英会話 個人 レッスン で効率的に上達する方法。
英会話 レッスンを、ネイティブ講師などからマンツーマンで、オンライン や カフェで受講することができるようになってきている。
今回は〝どのようにすれば、英会話講師から効率的にレッスンを受けることができるか?〟をお伝えしたい。
英会話 個人 レッスン をする際に気を付ける事
英会話をプライベートレッスンで受ける際は、そのメリットを最大限活用したいものだが、重要であるポイントは以下である。
・講師に英会話 上達のノウハウがあるか?
・講師は英会話学習の長期展望の中で指導していけるか?
英会話教室という空間に、英語を話す力をもった人間を講師と表現し、配置しているケースもあるかもしれないので、上記質問をすることで真相が判る。
講師に英会話 上達のノウハウがある場合
指導を英会話教師から受ける際に、ノウハウを持っている先生か確認する場合は、以下の質問をしてみると良い。
・英会話はどのようにすれば上達するのですか?
この時に「沢山話せば上達します」と答えると、大概ノウハウが無いと考えて良いと思うのだが、確認の為に以下の質問をしてみれば良いと思う。
・沢山英会話をしたのに私は上達しなかったのですが、どうしてですか?
嘘でも構わないので、この質問をしてみることをお奨めする。指導に関して方向性が見えている先生は、それなりの返答をするものだ。
ビジョンを示すことができる先生の場合は、その先生のもとで指導を受けると良いと思う。
ただし後述するが、英会話レッスンを受ける際には、レッスン毎に自分で問題意識を持ってレッスンを受けることが重要である。
講師に英会話 上達のノウハウが無い場合
英会話講師に英会話 上達のノウハウが無いと判断できる場合は、レッスンにあたり、以下の3点を考えておくことをお奨めする。
・英会話をする際は、自分がどんどん話をする。
・英会話量を稼ぐ場と考える。
・レッスン内でやるべきことを自分で考えておく。
英会話をする際は自ら主導権を握る!
英会話を本気で上達させたいと思うのであれば、自らドンドン英語で話しかけるべきだ。
相手がネイティブ講師の時は、こちらから話をしなければ、向うが積極的に英語を投げかけてくるので、この状態のままでいると、獲得できるのは、リスニング能力の向上と語彙習得位になってしまう。
逆に、こちらからどんどん英語を投げかけていくと、こちらが英語を話す時間は当然ながら長くなるので、英会話力向上に繋がる。
英会話量を稼ぐ場と考える。
指導のノウハウがない講師の場合は(ネイティブ講師の場合に多いのだが)、少々乱暴な言い方かもしれないが、英会話をする為のマシンであると考えた方が良い。
自分の口から英語を発した時に、どのような返答がなされるのか?と実験するような感覚でレッスンに挑むと良い。この時に、うまく通じなければ〝どのように言えば良いのか?〟と英語で質問することだ。
その際、知らなかった英単語や英語表現などはキチンと書き留めておき、スマホなどで撮影し後で復習して欲しい。(※英単語の効率的な復習方法に関しては 英単語 覚え方 を参照頂けると嬉しい。)
レッスン内でやるべきことを自分で考えておく。
英会話量を稼ぐ場として指導を受ける際には、自ら〝英会話マシン〟を利用する心構えが必要である。
もし、私が生徒さんの立場であり、このようなケースに遭遇している場合は以下のように、英会話量を稼ぐことを考える。
・講師の趣味・嗜好を聞きだし、それについて質問をする。
・講師の出身国の新聞記事やニュースサイトの記事について自ら読み、内容について尋ねる。(見聞を拡げることにも繋がる。)
ネイティブの 英会話 個人 レッスン を受ける前に獲得しておくべき力。
マンツーマンでの英会話レッスンを受ける際に重要であることは、英語での情報をどんどん飛び交う状態にさせる事である。
それは、話者が英語を沢山口から出し、聞き手が大量に英語を話してもらえる状態にするということだ。その点を考慮すると以下の能力が必要になる。
・簡単な答えを次々口から出せる状態にしておくこと。
・疑問文を次々に英語で作れる状態があること。
これら2つの能力が獲得出来ていない場合は、なかなか英語が飛び交う状態にはならないので、ネイティブ講師のプライベートレッスンはあまり効率が良くなるというのが私の意見だ。(※英会話疑問文能力を向上させたい方は「 英会話 疑問文 を味方に付けよう!」を参照して欲しい。)
英会話 個人 レッスン で効率よく習得できる事。
英会話 個人 レッスンで習得できることは、主に以下の3点である。
・英単語の習得
・リスニング力の向上
・文化的な背景
英単語を効率的に習得する。
英会話のやりとりを通じて、英単語を覚えることが非常に楽になる。英単語帳で漫然と覚えるよりも楽になるので、非常にお奨めである。
私が、生徒さんによくお勧めするのは、授業の前に自分が知らない英単語を数個用意して、自ら使ってみることだ。相手の反応をみながら使うと案外楽に覚えられる。
特に、リーディングやリスニングを行っても中々出会う可能性のない英単語などを覚える際には有効だ。
例えば、消費者運動家を意味する〝consumer activist〟という英単語をなかなか覚えられない場合に、先生がアメリカ人であれば〝ラルフネーダーは消費者運動家としてかなり有名なはずだが、私は知らないので知っている事を話してくれませんか?〟と疑問をぶつけると、エピソードと共にこの表現を吸収することができる。
リスニング力を向上させる。
英会話を通じて、特にネイティブ講師の場合は、リスニング量を稼ぐことができる。
ある程度リスニング能力が育った状態で、英会話量にウエイトを置いたレッスンを受講すると、大量の英語が飛び交う事になるので、効果的だ。
目的意識を持って、自ら質問をし、集中して英語を聴いていると、ダラダラ英語を聴き流す場合に比べ〝聞ける耳〟は育ちやすい。
文化的な背景を学ぶ
先生がネイティブ講師の場合、様々な疑問をぶつけることによって、日本国内に居ながらにして相手の国や文化についてかなりの事を吸収できる。
英字新聞などが読めるようになっても、文化的な背景を知らない為に、イマイチ納得できないという場合が多い。そんな時に、相手の国のニュースサイトや英字新聞の記事を使いながら、様々な疑問を英語で投げかけていくと、理解が増すように思う。(※英字新聞を利用した学習に関しては「英字新聞 学習法」を参照頂きたい。)
そこでやはり重要になってくるのが、英語で疑問文を作成する力 ということになる。
どのような疑問をぶつける事ができるのか?何度も考えてみることが重要だ。また、レッスン毎に様々な質問を相手に投げかけ、答えの様子を観ながら、より修正していくことで、疑問文作成は能力は向上する。