bad 比較級 最上級を3つのポイントで理解しよう!

bad 比較級 最上級を3つのポイントで理解しよう!

 

「badの比較級 最上級が文法書に出ているけれど、うまく使えないな・・」とか「どうして? bad を使う必要があるのか?理解していないな・・」と考えた事はないでしょうか?

 

本日は「badの比較級 最上級」についてお伝えしたいと思います。

 

 

badの比較級 最上級が理解出来ると以下の問題が出来るようになります。

bad 比較級 最上級1

 

以下の日本語を英訳してみましょう!

 

1.私はそのクラスの中で一番悪い学生でした。

2.そのシナリオは予測していたより悪かったのです。

3.その建物は3つの中で一番悪いです。

4.室内の空気は外の空気より質が悪いです。

5.これはこのチーム史上最悪の結果です。

 

 

bad 比較級 最上級のポイント

 

基本的な比較級・最上級の形を理解する。

文中でbadを使う理由を理解する。

badの比較級 最上級の形を理解する。

 

 

基本的な比較級・最上級の形は大丈夫?

 

badの比較級と最上級を学ぶ前に、基本的な比較級と最上級の形が理解した方がスムーズにbadの場合も理解できます。理解出来ていない方や不安な方は以下で確認してみて下さい。

 

比較級の英語 品詞の観点から理解していますか?

最上級の英語 3つのポイントを掴んで〝最速〟で理解しよう!

 

 

badの比較級 最上級を理解するには品詞の理解が必要!

bad 比較級 最上級2

 

比較級の基礎が理解出来ている方は badのポイントを理解していけば良いでしょう。

 

bad 比較級 最上級を上手に理解するポイントは、品詞をシッカリ理解することです。これが解らなければ、badの比較級 最上級を覚えてもうまく応用できないからです。 

 

bad = 悪い という意味を表す形容詞です。形容詞の使い方は、「名詞を修飾する場合」と「補語で使う場合」になるので、badを文中で置ける位置もその2つの場合です。

 

例えば・・・

1.Her car was in a bad condition.(彼女の車は悪い状態でした。)

・この場合のbadは形容詞として使われ、名詞 condition を説明(=修飾)しています。

 

2. His condition is bad.(彼の状態は悪いです。)

・この場合のbadは形容詞として補語の位置で使われています。 

 

上記のようにbadをどの位置で使えるのか?ということを品詞との関係から理解出来ていないと、badの比較級 最上級の形だけを覚えてもうまく応用できません。

 

 

badの比較級 最上級の形を正確に覚えよう!

bad 比較級 最上級3

 

 

badを形容詞として文章のどの位置で使えるのか?が理解出来れば、あとは比較級 最上級の形をシッカリ覚えるだけです。以下のようになります。

 

 原級 比較級 最上級
 悪い より悪い 最悪の
badworseworst

 

 

 

その他の覚えておきたい比較級 最上級

 

good well 比較級 最上級を本当に使いこなせていますか?

many much 比較級 最上級でまだ悩んでいるの?

far 比較級 最上級 使い分けを簡単に!

 

 

冒頭の問題の解説

bad 比較級 最上級4

 

冒頭の問題の解説です。

 

1番「私はそのクラスの中で一番悪い学生でした。」ですが・・・ 

答えは〝I was the worst student in the class.〟となります。

・形容詞 badの最上級が名詞=studentを修飾する形で使われています。 

 

2番「そのシナリオは予測していたより悪かったのです。」ですが・・・ 

答えは〝The scenario was worse than expected.〟となります。

・形容詞 badの比較級が補語の位置で使われています。 

 

3番「その建物は3つの中で一番悪いです。」ですが・・・ 

答えは〝The building is the worst of the three.〟となります。

形容詞 badの最上級が補語の位置で使われています。 

 

4番「室内の空気は外の空気より質が悪いです。」ですが・・・ 

答えは〝Indoor air is worse quality than outdoor air.〟となります。

・形容詞 badの比較級が名詞=qualityを修飾する形で使われています。 

 

5番「これはこのチーム史上最悪の結果です。」ですが・・・ 

答えは〝This is the worst result in the history of this team.〟となります。

形容詞 badの最上級が名詞=resultを修飾する形で使われています。 

 

 

重要文法用語

 

比較級

最上級

形容詞 名詞修飾

形容詞 補語

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

badの比較級 最上級は、比較級・最上級の基本的な知識を抑え、形容詞についての理解を深めると、案外簡単に攻略できること解るはずです。

 

 

英語 動物 イディオム 干支編 20個を覚えよう!

英語 動物 イディオム 干支編 20個を覚えよう!

 

年末が近付いてきて、年賀状の事を考えて方もいると思います。ある時ふと「干支に関連する動物を使ったイディオムにはどのようなものがあるのだろう?」と思いました。

 

今回は「英語 動物 イディオム 干支シリーズ」についてお伝えしたいと思います。

 

 

英語 動物 イディオム の問題に挑戦してみましょう!

英語 動物 イディオム2

 

 

(  )内に干支に関連する動物の単語が入ります。どのような単語が入るか考えてみましょう!

 

1.The country man goes to bed with the (          )s.

(その田舎の男は夜早く寝ます。)

 

2. She got a terrible cold and she was as sick as a (       ) for 5days.

(彼女は酷い風邪を引いて5日間酷く具合が悪かった。)

 

3.The student is as quiet as a (   ).

(その生徒はとても静かでおとなしいです。)

 

4.She looks as scared as a (   ).

(彼女はビクビクしているように見えます。)

 

5.She is a (       ) in the grass.

(彼女は信用できない人です。)

 

6.His daughter was the black (       ) of the family.

(彼の娘は一家の厄介者だった。)

 

7.The famous actress lived high off the (     ).

(その有名女優は贅沢に暮らした。)

 

8.Do we have to stay until the (        ) come home?

(私達は長い間居なければなりませんか?)

 

9.He worked like a (      ) to buy the house.

(彼はその家を買うためにがむしゃらに働いた。)

 

10.The fat man eats like a(         ).

(その太った男性は大食いします。)

 

 

子(ね)~鼠

 

ねずみに関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・as poor as a church mouse(ひどく貧乏な) 

⇒The musician is as poor as a mouse.(その音楽家はひどく貧乏です。)

 

・as quiet as a mouse(とても静かでおとなしい) 

⇒Jane is as quiet as a mouse.(ジェーンはとても静かでおとなしいです。)

 

どちらのイディオムも原級比較を使ったものになっています。

 

丑(うし)~牛

 

牛に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・until(till) the cows come home(長い間)

⇒Many fans will wait until(till) the cows come home.(多くのファンは長い間待つでしょう。)

 

・until は 副詞節を導く従属接続詞として使われています。

 

 

寅(とら)~虎

英語 動物 イディオム3

 

虎に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・fight like a tiger(猛然と闘う)

 

⇒The soldier fought like a tiger to survive.(その兵士は生き残るために猛然と闘った。)

 

 

卯(う)~兎

 

ウサギに関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

・breed like rabbits (沢山の子を産む)

⇒ Mice breed like rabbits. (ネズミは沢山の子を産みます。)

 

・as scared as a rabbit (ビクビクして)

⇒ He looks as scared as a rabbit. (彼はビクビクしているように見えます。)

・looksは第2文型SVCの形で使われています。

 

・run like a rabbit (一目散に見える)

⇒ I jumped and ran like a rabbit.(私は跳んで一目散に逃げた。)

 

 

辰(たつ)~龍

 

龍=dragon ですが、この英語イディオムは見つかりませんでした。イディオムで検索をかけてみると・・・「Enter the dragon」と出てきました。

 

