・submerge(~を沈める)

・subscribe(定期購読する)

・subsoil(下層土)

・substructure(下部構造)

・subterranean(地下の)

・subtropical(亜熱帯の)

・subzero(氷点下)

 

接頭辞 sub が『副』や『従』の意味で使わている英単語

接頭辞 sub4

 

接頭語 sub が 『副』や『従』の意味で使われている英単語には以下のようなものがあります。

 

・subtitle(副題)

・subhead(小見出し)

・subdue(~を征服する)

・subordinate(部下)

・subsequently(それに続いて)

・substitute(~を代用する)

・suburb(郊外)

 

subと同じような意味を持つ接頭辞は?

 

「sub=〝~の下〟」と同じような意味を持つ接頭辞には以下もあります。

 

・under

 

その他の接頭辞

 

・そのほかの覚えておくと便利な接頭辞です。

 

dis  (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)

im   (〝無〟〝不〟〝非〟)

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか? 接頭辞 sub の理解は進みましたか?

 

subがカタカナ語で使われているものにはどのような物があるか?

接頭辞subの幾つかの意味を理解しそこから英単語を拡げる。 

 

と英単語を案外ラクに増やせ、記憶に残りやすくなると思います。

 

英単語帳 使い方 について

英単語帳 使い方 について

 

英単語を覚える為に、英単語帳を使う必要がある方や、学校で渡された英単語帳の中の英単語を覚えなければならない方もいるかと思う。

 

本日は 『 英単語帳 使い方 について』をテーマにお伝えしたい。

 

理想的な英単語帳の選び方

 

英単語帳を自分で選ぶ場合、私がお伝えしたいのは〝既に知っている英単語が8割位あるものを選んで下さい〟ということである。

 

英単語帳を使う目的は、勿論語彙力をアップさせて、スピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの向上に繋げるためである。

 

多くの人は、頭の中の英単語数を増やそうと、英単語帳を買う時に沢山知らない英単語が載っているものを選ぼうとするが、分からない英単語が多すぎると、印象に残らなくて覚えていく事ができない。

 

従って〝自分が知っているものが沢山載っている英単語帳を選ぶ〟方が英単語を頭の中で印象付けることが出来る。

 

何冊かの英単語帳を必要に応じて使い切る方が、語彙力を増やす為の時間を無駄にしないで済む。

 

長期記憶の観点から英単語を覚える

 

英単語を覚える時には、可能な限り印象に残る覚え方、長期記憶の観点から考えて記憶をしていく方がよい。

 

1日100個英単語を覚えても、次の日に70個忘れてしまうのであれば、相当な回数を反復して復習する必要が出てくる。

 

少しずつしか進めなくても、印象に残るのであれば、復習の時間は少なくて済む。得てして、沢山の英単語を覚える事に気が行ってしまうが、英単語学習は長距離レースであるので、最終的に何が得であるのか?を考えた方が良い。

 

英単語帳の中の英単語を覚える時に、長期的な記憶に変える為の方法として、私の経験から以下のようなものが有効であった。

 

語源に着目する。

・発音に着目する。

・反意語 同意語に着目する。

・分野別に英単語を覚える。

・友人と英単語クイズをする。

・実際に英会話で使ってみる。

 

英単語帳 使い方 について2

 

英単語の意味だけが解れば良いのか?使えないといけないのか?

 

英単語帳を使い英単語を覚えていく時には、英単語の意味だけを覚えていれば良いのか?使えなければならないのか?という問題が出てくる。

 

例えば、動物や植物の名前などは、意味を理解していて、日本語⇔英語 双方向からアプローチ出来れば事足りるが、動詞を実際に使えるようにしていく為には、文法的な知識との関連性も出てくる。

 

最終的に英単語を、英会話、英語リーディング、英語リスニング、英語ライティングなどで使えるようにしていく為には、必要に応じて可能な限り長期記憶の観点から考えて英単語帳を使っていく方がよい。

 

綴りと英単語だけ覚えても、読み方が解らないと、英会話で使うことはできないし、リスニングで聞き取ることもできない。後で覚え直しが必要になってしまう。

 

英単語帳から英単語を覚える時には、常に〝この情報はどこまで知っておくことが重要であるか?〟と問いかけをしながら使っていく事が大切である。

必殺!多読 学習 を楽々するために必要な 2つのツール

 

 

リーディング力upの為に沢山の英文を読もうと思い、多読 学習 を進めているものの、思ったように進まない・・・ という悩みを抱えている方もいると思う。

 

こんな状態の時は、大きく分けて2つの理由がある。これらのポイントがクリア出来れば、今より確実に多読学習がうまく進む。実際、私がこの2つの問題を乗り越えた時に、恐ろしくスムーズに多読が進んだ。

 

今回は『必殺!多読 学習 を楽々するために必要な 2つのツール 』についてお伝えしたい。

 

 

多読 学習 を上手に進める為に必要な事

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多読学習を進める上で重要な事は〝自分が読んでいて楽しい〟と感じたり〝読んでいて精神的な苦痛を感じない〟ものである。