これはイディオムなのかと思い調べてみると・・・

英語 動物 イディオム4

 

あの有名なブルースリー主演の「燃えよドラゴン」という映画タイトルでした。今日まで私はこの映画の英語タイトルがこのような物であるとは知りませんでした。

 

 

巳(み)~蛇

 

蛇に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

・a snake in the grass (信用できない人)

⇒ He looked friendly to everyone but was a snake in the grass.(彼は皆にフレンドリーであるように見えたが信用できない人だった。)

 

・have snakes in one’s boots (アルコール中毒になっている。)

⇒ She drinks 3 bottles of wine every night. She  has snakes in her boots.(彼女は毎晩3本のワインボトルを空ける。彼女はアル中になっている。)

・ブーツの中に蛇が入っている状態を想像すると、このイディオムの感覚が掴めます。

 

 

午(うま)~馬

英語 動物 イディオム5

 

馬に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・ eat like a horse (大食いする。)

⇒ The sumo wrestler eats like a horse. (その相撲力士は大食いします。)

 

・play the horses (競馬で賭ける) 

⇒ The man played the horses when he was young.(その男は若かった時、競馬で賭けていた。)

 

・work like a horse (がむしゃらに働く 元気に働く)

⇒He worked like a horse to buy the cool car.(彼はそのカッコいい車を買うためにがむしゃらに働いた。)

・to buy the cool car では不定詞の副詞的用法を使っています。

 

 

未(ひつじ)~羊

 

羊に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・make sheep’s eyes at~ (~に色目を使う)

⇒ The girl made sheep’ eyes at the boy.(その若い女性はその少年に色目を使った。)

 

・the black sheep of the family (一家の厄介者)

⇒ His son was the black sheep of the family.(彼の息子は一家の厄介者だった。)

 

 

申(さる)~猿

 

猿に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・monkey around (ふざける)

⇒ If you monkey around , you will waste a lot of time. (ふざけていると沢山の時間を失うよ。)

 

 

酉(とり)~鳥

英語 動物 イディオム6

 

に関連するイディオムは以下のようなものがあります。

 

・go to bed with the chickens  (夜早く寝る)

⇒ The old man goes to bed with the chickens.( その老人男性は夜早く寝ます。)

 

 

戌(いぬ)~犬

 

犬に関連する英語イディオムは以下のようなものがあります。

 

・as sick as a dog (ひどく具合が悪い)

⇒ I got a bad cold and I was as sick as a dog for 2days.(私は酷い風邪を引いて2日間酷く具合が悪かった。)

 

・die like a dog (みじめな死を遂げる)

⇒ The old woman died like a dog.(その老女はみじめな死を遂げた)

 

 

亥(い)~猪

 

猪=wild boarに関連するイディオムは残念ながらありませんでした。似たような動物である hog=成長したブタ に関するイディオムには以下のようなものがあります。

 

・go the whole hog (徹底的にやる)

⇒ We went the whole hog for analyzing the data.(私達はそのデータを分析することに対して徹底的にやった。)

 

・live high off the hog ( 贅沢に暮らす )

⇒ She has been living high off ever since she hit the jackpot.(彼女は宝くじに当たって以来贅沢に暮らしている。)

・has been living の部分は現在完了進行形を使っています。

 

冒頭の問題の答えと解説

英語 動物 イディオム7

冒頭の問題の答えです。

 

1.The country man goes to bed with the(chicken)s.

(その田舎の男は夜早く寝ます。)

 

2. She got a terrible cold and she was as sick as a (dog)for 5days.

(彼女は酷い風邪を引いて5日間酷く具合が悪かった。)

 

3.The student is as quiet as a(mouse).

(その生徒はとても静かでおとなしいです。)

 

4.She looks as scared as a (rabbit).

(彼女はビクビクしているように見えます。)

 

5.She is a (snake) in the grass.

(彼女は信用できない人です。)

 

6.His daughter was the black (sheep) of the family.

(彼の娘は一家の厄介者だった。)

 

7.The famous actress lived high off the (hog).

(その有名女優は贅沢に暮らした。)

 

8.Do we have to stay until the (cows) come home?

(私達は長い間居なければなりませんか?)

 

9.He worked like a (horse) to buy the house.

(彼はその家を買うためにがむしゃらに働いた。)

 

10.The fat man eats like a (horse).

(その太った男性は大食いします。)

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

干支の動物の順番は覚えているので、それに関連するイディオムを覚えると、丸暗記するよりも覚えやすいと思います。また、それぞれの動物のイメージを掴むと記憶が更に深まるはずです。

 

動名詞 不定詞 両方を目的語に取る動詞 使い分けがOK!

動名詞 不定詞 両方を目的語に取る動詞 使い分けがOK

 

動名詞や不定詞に関連する文法問題を解いている時に、目的語の部分について問われる問題があります。例えば以下のような問題です。

 

Q1.以下の(   )内に入る適切な選択肢を選んで下さい。

I enjoyed (         ) in the river.(私はその川で泳ぐことを楽しみました。) 

A:swimming

B:to swim

C:swum

D:swim

 

正解はAですが、これはenjoyが動名詞を目的語に取る動詞であるからです。

 

このように、目的語部分に動名詞か不定詞のどちらになるか?を問う問題がありますが、動詞によって、動名詞も不定詞もどちらも目的語に取れるケースがあります。

 

本日は「動名詞 不定詞 両方を目的語に取れる動詞」についてお伝えしたいと思います。

 

 

動名詞 不定詞 両方を目的語に取れる動詞 が解ると以下の問題が解けるようになります。

動名詞 不定詞 両方2

 

(      )内の動詞を正しい形に直して下さい。

 

A:Icontinued (study) English.(私は英語を勉強し続けた。)

 

B:Don’t forget ( post  ) this letter.(この手紙を投函するのを忘れないで下さい。)

 

C:She remembered ( tell ) him the same thing.(彼女は彼に同じことを伝えたことを思いだした。)

 

D:Do you like ( collect ) something?(あなたは何かを集めることが好きですか?)

 

E:We regret ( inform  ) you that we can not accept credit card payments(残念ながらクレジットカード出ての支払いは受け付けていません。)

 

 

動名詞 不定詞 両方のポイント

 

動名詞 不定詞 両方のポイントは以下になります。

 

動名詞 不定詞 の基本を理解する。

動名詞と不定詞 両方を目的語に取れる動詞を知る。

動名詞と不定詞 両方を目的語にする動詞には〝意味が同じになる動詞〟と〝意味が異なる動詞〟があることを理解する。

 

 

動名詞 不定詞 の基本は大丈夫?

動名詞 不定詞 両方3

 

動名詞 不定詞 両方を目的語に取れる動詞を覚える時に、名詞と動名詞と不定詞の関連性が理解出来なければ、記憶に残りにくいでしょう。まず、以下の項目の理解は本当に大丈夫か?確認してみて下さい。

 

名詞を置ける位置

動名詞

不定詞の名詞的用法

 

 

動名詞 不定詞 両方を目的語に取れる動詞について

 

動名詞 不定詞の基本理解が出来ている方は、「動名詞 不定詞 両方を目的語に取れる動詞」を覚ると良いでしょう。ただ、ここで注意しなければならないのは、以下の点に関してです。

 

動名詞 不定詞 両方を目的語に取ることができ、動名詞 不定詞でも意味も同じである動詞

動名詞 不定詞 両方を目的語に取ることが出来るが、動名詞 不定詞の場合で意味が異なる動詞 

 

それぞれに関して、具体的に以下で述べたいと思います。

 

 

動名詞 不定詞 両方を目的語に取れて意味も同じである動詞と覚え方

動名詞 不定詞 両方4

 

以下の動詞が「動名詞 不定詞 両方を目的語に取れて意味も同じである動詞」です。

 

・like(~を好む)

 

・I like reading books.(私は本を読む事が好きだ。)

=Ilike to read books.

 

・love(~が大好きである)

 

・I love eating icecream.(私はアイスクリームを食べることが大好きである。)

=I love to eat icecream.

 

・hate(~を嫌う)

 

・She hates studying English.(彼女は英語の勉強をすることが嫌いだ。)

=She hates to study English.

 

・start(~を始める)

 

・Istarted riding horses last year.(私は昨年乗馬を始めた。)

=I started to ride horses last year.

 

・cease(~をやめる) 

 

・The company ceased operating after 31 March.(その会社は3月31日後は操業をやめた。)

=The company ceased to operate after 31 March.

 

・continue(~を続ける)

 

・Ken continued running.(ケンは走り続けた。)

=Ken continued to run.

 

・intend(~しようと意図する)

 

・I don’t intend explaining the procedure.(私はその手順を説明するつもりはありません。)

=I don’t intend to explain the procedure.

 

・neglect(~しないでおく ~し忘れる)

 

・Don’t neglect watering the lawn.(芝生に水をやるのを忘れないで。)

=Don’t neglect to water the lawn.

 

余談ですが、私はこれらの動詞を「好き嫌いで始めたり止めたり続けようと意図しないでおこう」と覚えています。

 

動名詞 不定詞 両方を目的語に取れるが動名詞 不定詞の場合で意味が異なる動詞と覚え方 

動名詞 不定詞 両方5

 

 

・remember(~したことを覚えている /~することを覚えている )

 

・I remember going to his house.(私は彼の家へ行ったことを覚えている。)

→家へ行った という事実があります。

・Remember to go to the bank next week.(来週銀行へ行くことを覚えておいて。)

 

・foget(~したことを忘れる /~し忘れる )

 

・The old man forgot eating breakfast.(その老人は朝ごはんを食べたことを忘れた。)

→朝ごはんを食べた という事実があります。

・The young man forgot to eat breakfast.(その若者は朝ごはんを食べることを忘れた。)

→朝ごはんは食べてない という事実があります。

 

・regret(~したことを後悔する /残念ながら~しなければならない )

 

・I regret telling you the truth.(私はあなたに真実を伝えたことを後悔しています。)

・I regret to tell you the truth.(私は残念ながらあなたに真実を伝えなければなりません。)

→tellは 第4文型 SVOOの形で使われています。

 

・try(試しに~してみる /~しようと試みる ~しようと努力する)

 

・She tried opeing the window. (彼女は試しに窓をあけてみた。)

・She tried to open the window.(彼女は窓を開けるようと試みた。)

 

 

傾向として、動名詞を目的語に取る場合は、「過去的に訳す」形になります。

 

ちなみに私はこれらの動詞を覚えるのために「覚えて忘れて後悔し残念がってまたトライしよう」と覚えています。

 

 

冒頭の問題解説

動名詞 不定詞 両方6

 

 

Aの問題の答えは Icontinued (to study または studying) English.(私は英語を勉強し続けた。) 

・continueは動名詞 不定詞 両方を目的語にすることができ、意味も同じです。

 

B:Don’t forget ( to post  ) this letter.(この手紙を投函するのを忘れないで下さい。)

・forget は動名詞 不定詞 両方を目的語に出来ますが、動名詞 不定詞で意味が違います。「~することを忘れる」の場合は 不定詞になります。

 

C:She remembered ( telling ) him the same thing.(彼女は彼に同じことを伝えたことを思いだした。)

・rememberは動名詞 不定詞 両方を目的語に出来ますが、動名詞 不定詞で意味が違います。「~したことを思い出す」の場合は動名詞になります。

 

D:Do you like (  to collect または collecting ) something?(あなたは何かを集めることが好きですか?)

・like は動名詞 不定詞 両方を目的語にすることができ、意味も同じです。

 

E:We regret ( to  inform  ) you that we can not accept credit card payments(残念ながらクレジットカード出ての支払いは受け付けていません。)

 ・regret は動名詞 不定詞 両方を目的語に出来ますが、動名詞 不定詞で意味が違います。「残念ながら~する」の場合は 不定詞になります。

 

 

重要文法用語まとめ

 

名詞を置ける位置

動名詞

不定詞の名詞的用法

動名詞のみを目的語に取る動詞

不定詞のみを目的語に取る動詞

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

動名詞 不定詞 両方を目的語にとっても〝意味が同じ場合〟・〝異なる場合〟の2つがある というところがポイントになります。

 

それぞれの動詞を覚えてしまい、可能な限り英作出来るようにすると良いでしょう。

 

 

完了不定詞 to have 過去分詞 初級者でも解る!

完了不定詞 to have 過去分詞

 

英文を読んでいると〝seem to have ~〟という形を観ることがあります。一見難しそうな文法項目ですが〝なぜそんな形を使うのか?〟を理解してしまえば、そんなに難しいものではありません。

 

 

完了不定詞 書き換え問題に挑戦しよう!

完了不定詞 to have 過去分詞2

 

・完了不定詞の書き換え問題に挑戦してみましょう!

 

1.〝He seems to have been surprised at her news.〟をIt seems that ~を使って書き換えて下さい。

 

2.〝The decrease in sleeping duration seems to have developed over the past 25years.〟をIt seems that  ~を使って書き換えて下さい。

 

3.〝It seems that he broke his leg. 〟をseem to~ の形を使って書き換えて下さい。

 

4. 〝It seemed that he had been interested in her.〟をseem to~の形を使って書き換えて下さい。

 

 

完了不定詞 to have 過去分詞のポイント

 

・完了不定詞を理解するためのポイントは以下です。

 

どうして完了不定詞を使う必要があるのか?を理解する。

どのような時間差があるのか?理解する。

 

 

不定詞の基本は大丈夫?

完了不定詞 to have 過去分詞3

 

 

・完了不定詞を学ぶ前に不定詞の全体像を理解する方が良いでしょう。以下の不定詞についての理解が不十分な方はまず全体像を把握してみて下さい。

 

不定詞の名詞的用法

不定詞の形容詞的用法

不定詞の副詞的用法

 

完了不定詞の形

 

・不定詞の基本が理解出来ている方はまず、完了不定詞の形をシッカリ覚えましょう!

 

完了不定詞の形は以下になります。

 

〝動詞 + to have 過去分詞〟

 

 

完了不定詞 to have 過去分詞を使う理由を理解する。

完了不定詞 to have 過去分詞4

 

・完了不定詞の形を覚えたら〝どうしてこのような形を使うのだろう?〟と理解する方が良いでしょう。その方がより応用力に繋がります。

 

まず完了不定詞ではないパターンの文をみて下さい。

 

〝She seems to be a famous actress.〟(彼女は有名な女優のようです。) 

 

・動詞 seems が〝現在形〟になっていて不定詞部分が普通の形(=完了不定詞を使っていない形)です。

・動詞seemsの時間とto be a famous actress の部分が共に同じ〝現在〟の話をしています。 

 

また以下のような場合も考えられます。

 

〝She seemed to be a famous actress.〟(彼女は有名な女優のようでした。) 

 

・動詞 seemed が〝過去形〟になっていて不定詞部分が普通の形(=完了不定詞を使っていない形)です。

・動詞seemedの時間とto be a famous actress の部分が共に同じ〝過去〟の話をしています。

 

ところが以下のような文になると話は違ってきます。

 

〝She seems to have been a famous actress.〟(彼女は有名な女優だったようです。)

 

・動詞 seems が現在形になっていますが不定詞部分が完了不定詞を使っています。

・動詞seemsの時間が〝現在〟なのに対して、to have been a famous actress.の部分が〝過去〟の話をしています。

 

このように、動詞の部分と不定詞部分に時間差が生じる時に完了不定詞を使わなければ、時間差を表現することはできない為に完了不定詞を使う必要があるのです。

 

賢い方は「時間差が生じる時に完了不定詞を使う必要があるのであれば、動詞の部分が現在形で不定詞部分が過去以外にもあるのではないか?」と分かるはずです。

 

そこで、動詞部分と不定詞部分に時間差が生じる場合にはどのような場合があるのか?を理解しておくことが重要になります。以下で説明します。

 

 

時間差にはどのようなパターンがあるか?