 

多読学習を進めていて、精神的苦痛を感じるケースには経験上、2つがある。

 

・自分の興味がない英文を無理やり読む場合

・自分の英語水準に合っていない英文を読む場合 

 

例えば、私はAUTO SPORTのような車の雑誌を英語で読んだり、英字新聞を読んだりするのは好きであるが、文学的なセンスが無い為か、ベストセラーであっても、一部の作家が書いた書籍を2ページ以上読むと、途方もない苦痛に襲われる。

 

多読学習を効率的に進める為には、自分の語彙水準に合った英文を選ぶ必要がある。確かに多読用に語彙水準を示した本があるのであるが、それは多くの場合、物語である場合が多い。私のような者にとってはこのようなジャンルでは多読学習を進めにくい。

 

従って、私にとっては、精神的苦痛を伴わない多読学習を進めるのに有効なリソースは、AUTO SPORTか英字新聞が理想ということになる。

 

ところが、ここで問題となるのは〝自分の水準に合う英文かどうか?〟である。

 

 

自分の水準に合う英文を効率的に選択し、多読を進められるようにする手段

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自分の読みたい英文が、自分の水準に適したものでなければ、いくら興味のある英文であっても、上手に多読を進める事が出来ない。

 

このような時に有効であるのが、青山学院大学の先生が作成した英文語彙難易度解析プログラム Word Level Checker とアルクさんの SVL12000 を使うことである。

 

これらをうまく利用すると、自分の興味のある英文が現在の自分の語彙水準に合っているのか?が判る。

 

 

Word Level Checkerを使う

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自分の読みたい英文が現在の自分の水準に適しているかどうか?を判断するために、まず行って頂きたいことは Word Level Checker を使うことである。

 

プログラムを開いて頂くと、凡そ使用方法は見当が付くと思うが手順は以下である。

 

1.自分の読みたい英文のタイトルをボックスに入れる

2.読みたい英文のテキストをボックスに入れる

3.ベース辞書の選択をSVL12000に設定する。

4. 大文字、小文字のカウントは区別しない。

5. 単語のカウント方法は〝トークンモード〟を選択する。

6.最後に 送信ボタン を押す。

 

Word Level Checker のデータをどのように活用するか?

多読 学習2つのツール

 

 

Word Level チェッカーの送信ボタンを押すと、解析結果が出てくる、ここで 1000語レベルの英単語の語数が100で50%、2000語レベルの語数が70で28%・・・などと出てくる。

 

この時に、自分が英文を読んでいて〝よくわからなかった英単語がどのような水準のものか?〟をチェックし、〝もし、それを知っていれば、内容の多くを理解出来たかどうか?〟を確認してみると良い。

 

語彙水準が高い英単語を幾つか知らなくても、文脈を把握することが出来れば、内容理解に影響がないので、多読学習を進める上であまり心配はない。自分が読みたい英文が、自分の語彙力水準のレンジ内であれば、お気に入りの英文、媒体をどんどん利用してみると良い。

 

Word Level Checkerを利用しながら、どの媒体が自分の多読学習に活用できるのか?幾つか調べておくと良い。例えばJapan TimesはOKだけれど、New York Timesは歯が立たない ということを知るという事だ。

 

話を解析結果に戻すとしよう。

 

分析結果をみて、やさしいレベルの英単語を知らなかったり、その英文を読む上で必要な(文脈を把握するのに必須の)語彙英単語を知らない という状態であれば、その水準の英単語を潰していく作業が必要となる。自分が読む英文の中で、頻繁にある水準の英単語が出てきて、このレベルの英単語に難有り・・・の状態では効率的に多読を進めることが出来ないからだ。

 

このような場合に強力なツールになるのがSVL12000である。

 

SVL12000で自分の語彙の穴を埋める

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Word Level Checkerを使い、自分が”3000語水準の英単語をゴロゴロしらない”という現状を知ったとしよう。

 

この時にSVL12000の英単語のLevel3を開き、知らない英単語をマークし、ある一定期間、語彙力強化をやると、一気に道は開ける。潰した後は〝解らない英単語が減った〟と実感出来る筈である。

 

ちなみに語彙力水準に関して凡その目安は以下である。

・英検3級  1500

・英検準2級  3600

・英検2級     5100

・英検準1級  7500

・英検1級 15000 

 

自分が英検2級を取得していれば、おおよそこの位の水準の英文は読むことが出来る筈である。ただし、それでも語彙の穴というのは出てくるものである。この時に、SVL12000のデータを活用しながら穴を潰す作業を何処かでやると良い。

 

 

英単語 語源 で覚える方法について

英単語 語源 で覚える方法について

 

英単語を覚えることは英語学習の難問の一つである。 語源で覚えるという方法は古くからある方法の一つであるが、効率的な方法を知っている人は意外に少ない。

本日は「 英単語 語源 で覚える方法 」についてお伝えしたい。  

 

英単語 語源 を知る事の強み・弱み

 

英単語を語源で覚える方法には強みと弱みがある。

 

«強み»

・度忘れした時に、語源を知っていると思いだしやすい。

・一度覚えた英単語の記憶の強化に繋がる。

・未知なる英単語に対して推測が出来るようになる。

 

«弱み»

・語源にはかなりの数があるので覚えるのが大変である。

・語源を知っていても、意味を見た時に語源との関連性に疑問を呈したくなる場合がある。

 

よって、良い所だけをうまく吸収していきたい。

 

 

語源をどのように習得するのが効率的か?