 

・完了不定詞は動詞部分よりも更に過去側の状態を表す場合に使うことが理解出来たら、この〝時間差パターン〟にはどのような場合があるのか?知っておくと、より理解が深まります。

 

動詞が現在形それよりも古い内容を表す場合。

 

〝She seems to have been a famous actress.〟(彼女は有名な女優だったようです。)

・上述説明部分で使われた形です。 

 

 

動詞が現在形それよりも前の内容に時間の幅がある場合。

〝She seems to have been a famous actress over the past three decades.(彼女は過去30年に渡って有名な女優だったようです。)

 

 

動詞が過去形それよりも古い内容を表す場合。

 

〝She seemed to have been a famous actress.〟(彼女は有名な女優であったようでした。)

・動詞seemedよりも完了不定詞を使っている部分が時間的に古い内容を表しています。

 

 

不定詞の完了形 書き換え について

完了不定詞 to have 過去分詞5

 

 

・不定詞の完了形をthat節を使った形に書き換えさせる問題が文法書などで登場しますが、上述の内容について理解していれば、書き換え問題を恐れなくても大丈夫です。

 

thatを使った書き換えをするにあたり重要なことは・・・ thatは接続詞なので〝that節内は完全な文になる〟ということです。

 

・She seems to be a famous actress.(彼女は有名な女優のようです。)

→It seems that she is a famous actress. 

 

・She seemed to be a famous actress.〟(彼女は有名な女優のようでした。) 

→It seemed that she was a famous actress. 

 

・She seems to have been a famous actress.(彼女は有名な女優だったようです。)

→It seems that she was a famous actress.

 

・She seems to have been a famous actress over the past three decades.(彼女は過去30年間に渡って有名な女優だったようです。) 

→It seems that she has been a famous actress over the past three decades.

 

〝She seemed to have been a famous actress.〟(彼女は有名な女優であったようでした。)

→It seemed that she had been a famous actress.

 

冒頭の問題解説

完了不定詞 to have 過去分詞6

・冒頭の問題の解説です。

 

1番の問題「〝He seems to have been surprised at her news.〟をIt seems that ~を使って書き換えて下さい。」 ですが・・・

 

答えは〝It seems that he was surprised at her news.〟になります。

訳:〝彼は彼女のニュースに驚いたようです。〟になります。

 

2番の問題「〝The decrease in sleeping duration seems to have developed over the past 25years.〟をIt seems that  ~を使って書き換えて下さい。

 

答えは〝It seems that the decrease in sleeping duration has developed over the past 25years.〟になります。

訳:〝睡眠時間減少は過去25年間に増した。〟になります。

・sleeping duration=睡眠時間

 

3番の問題「〝It seems that he broke his leg. 〟をseem to~ の形を使って書き換えて下さい。

答えは〝He seems to have broken his leg.〟になります。

訳:〝彼は足を折ったようです。〟になります。

 

4番の問題「〝It seemed that he had been interested in her.〟をseem to~の形を使って書き換えて下さい。

答えは〝He seemed to have been interested in her.〟になります。

訳:〝彼は彼女に興味を持っていたようでした。〟になります。

 

時間差と関係がある文法項目

 

・以下の文法項目も時間差と関係がある文法項目です。完了不定詞の考え方と似ています。

 

完了動名詞 having

分詞構文 having

 

重要文法用語まとめ

 

不定詞の名詞的用法

不定詞の形容詞的用法

不定詞の副詞的用法

that節

完了動名詞 having

分詞構文 having

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

時間差がある場合に to have 過去分詞を使う

どのような時間差があるか? と言う事を知っておく 

 

ことがポイントになります。丸暗記するのではなくて〝どのような状況で使われるのか?〟と考えてみることでより理解が深まります。

 

 

完了動名詞 having 知っておくべき〝時差〟!

完了動名詞 having 知っておくべき〝時差〟!

 

動名詞について文法書を読んでいる時に〝完了動名詞〟や〝動名詞having〟などというキーワードが目に飛び込んでくることがあります。高校の英文法の授業の時などで書き換え問題をする形でも出てきます。この書き換えを暗記しようとするとなかなか覚えるのは大変です。一見難しそうですが、原理が理解出来るとスムーズに理解出来ます。

 

今回は〝完了動名詞 having〟についてお伝えしたいと思います。

 

完了動名詞 havingが解ると以下の書き換え問題が出来ます!

完了動名詞 having2

・以下の書き換え問題に挑戦してみましょう!

 

A:I am proud that I was a teacher. (〝be proud of ~〟を使って書き換えて下さい。)

B:She admitted that she had told a lie. (動名詞を使って書き換えて下さい。)

C:He was ashamed that he had been late for the meeting.(〝be ashamed of~〟を使って書き換えて下さい。)

D:I regret that I stole the car.(動名詞を使って書き換えて下さい。)

 

 

 

完了動名詞 havingのポイント

 

完了動名詞havingのポイントは以下になります。

 

動名詞の基本(動名詞の形と位置の理解が不可欠

完了動名詞の形を覚える。

完了動名詞havingを使う理由を理解する。

完了動名詞havingが使われる位置

 

 

動名詞の基本は大丈夫?

完了動名詞 having3

 

完了動名詞を理解しようとしても、基礎的な動名詞の理解があやふやであれば理解することが出来ません。少なくとも以下の2点は理解しておくことが必要です。

 

動名詞の作り方と意味

動名詞を文の中で配置できる位置 (この中の動詞と前置詞の目的語の位置になります。)

 

 

完了動名詞の形

 

・動名詞の基本が理解出来ている方はまず、完了動名詞の形をシッカリ覚えて下さい。

 

完了動名詞の形は以下になります。

 

〝having + 過去分詞〟

 

 

完了動名詞 havingを使う理由を理解する。

完了動名詞 having4

 

 

完了動名詞havingを使いこなせるようになるには、理由を理解するのが一番の早道です。

〝完了動名詞havingを使う理由はhavingを使わなければ時間差を表現できないから〟という事になります。

 

書き換え問題にもなる文章ですが以下のように比較すると使う理由が明確になります。

 

A:He is proud of being a Formula1 driver.(彼はF1ドライバーであることを誇りに思う。)

B:He is proud that he is a Formula1 driver.(彼はF1ドライバーであることを誇りに思う。) 

 

A文では前置詞 of の目的語の位置で動名詞が使われていますが、〝誇りを持っている時間ゾーン〟と〝F1ドライバーである時間ゾーン〟は同じです。これはB文を見ると明白です。どちらもbe動詞はis です。〝完了動名詞 =having+過去分詞〟はこのように前後の時制が同じ場合には使う必要がありません。

 

ところが、以下のような文章を見ていくと、使う理由が明らかになります。

 

C:He is proud of having been a Formula 1 driver.(彼はF1ドライバーであったことを誇りに思う。)

D:He is proud that he was a Formula1 driver.(彼はF1ドライバーであったことを誇りに思う。) 

 

C文は 前置詞 of の目的語の位置で完了動名詞 having been が使われていますが、これは 誇りを持っている時間ゾーンは現在〟で〝F1ドライバーであった時間ゾーンは過去〟と時制のズレが生じている為です。完了動名詞havingはこのように文章の動詞の時間よりも更に古い内容を動名詞部分で表す必要があるために必要になる形です。

 

これはD文で見ると明らかです。動詞 iswas が使わており時間差が生じています。 C文を仮にhavingを使わず表した場合はA文の形になり意味が変わってしまいます。C文では時間の違いがあるためhavingが必要になります。

 

ちなみに時間差が発生する場合は以下のような場合でも起こります。

 

E:He was proud of having been a Formula1 driver.(彼はF1ドライバーであったことを誇りに思っていた。)

F:He was proud that he had been a Formula1 driver.(彼はF1ドライバーであったことを誇りに思っていた。

 

E文でも前置詞 ofの 目的語の位置で完了動名詞 having been が使われていますが、これは 誇りを持っていた時間ゾーンは過去〟で〝F1ドライバーであった時間ゾーンそれより前の大過去(=過去完了)〟と時制のズレが生じている為です。完了動名詞havingはこのように文章の動詞が過去形でその内容よりも更に古い内容を動名詞部分で表す必要がある場合にも必要になる形です。 

 

これはF文で見ると明らかです。動詞  was と had been が使わており、時間差が生じています。

 

余談ですが be proud ofの of をなぜ使うのか?とか、be proud that(※thatは接続詞のthatなのでthat以下に主語+動詞 という完全な文が来ます。) は何故このような形なのか?という質問を受けることがありますが、これはこういう物と覚えて使う方が悩まなくて良いでしょう。

 

完了動名詞 having 位置

完了動名詞 having5

 

・完了動名詞は、〝動詞の目的語〟と〝前置詞の目的語部分〟で生じます。

 

・He admitted having stolen her wallet.(彼は彼女の財布を盗んだことを認めました。)

 

※having~が動詞admitの目的語の位置で使わています。

※admitは動名詞のみを目的語に取る動詞の一つです。(megafepsを参照してみて下さい。)

 

・He is ashamed of having stolen her wallet.(彼は彼女の財布を盗んだことを恥じました。)

 

※having以下が前置詞ofの目的語の位置で使われています。

 

冒頭の問題の解説

完了動名詞 having6

 

 

A:I am proud that I was a teacher. (〝be proud of ~〟を使って書き換えて下さい。) の答えは・・・

〝I am proud of having been a teacher.〟(私は先生であったことを誇りに思う。)になります。

 

B:She admitted that she had told a lie. (動名詞を使って書き換えて下さい。)の答えは・・・

〝She admitted having told a lie.〟(彼女は嘘をついていたことを認めた。)になります。

※ admittedよりも更に古い時間になるので完了動名詞havingを使っています。

 

C:He was ashamed that he had been late for the meeting.(〝be ashamed of~〟を使って書き換えて下さい。)の答えは・・

〝He was ashamed of having been late for the meeting.〟(彼女会議に遅れたことを恥じていた。)

※was ashamed よりも古い時間になるので完了動名詞havingを使っています。

 

D:I regret that I stole the car.(動名詞を使って書き換えて下さい。)の答えは・・

〝Iregret having stolen the car.〟(私はその車を盗んだことを後悔しています。)

※regretよりも古い時間になるので完了動名詞havingを使っています。

 

 

重要文法用語まとめ

 

動名詞

・完了動名詞

前置詞の目的語の位置

接続詞 that

megafeps

 

とめ

 

いかがでしたか? 

 

文章の動詞よりも更に古い時間を表す場合に完了動名詞は必要になる。

という所がポイントです。

 

文法と文法のつながりを理解するために・・・・ 

 

名詞接続詞動名詞⇒完了動名詞と読んでみると、更に理解が深まると思います。

 

接続詞 前置詞 違い・見分け方が誰でも簡単にワカル!

接続詞 前置詞 違い・見分け方が誰でも簡単にワカル!

 

英文を読んでいると〝同じ英単語なのに使われ方が違っていてよく解からない!〟と思う事はないでしょうか?

 

様々なit色々なthatも識別が出来なければならないものの一つですが、今回の『接続詞 前置詞の違い』も区別できることが重要です。

 

 

接続詞 前置詞 違い・見分け方が解ると以下の問題が出来るようになります。

接続詞 前置詞 違い・見分け方2

 

AかB正しい方を選択し以下の(        )内を埋め和訳してみて下さい。

 

1(    )heavy rain,the road is closed.

A:because

B:due to

 

2 I did my best (       ) I was tired.

A:although

B:in spite of

 

3 Read this (       )talking to your boss.

A:before

B:because

 

4 Tell me how to learn a foreign language (       ) I sleep.

A:while

B:during

 

 

接続詞 前置詞 違い・見分け方のポイント

 

接続詞 前置詞 違い・見分け方のポイントは以下になります。

 

接続詞・前置詞の使い方を理解する。

接続詞・前置詞 両方で使える単語を知っておく。

前置詞的に使える表現を知っておく。

 

 

接続詞の使い方

接続詞 前置詞 違い・見分け方3

 

以前 副詞節を導く従属接続詞 のところでもお伝えしましたが、接続詞は以下のような形で使います。 

 

・I studied English after I ate dinner.(私は夕飯を食べた後で英語を勉強した。) 

・I listened to music before I went to bed.(私は寝る前に音楽を聴いた。)

 

上記の文の 〝after〟before〟 は接続詞として使われています。

 

接続詞は文と文を繋ぐ言葉であるので、接続詞の後ろには完全な文章が来ます。完全な文章と言うのは、その文章を取り出した時に意味が成り立つ文の事です。

 

 

前置詞の使い方

 

前置詞の後ろには、名詞や名詞句などが続きます。文章を続けることはできません。例文を観ていくと判り易いです。

 

・I studied English after lunch.(私は昼食後英語を勉強した。)

→前置詞 afterの後ろに 名詞 〝lunch〟 が続いています。

 

・We were surprised after talking with her.(私達は彼女と話した後で驚いた。)

→前置詞 after の後ろに 動名詞句〝talking with her〟が続いています。

 

 

接続詞と前置詞の両方で使える言葉

接続詞 前置詞 違い・見分け方4

 

上述したように接続詞と前置詞の使い方が解った後で、接続詞・前置詞両方で使えるものを記憶しておくと非常に便利です。以下のようなものです。

 

・after(~の後)

・before(~の前)

・until(~までずっと)

・since (~以来)

・as (~の時)

 

・I studied French after lunch.(私は昼食後フランス語を勉強した。)

→〝after〟を〝前置詞〟として使っています。

 

・I studied French after I ate lunch.(私は昼食を食べた後でフランス語を勉強した。)

→〝after〟を〝接続詞〟として使っています。

 

・I cleaned my house before breakfast.(私は朝食前に家を掃除した。)

→〝before〟を〝前置詞〟として使っています。

 

・I cleaned my house before I ate breakfast.(私は朝食を食べる前に家を掃除した。)

→〝before〟を〝接続詞〟として使っています。

 

・I will be busy until next week. (来週まで私は忙しいでしょう。)

→〝until〟を〝前置詞〟として使っています。

 