 

語源を習得する時には、どのように習得するのが一番効率的であるか?を考える必要がある。ここでいう効率というのは、以下である。

 

・復習する時間が少なくてすむもの=記憶に残り易い方法

・1つを知り、10を考える事が出来るようになる方法。=応用性に繋がる方法

 

いきなり語源を覚えようとしても失敗する。

 

語源を覚える際に失敗するパターンの一つが、〝あまり語彙力の無い方が、語源だけを覚えようとするケース〟だ。

 

それは、頭の中に知識がない状態で語源だけを覚えようとする為だ。これでは、英単語を丸暗記するのと変わりがない。

 

語源を駆使する方法は、英単語の覚え方の一つである。したがって、語源を丸暗記できるだけの記憶力があるのであれば、英単語をそのまま覚えてしまうのと変わりはないのだから、回り道をしないで、英単語を覚えてしまえば良い。

 

話は逸れてしまったが、英単語を覚える為の一助として語源を学びたいのであれば、自分の既に持っている知識を有効活用することと、記憶に残り易い方法を選択することに尽きる。

 

そこで私は以下の2つの方法をお奨めしたい。

 

・カタカナ語を有効活用すること

・語源にまつわるエピソードを知ること

 

英単語 語源2

 

カタカナ語から英単語の語源を学ぶ

 

自分の頭の中にない情報を吸収していくことは、なかなか難しい。

 

そこで、英単語を学ぶ際に一番取り組みやすいのは、自分の知っているカタカナ語から語源を吸収していくことである。

 

例えば、アルバム=album という英単語をweblioさんなどで調べてみると〝ラテン語で白い書字版の意〟などと書かれている。

 

ここで、albumの辺りを辞書で引いてみると、〝albumen〟 という英単語が見つかる。そうすると簡単に『卵白』とか『タンパク質』という意味と英単語を記憶することが出来る。

 

既に知っている知識をうまく活用しているからこそ、スムーズに知識とすることが出来るのだ。

 

また、別な例をもう一つ上げると、キャップ=cap というカタカナ語は大人であれば誰でも知っている。そこで、それをweblioさんで調べてみると〝ラテン語で頭の意〟と書かれている。

 

そうかと思いながら、capで始まる英単語を見てみると、capital 、captain などと言う英単語などはスグに覚えられる。また、上限価格のprice cap なども覚えてしまう事が出来る。

 

このようにして、まずカタカナ語から少しずつ蓄積していくと、割合スムーズに様々な語源を習得していくことが出来る。

 

語源にまつわるエピソードで学ぶ

 

カタカナ語を利用して語源を習得していくことも、非常に有効であるが、語源に纏わるエピソードを学ぶことも大変有効だ。

 

何の書籍だったかは覚えていないが、以前読んだものの中に、語源に関するエピソードが沢山載っていたものがある。

 

例えば〝塩のsalt と 給与のsalary は同じ語源であり、それは給与を塩で受け取っていたからだ〟などと書かれており〝サラダ=salad も野菜に塩を振って食べるものだから〟というエピソードを読んだことがある。

 

このようなエピソードを読みながら、語源を少しずつ吸収していくのも非常に有効である。何より、記憶に残り易い為だ。

 

 

ある程度英単語を習得した段階から語源学習は加速する。~応用性が増す段階

 

英単語の語源学習は、上記で述べた方法で吸収することが有効であるが、ある程度英単語を覚えた段階でスタートした方が実は効率よく進めることが出来る。それは、一つの語源について学んだ時に、関連性を掴みやすくなるからだ。

 

例えば、predict preview pretext context contradict review などという英単語を既に知っていると、この中に pre  view text con dict という共通性があるので、沢山の英単語を知っていればいるほど、この共通性を自分で考え・発見することが出来る。そうなると、既に覚えたものの記憶は強化されるし、語源もスムーズに頭に入り易い。

 

したがって、ある程度英単語を覚えた段階で語源を吸収した方が効率的である。

 

段階的に、語彙強化をする為には、英検対策toeic対策などの試験を受験することをお奨めする。特に、英検は段階的に語彙力を強化するのに非常に有効である。

 

英検準2級位までの英単語を覚えてから、語源学習を進めると、一度に沢山の語源を知れるのでお勧めである。

 

2015年7月6日 | カテゴリー : 英単語 | 投稿者 : HOSHINO