・I will not go out until it stops raining.(私は雨が止むまで外出するつもりはありません。)

→〝until〟を〝接続詞〟として使っています。

→〝until〟の中が未来形になっていないのは〝時・条件の副詞節内は現在形〟のルールが働いているからです。

 

・I have been making it since last Friday.(私は先週の金曜日からそれを作っている。)

→〝since〟を〝前置詞〟として使っています。

→この文では現在完了進行形が使われています。

 

・They have known each other since they were young.(彼らは若い頃からお互い知っている。)

→〝since〟を〝接続詞〟として使っています。

 

As he was young, he traveled around the world.(彼が若かった時、彼は世界中を旅した。)

→〝as〟を〝接続詞〟として使っています。

 

As a young man , he traveled around the world.(若かった時、彼は世界中を旅した。)

→〝as〟を〝前置詞〟として使っています。

 

 

前置詞的に使う表現について

 

接続詞のように使ってしまうけれど・・実は前置詞or前置詞的に使う表現(=後ろは単語や句などになる)〟 表現があります。

どのようなものがあるのか?を頭に入れておくと英文を読む際の文章構造の判別やTOEIC試験の文法問題などで役に立ちます。

以下になります。

 

・due to ~  owing to~ because of~(~のため)

・during~(~の間)

・despite~ in spite of~ (~に関わらず) 

 

接続詞と対比した表が以下になります。

 

   接続詞前置詞 or 前置詞的に使う表現  意味
 because due to ~  owing to~ because of~ ~のため
 while during~ ~の間
 altough though despite~ in spite of~ ~に関わらず

 

 

冒頭の問題解説

接続詞 前置詞 違い・見分け方5

 

冒頭の問題の解説です。

 

1(    )heavy rain,the road is closed. 

A:because

B:due to

 

・正解はBのdue to です。

・和訳は〝大雨のためその道路は閉鎖されている。〟

・(  )内の直後が名詞句の為、前置詞的に使う表現 due to が入ります。

 

 

2 I did my best (       ) I was tired.

A:although

B:in spite of

 

・正解はAの althoughです。

・和訳は〝私は疲れていたが最善を尽くしました。〟

・(  )内の直後が文(=主語+動詞という構造)の為、接続詞 although が入ります。

 

 

3 Read this (       )talking to your boss.

A:before

B:because

 

・正解はAの beforeです。

・和訳は〝あなたのボスに話す前にこれを読みなさい〟

・(  )内の直後が動名詞の為、前置詞のbefore が入ります。(※beforeは接続詞としても使えますが、ここでは前置詞として使われています。)

 

 

 

4 Tell me how to learn a foreign language (       ) I sleep.

A:while

B:during

 

・正解はAのwhile です。

・和訳は〝私が寝ている間に外国語を習得する方法を私に教えて下さい。〟

・(  )内の直後が文の為、接続詞のwhile が入ります。

・動詞tellがここでは第4文型SVOO型で使われています。

・how to learn は疑問詞+to 不定詞の形です。

 

 

 

重要文法用語まとめ

 

前置詞

動名詞 

副詞節を導く従属接続詞

時・条件の副詞節内では現在形

現在完了進行形

第4文型SVOO

疑問詞+to do

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

接続詞と前置詞の使い方・構造を理解する。

〝接続詞・前置詞両方で使えるもの〟〝前置詞的に使う表現〟を覚えておく。 

 

という2点がクリアできると、接続詞・前置詞の違い・見分け方はラクラク解決されるはずです!

 

 

2017年8月25日 | カテゴリー : 品詞, 接続詞 | 投稿者 : HOSHINO

接尾辞 fy を知って動詞の数を確実に増やそう!

接尾辞 fy を知って動詞の数を確実に増やそう!

 

TOEICの問題などに品詞の識別を問う問題が出題されます。そんな時に〝接尾辞〟の知識があると便利です。

 

自分が既に習得している英単語を少し加工するだけで語彙を増やしたり文章構造を把握するために役立つのは非常にお得です!今回は〝接尾辞 fy〟についてお伝えしたいと思います。

 

 

接尾辞 fy の意味

 

・接尾辞 fy は 英単語の一番後ろに配置し〝動詞化〟するために使われます。

 

~化する〟〝~にする〟のような意味になります。

 

例えば以下のような例です。

 

・simple(単純な)+fy ⇒ simplify ~(~を単純化する)

 

TOEICの品詞識別の問題などで 〝fy が付いている単語は動詞である可能性が高い〟という事を知っているだけで、正しい品詞を選択できる可能性は高まります。

 

 

接尾辞 fy が付く英単語

 

※身近な単語に fy を付けるだけで知っている動詞の数を増やすことが出来ます!

 

・acidify(~を酸性化する) acid(酸)  acid rain (酸性雨)

・alkalify(~をアルカリ化する)

・ammonify(~をアンモニアと化合させる)

・amplify(~を増幅させる) 

・beautify(~を美しくさせる ~を美化する)

・calcify(~を石灰化させる)  歯の再石灰化を促進させる リカルデント というガムがあります。

・citify(~を都市化する)

・clarify(~を明確にする)

・classify(~を分類する)

・cockneyfy(~をロンドン子化させる)

・codify(~を法典に編む)

・compactify(~をコンパクトにする)

・cost-justify(支出を正当化する)

・counterexemplify(~を反証する)

・crucify(~を張り付けにする)  cross 十字架 crusader 十字軍戦士

・damnify(~を侵害する)

・declassify(~の秘密を解除する)

・dehumidify(~から除湿する)

・detoxify(解毒する)  デトックス

・disqualify(資格を奪う) disqualified=DSQ 失格

・dissatisfy(不満を抱かせる)

・diversify(~を多様化する)

・electrify(~を電化させる)

・falsify(~を偽る) false(偽りの) true false questions=○×問題

・justify(~を正当化する)

・liquify(液化する) liquid 液体

・magnify(~を拡大する)

・minify(小さくする)

・notify(~に通告する)

・personify(~を擬人化する)

・qualify(~に資格を与える)

・reunify(~を再統合する)

・specify(~を具体的に述べる)

・terrify(~を恐れさせる)

・testify(~を証言する)

・unify(~を統合する)

・verify(~を証明する)

・vilify(~を中傷する)

・vinify(~を醸造する)   vine tree=ブドウの木

・vivify(~に活気を与える)  vivid =鮮やかな

・Yankeefy(~をヤンキー化する)

 

知っていると便利な 接頭辞

接尾辞  fy3

 

 

以下のような接頭辞を知っておくと語彙力UPに役立ちます!

 

anti

dis   (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)

・in

im  (〝反〟〝無〟〝不〟)

ir     (〝反〟〝無〟〝不〟)

il    (不〟〝非〟〝無〟)

sub    (〝~の下〟〝副〟)

・un

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか? 既知の単語にfyを付けるだけで(~する ~化する)という意味を表し動詞化できるものがかなりあります。

 

英単語の記憶は大変ですが、頭の中に一つ引っ掛かりを付けて上げるだけで記憶の定着は変わってきます。丸暗記も必要ですが接尾辞を知ると無味乾燥な記憶から解放され面白いものです。

 

 

英語 代名詞〝 it〟 使い方 知っておくべき5種類

英語 代名詞 〝it〟  使い方 知っておくべき5種類

 

英文リーディングを行っている時に様々なingや色々なthatの識別が重要になります。これらの判別が出来なければ文章構造を正確に取ることが出来ないケースがあるからです。

 

〝it〟 にも様々な種類があり、これらを正確に判断することが正確な文章構造把握へと繋がり正しい英文解釈に繋がります。

 

今回は〝itの種類と識別〟についてお伝えしたいと思います。

 

英語 代名詞 it 使い方 が解ると以下の英文を正確に和訳できるようになります!

英語 代名詞 it 2

 

・以下の英文の〝it〟の種類を考えながら和訳をしてみて下さい。

 

1.It was very windy yesterday.

2.It was the day before yesterday that my uncle visited New York.

3.I found it easy to play the violin.

4.I will think about it.

5.It is important to master several foreign languages.

6.It was my old dictionary.

 

 

英語 it 使い方のポイント

 

英語 it 使い方のポイントは以下になります。

 

〝どのような種類のitがあるのか?〟把握しておく。

それぞれのitの使い方を正確に理解する。

itを文中で見つけた時に気を付けることを頭に入れておく。

 

 

代名詞 it

英語 代名詞 it 3

 

それ〟と日本語訳が出来る it です。例えば以下のような英文です。

 

『She broke a pen.』(彼女はペンを壊した。)

『It was mine.』(〝それ〟は私のものでした。)Itを主語の位置で使っています。〝It〟は the pen と言い換え出来ます。

The pen was mine. と言い換えが可能です。

 

もう一つ例を挙げたいと思います。

 

『She gave me a pen.』(彼女は私にペンをくれました。)

『But I lost it』(しかし私はそれを失くしました。)itを目的語の位置で使っています。〝it〟は the pen と言い換え出来ます。

※動詞 give の英単語の語順を理解したい方は・・〝SVOO動詞が全然解らないにサヨナラ!”を参照してください。

 

このように「代名詞 it=〝the + 名詞〟 と考えることが出来る」 という点がポイントです。 

 

 

天気などの it

 

〝it〟 を特に日本語訳しないにも関わらず文頭に置いているのが 天気 などを表す it です。これは、天気 季節 時間 寒暖 明暗 などの概念を表す時に使われます。

 

・It was cloudy yesterday.(昨日は曇りでした。)

・It is summer now.(今夏です。)

・It is 7 o’clock now.(今7時です。)

・It is cold today.(今日は寒いです。)

・It is dark in this classroom.(この教室は暗いです。) 

 

※これらの it は〝それ〟とは和訳出来ないという点が重要です。

 

形式主語 it

英語 代名詞 it 4

 

本来の主語を文の後ろに移動する為に文頭に it を置いている形です。

 

To speak Chinese is difficult for me.

That he made a mistake on purpose is clear.

 

太字部分が長い主語であるため、文頭に it を置き 長い主語の部分であった〝To ~ difficult〟や〝That ~ purpose〟を文章の後ろに移動する為にIt を前に置き、以下のような英文を作っています。

 

It is difficult for me to speak Chinese.(私にとって中国語を話す事は難しい。)

※ 〝for me〟の部分では不定詞の意味上の主語が使われています。

 

It is clear that he made a mistake on purpose.(彼が意図的にミスをしたのは明らかです。) 

 

このような it を形式主語のit と呼びます。

 

※さらに形式主語について理解したい方は・・・ 〝形式主語 itは3つのポイントで大丈夫!を参照してみて下さい。

 

 

強調構文 it

 

英文中の主語、目的語、副詞句、副詞節などを強調したい時に文頭に it を置く場合があります。例えば以下のような英文の太字部分を強調しようとします。

 

・I saw Ken near the store yesterday.(私はケンを昨日そのお店の近くで見た。) 

 

太字部分を強調するために、以下のような形にすることが出来ます。

 

・It was near the store that I saw Ken yesterday.(私がケンを昨日見たのはそのお店の近くでした。) 

 

このような文法パターンを強調構文と呼びます。一見、上述の形式主語と似ているので注意が必要です。

 

※強調構文と形式主語の判別に興味がある方は・・・〝強調構文 形式主語 見分け方をマスターしよう!〟を参照してみて下さい。

 

 

形式目的語 it

英語 代名詞 it 5

 

〝it〟の中には形式目的語もあります。これは本来の目的語が長い時に使われる形です。

 

・I found to cook delicious dishes difficult.(私は美味しい料理を作ることが難しいと分かりました。)

・I think traveling alone in the country dangerous.(私はその国を一人で旅行することは危険だと思います。) 

 

上記太字部分が目的語が長い形であり、これをスッキリとした形にさせるために 形式目的語 it を使い長々した目的語を以下のように後ろに移動することが出来ます。

 

・I found it difficult to cook delicious dishes.

・I think it dangerous traveling alone in the country.

※aloneの使い方に自信が持てない方は〝aloneの使い方を理解するために必要不可欠なポイント!〟を参照してみて下さい。

 

このように英文中の目的語の位置に it を見つけた場合は形式目的語の可能性があるので要注意です。代名詞のit か形式目的語の it の区別をする必要があります。

※形式目的語について更に詳細を知りたい方は〝形式目的語ー動詞との関係を理解している?〟を参照してみて下さい。

 

 

様々な it をラクに判別する方法

 

・文章の中に it が出現し判別に迷ったら以下のように考えるとスムーズに判別できると思います。

 

文頭に it が出てきたら代名詞(=それ)や天気のit ではないか?確認する。

代名詞や天気のitでない場合は形式主語か強調構文の it になるので不定詞やthatが文の後ろに無いか確認する。

文中の目的語の位置にitが出てきた場合は、代名詞(=それ)のit ではないか?確認する。

目的語のitが代名詞(=それ)でない場合は 形式目的語の可能性が高いので後ろに不定詞や動名詞などが無いか確認する。

 

 

冒頭の問題の解説

英語 代名詞 it 6

 

・冒頭の問題の和訳と解説です。

 

1番の問題〝It was very windy yesterday.〟ですが・・・

 

和訳は〝昨日は風が強かった〟になります。

この場合の it は〝天気のit〟になります。

 

2番の問題〝It was the day before yesterday that my uncle visited New York.〟ですが・・・

 

和訳は〝叔父がニューヨークを訪れたのは一昨日のことでした。〟になります。

この場合の it は〝強調構文のit〟になります。

元々の文章は〝My uncle visited New York the day before yesterday〟です。この中の the day before yesteday を強調する形になっています。

 

3番の問題〝I found it easy to play the violin.〟ですが・・・

 

和訳は〝私はバイオリンを弾くことが簡単だと分かった〟になります。

この場合の it は〝形式目的語のit〟になります。元々の文章は〝I found to play the violin easy〟です。目的語の部分が長い形になっています。

 

4番の問題〝I will think about it.〟ですが・・・

 

和訳は〝私はそれについて考えるつもりだ〟になります。

この場合の it は〝代名詞 it(=それ) 〟になります。think about の目的語の位置でit を使っています。

 

5番の問題〝It is important to master several foreign languages.〟ですが・・・

 

和訳は〝いくつかの外国語を習得することは重要です〟になります。

この場合の it は〝形式主語のit〟になります。

元々の文章は〝To master foreign languages is important.〟です。 To master foreign languages の部分が長い主語になっており、これを形式主語 it に置き換え主語をスッキリまとめた形になっています。

 

6番の問題〝It was my old dictionary.〟ですが・・・

 

和訳は〝それは私の古い辞書でした。〟になります。

この場合の it は〝代名詞 it (=それ)〟になります。

 

 

重要文法用語まとめ

 

・代名詞

形式主語

強調構文

形式目的語

aloneの使い方

SVOO動詞

 

その他 英文構造解析に役立つ文法項目

 

that 使い方を理解しよう!

ing 英語 進行形 現在分詞 動名詞 分詞構文 見分け方

when 使い分け 5つのパターン 区別は大丈夫?

 

まとめ

 

いかがでしたか? it の識別の理解は進みましたか?

 

どのようなitがあるのか?

it が文中にある時にどのような点に気を付ければ良いのか?

 

が解ると it の判別はスムーズに進みます。it判別の考え方を理解し最終的に頭の中で自動的に処理できるようになることが目標です。

 

2017年7月28日 | カテゴリー : 名詞, 品詞 | 投稿者 : HOSHINO

接頭辞 il 知っておくべきスペルとの関連性

接頭辞 il 知っておくべきスペルとの関連性

 

前回までの接頭辞〝im〟と〝ir〟はそれぞれ似たような意味を持ち、後ろにくる綴りが限定されるものでした。

 

今回も、同じ意味を持ち綴りと関連性がある接頭辞〝il〟についてお伝えしたいと思います。

 

接頭辞 ilのポイント

接頭辞 il2 

 

・接頭辞 il のポイントは以下になります。

 

接頭辞 il はどのような意味を持つか?

接頭辞 il と綴りとの関係

接頭辞 il を持つ英単語にはどのようなものがあるか?

 

 

接頭辞 il の意味

 

・接頭辞 il は〝不〟〝非〟〝無〟 の意味になります。

 

 

接頭辞 il と綴りとの関係

 

接頭辞 il は綴りとの関係が強い接頭辞です。

 

綴りが〝l〟の前で使われます。

 

ですから〝il〟が付く英単語は極めて限定的であることが分かります。

 

※綴りとの関連性がある接頭辞には以下のようなものもあります。

 

im

ir

 

 

接頭辞 il の付く英単語は?

接頭辞 il3

 

・上で述べたように〝il〟の付く英単語は数が限られます。そして、ilが付く形で英単語を覚えておくと、これを外した時の意味も自動的に覚えられるので非常にお得です。

 

・illegal(不法な)

・illegality(不法)

・illegible(読みにくい)

・illegitimacy(非合法)

・illigitimate(非合法の)

・illiberal(心の狭い)

・illiberality(心の狭いこと)

・illicit(不法な)

・illimitable(無限の)

・illiteracy(読み書きができないこと)

・illiterate(読み書きができない)

・illogical(非論理的な)

 

 

ilと同じような意味を持つ接頭辞は?

接頭辞 il4

 

・ilと同じような意味を持つ接頭辞には以下のようなものがあります。

 

dis   (〝分離〟〝反〟〝無〟〝不〟)

・in

im  (〝反〟〝無〟〝不〟)

ir     (〝反〟〝無〟〝不〟)

・un

・anti

 

その他の接頭辞

 

・その他の覚えておくと便利な接頭辞です。

 

sub (〝~の下〟〝副〟)

 

 

まとめ

 

・いかがだったでしょうか?接頭辞 il の理解は進みましたか?

 

・〝不〟〝非〟〝無〟の意味を持っている。

綴り〝l〟の前で使われる。

 

という2点を抑えておくと、綴りも覚えやすくなりボキャブラリービルディングの手掛かりになると思います。

 

far 比較級 最上級 使い分けを簡単に!

far 比較級 最上級 使い分けを簡単に!

 

英文を読んでいると〝far〟という英単語がポツポツ出てきます。そして、farの比較級や最上級もよく出てきます。この時に、案外どのような使われ方をしているのか? を理解している方が少ないように感じます。正確に理解しライティングやスピーキングで応用できると便利です。

 

今回は「far の比較級 最上級」についてお伝えしたいと思います。

 

 

farの比較級・最上級が理解出来ると以下の英作が出来るようになります!

far 比較級 最上級2

 

1.これは空港から最も遠い村です。

2.その老人はキノコを探すために更に遠くへ行った。そして遺体で発見された。

3.彼のお墓はその地域で最も遠くに位置しています。

4.私はさらなる情報を得た。

 

 

far 比較級・最上級のポイント

far 比較級 最上級3

 

far 比較級・最上級のポイントは以下になります。

 

farの品詞について理解する。

farの意味を理解する。

farの比較級・最上級の形の変化を理解する。

 

 

far の品詞・意味は大丈夫?

 

farの比較級・最上級を理解する前に far の〝品詞〟と〝意味〟は大丈夫でしょうか?

比較級最上級品詞との関連性が強いので、その点が理解出来なければ far の比較級・最上級を覚えてもうまく使いこなせないからです。

 

 

☆farの品詞と意味は以下になります。

 

farが形容詞で使われた場合

 

・farが形容詞で使われると「遠い」という意味になります。ですから、以下のような使われ方をします。

 

・Ghana is a far country.(ガーナは遠い国です。)

 

※形容詞の位置について理解が曖昧な方は「形容詞が名詞を修飾する場合の重要ルール」を参照してみて下さい。

 

 

farが副詞で使われた場合

far 比較級 最上級4

 

・farが副詞で使われると、①「遠くへ」、②「ずっと」という意味になります。

ですから以下のような使われ方をします。

 

①He went far away.(彼はさらに遠くへ行った。)

②This stone is far heavier than that stone.(この石はあの石よりずっと重い。)

 

※副詞の位置について理解が曖昧な方は「副詞の位置」を参照してみて下さい。

 

 

far の比較級・最上級

 

・farの比較級・最上級は以下のような形になります。

 

  原級 比較級 最上級
 far(遠い 形容詞)  farther(より遠い) farthest(最も遠い)
 far(遠くへ・ずっと 副詞) farther(より遠くへ) farthest(最も遠くへ)

 

 

 

far further furthest とは何?

 

上述した形容詞 副詞 の比較級・最上級の形の他に以下の形もあります。

 

 原級 比較級 最上級

  far

(形容詞)

 further

(さらなる・より遠い=farther)

 furthest

(最大限の・最も遠い= farthest)

   far

(副詞)

  further

(さらに・より遠くへ=farther)

 furthest

最大限に= farthest)

 

 

その他の正確に理解しておきたい比較級・最上級

 

・以下のややこしい比較級・最上級も理解出来ると簡単です!

 

good well 比較級 最上級を本当に使いこなせていますか?

many much 比較級 最上級でまだ悩んでいるの?

bad 比較級 最上級 を3つのポイントで理解しよう!

 

 

 

冒頭の問題解説

far 比較級 最上級5

 

冒頭の問題解説です。

 

1番の問題「これは空港から最も遠い村です。」ですが・・・

答えは「This is the farthest village from the airport.」になります。

 

・形容詞 far (遠い)の最上級〝farthest〟を使っています。

 

 

2番の問題「その老人はキノコを探すために更に遠くへ行った。そして遺体で発見された。」ですが・・・

答えは「The old man went farther away to look for mushrooms and found dead.」になります。

far 比較級 最上級6

 

・副詞 far (遠くへ)の比較級〝farther〟を使っています。

・to look for ~ →不定詞の副詞的用法の目的用法 を使っています。

 

 

3番の問題「彼の墓地はその地域で最も遠くに位置しています。」ですが・・・

 

答えは「His cemetery is located farthest in the area.」になります。

・副詞 far (遠くへ)の最上級〝farthest〟を使っています。

 

 

4番の問題「私はさらなる情報を得た。」ですが・・・

答えは「I got further information.」になります。

 

・形容詞 far の比較級〝further=さらなる〟を使い名詞 informationを修飾しています。

 

 

 

重要文法用語まとめ

 

比較級

最上級

形容詞

副詞

不定詞副詞的用法の目的用法

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか? farの比較級・最上級の理解は進みましたか?

 

farの品詞と意味の理解

farの比較級・最上級の変化と形の理解 

 

の2点がポイントになります。